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知りたい人いますか~?これがキング・イヤウケアだ! [エッセー・闘う敗北者たち]

キング・イヤウケアはだいたい「上の下」あるいは「中の上」という扱いのプロレスラーだった。
プロモーター的に見ても、シリーズを爆発的に盛り上げてくれることはあり得ないけれど、
そこそこ会場を沸かしてくれるだろう、中~小規模な会場ならそこそこ動員の手助けのなるだろう・・そんなポジションのレスラーだったと思う。
え?キング・イヤウケアがどんなルックスか知りたい?
なんて人もいるかもしれませんよね。
全盛期のイヤウケアはほぼあんこ型の体型で、腹は常に大きく突き出ていた。しかし特徴的なのが脚で、上半身の太りようの割には細かった印象がある。もし総合格闘技へ出れば、タックルで倒されて終わり!という体型ではある。黒髪はチリチリで長く、歪めて「ハウハゥ」と吠える口の周囲に黒々とひげを蓄えている。そして額には流血ファイターの勲章とも言える無数の傷跡が。
と、ここまで書いてふと思ったのだが、一億数千万の人口を誇る日本。
しかし今この瞬間にキング・イヤウケアの特徴を描写している人間が何人いるだろうか。
ひょっとしてわたしだけ?などと不思議な気分にならなくもない「素敵なバカ(美の探究者)」なのだった。

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イチローカウントダウン!今日は1安打だ!10年連続200本へあと何本? [美学的イチロー]

ほええええ!
イチロー、今日のエンジェルス戦、6打数で1安打だ!
6打数ならせめて2安打・・。
おっと、贅沢は言うまい!

これで10年連続200本安打まであと21試合で16安打だ!!

ファンはシアトルへ「複数安打~、複数安打~!!」という強力な念を送ろうではないか!


● ルコ美醜悪学 総論 23 [ルコ美醜悪学]

アートを大学教授や評論家や学芸員、ましてやスノッブの占有物としてはならない。
アートはどのような人に対しても、魂を解放し、あるいは魂を蘇らせる力がある。
もちろんアートに対して魂を開いていればだが。


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失われた1,500円を求めて。運転免許センターの逆襲。 [生と死のためのアート]

とか何とか言いながら、ついつい交通安全協会会費が1,500円払ってしまったわたし。
しかし実際問題、免許更新案内の葉書にこの額は記載されていないのだから、1,500円持っていない人も多くいるだろう。
え?いない?それともいる?まあよく分からないのだけれど・・。
それにしても予想だにしなかった1,500円の出費。
その喪失感は大きく「素敵なバカ(美の探究者)」の心にのしかかる。
(1,500円・・。78円のポテトチップスであれば19袋変える。スターバックスで290円のコーヒーを5回飲める。映画サービスディなら1,000円で映画を観たあと、スターバックスで480円のコーヒージェリーフラペチーノをいただくという夢のような贅沢ができるではないか。1,500円あれば美味しいダロワイヨーのマカロンが・・・)
悔しさと後悔の念が苦渋となって体を駆け巡る。
(ああ、おれはどうしてこんなに酷い目にばかり遭うのかなあ)
空を見上げればトンビが二羽、楽しそうに舞っていた。

つづく

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モントリオール世界映画祭最優秀女優賞深津絵里の10代と37歳の今とアンチエイジング。今夜吉高由里子「美丘」第9話。 [吉高由里子]

わたしが、「深津絵里が37歳」などと敢えて年齢を記すのは「年齢の括り」にこだわっているからではなく、世の中が「年齢という数字」へのこだわりをできるだけ少なくしてほしいからだということは以前も書いた。
深津絵里の10代の映像と現在を比べてみて、10代~20代が女性の一番美しい時期などとは誰も言えないだろう。
年齢による身体の変化を軽視するつもりはないが、要は生き方次第で年齢を重ねても「維持」どころか10代~20代よりもずっと魅力的になれる可能性があるということだ。

今夜、吉高由里子「美丘」第9話が放送される。
今夜を含めてあと2話の予定だ。
吉高由里子がどんな可能性を見せてくれるか。


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君への本当の愛の短い言葉 新変奏曲 2010年9月11日 [愛の景色]

今年の秋が完璧になる前に髪型を変えた君を見て感じたのは、毅然とした女は綺麗だなということ。
君の毅然さが心地いい。


タグ:アート 言葉
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まだ中空にいるスヴェトラーナ!とアルベール  こんなバトンがあったのか!? [生と死のためのアート]

「タンホイザーゲートにかかるオーロラ」
どうしてこんな言葉を思い出したのだろう。
そもそもタンホイザーゲートとは何なのだ。
「ブレード・ランナー」でレプリカントの口から発せられた言葉だということは分かっている。
しかし「それ以外の何か」を感じるのだ、「タンホイザーゲート」という言葉に。
「アルベール!」
スヴェトラーナの声だ。
「考えごと?」
ぼくは人差し指でスヴェトラーナの鼻をちょんと触れた。
「お見通しなんだね、スヴェトラーナ」
「ええ、アルベールのことならスペシャリストよ!でも今考えごとなんてダメ」
「え、なぜだい、スヴェトラーナ?」
「まあ!おトボケね、アルベール!わたしたち今、空中にいるのよ」
「ふふ、分かってるさ、スヴェトラーナ!ちょっとトボケてみたかったのさ!」
「イタズラね、アルベール!でもわたしたち今・・」
「ぼくたち今・・」
「堕ちてる・・」
「堕ちつつある・・」


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