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「エトワール・ガラ2010」。エレオノーラ・アバニャートとマチュー・ガニオの「カルメン」。 あるいはミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamの「白の組曲」。 [愛とバレエ]

「エトワール・ガラ2010」。
ローラン・プチの「カルメン」から寝室の中。
バレエ界の軌跡とも言える振付の一つだ。
男女、つまりカルメンとホセの愛の営みを、流麗に、いびつに、ときに滑稽に描き尽くす。
「どうしてこんなことを思いつくのだ」と呆れるほど見事なフォーメーションの連打が官能を揺さぶる。
踊るのはパリ・オペラ座バレエ団のエレオノーラ・アバニャートとマチュー・ガニオ。
美しい、本当に美しい二人だ。
踊り出す前から飛び抜けて美しい。
そう言えばわたしはエレオノーラ・アバニャートと話したことがあるのだ。
でもそれはまた別の話。

そうしてわたしの想念はそれでもミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamへと向かう。
「白の組曲」を踊るミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamは人間の生むせつないまでの美しさ。

ミリアム、あなたは知らない世界から落ちて来た朝露のように美しい!
Myriam!
Vous êtes belle comme la rosée du matin qui est tombée du monde que je ne connais pas!

あなたは最も繊細なバレリーナなのだ。
Vous êtes la ballerine la plus sensible.


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イチローカウントダウン!本日2安打!10年連続200本安打まであと30試合で31本 [美学的イチロー]

さあ、今日のエンジェルス戦、イチローは2安打!
んんんんんん・・!
10年連続200本安打まであと30試合で31本だ!

しかし「3安打目」がなかなか出ない。
それと、今日は内野安打2本である。
まだ「爆発」はないのか、もうすぐあるのか?
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運転免許センターの電話と「素敵なバカ」 [生と死のためのアート]

さて運転免許証更新というつらいことにも正面からぶつかろうと雄々しく決意したわたし。
しかし(少しでも負担は軽くならないかなあ)などとセコイ考えが台頭するとは何事だ!
で、止せばいいのに電話をしたわけだ、某運転免許センターに。
「もしもし免許センターです」
・・・・・
いきなりこの時点で声が仏頂面。
「受付時間なんですけど、早く行くメリットなんてありますか」なんて下らない質問をしたわたしもわたしだが、
「ハッ?」という感じでいかにも心外そうな口調の電話応対。
それを聞いたわたしが心外に感じたのは言うまでもない。

つづく

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君への本当の愛の短い言葉 新変奏曲 2010年9月1日 [愛の景色]

9月になった。
ぼくは思い出す。
8月に観た君の汗を。
遠くから見た君の汗も、近くで見た君の汗も、
本当に綺麗だった。

タグ:アート 言葉
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映画「婚前特急」で「美丘」吉高由里子、「ジョーカー 許されざる捜査官」杏共演。画家松井冬子が「トップランナー」で「不気味」だと評したアイテムとは。 [吉高由里子]

映画「婚前特急」は公開が来年とまだ先だが、吉高由里子「主演」、そして主要な役で杏が出演するという実に注目すべきキャスティングとなっている。
吉高由里子にとっても映画本格主演は「蛇にピアス」以来となる。
天才吉高由里子にしても「映画主演」というのは(今のところ)そうしょっちゅうあるわけではない。
だからこそ貴重なのだ。
しかも杏が主要な役で共演。
渡辺謙という偉大な父を持ちながら、早くもその大ブランドとは別の次元で大きな才能を発揮する杏だ。
杏のようなケースは珍しいと思う。
その杏が本格的に映画主通園するのが「婚前特急」ということになるのだから、さらに興味は深まる。
吉高由里子と杏を中心としたコメディ。
これからも情報を待とう。
監督は前田弘二監督だ。

「トップランナー」での松井冬子の印象的な言葉の一つ・・「ウエディングドレスは不気味なアイテムだ」(笑)
これはウエディングドレスそのものについてではなく、それにまつわる日本人女性の意識について言及した言葉だ。
「100パーセント」ではないにせよ、かなりの部分で賛成である。


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● ルコ美醜悪学 展開-会話 8 [ルコ美醜悪学]

多くの毒舌家の特徴。
(才能あるプロ芸人の毒舌は「芸」だから別である。あくまで「才能ある」だが)

自分の毒舌は許されていると思っている。
自分の毒舌は「楽しまれている」と思っている。
自分の毒舌はセンスがいいと思っている。
毒舌家の自分は「カッコいい」と思っている。

ああ、勘違い人生。

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まだ見ぬ友と、すでに出会った友へ 3 [まだ見ぬ友と、すでに出会った友へ]

友よ。
今君は巨大な山の頂に一人でいるのだろう。
その山の頂はかつて晴天の下に会ったことはなく、これから先に太陽が見える日は来ないかもしれない。
しかし友よ。
だからそこに立っているのだろう。
そんな危険な山の頂きに。
降り注ぎ続ける幾約万の矢を受ける危険にさえ直面しながらも。

タグ:アート 言葉
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