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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年9月25日 [愛の景色]

「愛」について
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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「チェコの女子テニスに〈可愛いい〉は必要ないのか、レプリカント的なカロリナ・プリスコバ」。2017年9月25日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「チェコの女子テニスに〈可愛いい〉は必要ないのか、レプリカント的なカロリナ・プリスコバ」

末尾ルコ「テニス観戦で知性と感性を鍛えるレッスン」

そう言えばチェコのテニスは、テニスでもマルチナ・ナブラチロワ、ハナ・マンドリコワ、イワン・レンドルら、スポーツ史に残るような大スターを輩出している。

2016年フェド・カップ決勝。
チェコVSフランス。
その初戦、カロリナ・プリスコバ(チェコ)VSクリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)は壮絶な長期戦となった。
タイブレークが無いために、延々と続く第3セット。
試合時間は3セットマッチの女子のものとしては異例の、4時間に近づいていく。
結局2016年後半好調のプリスコバが押し切ったが、恐るべきは二人のプロポーション。
まるで高級ブテイックのマネキン人形が試合をしているような体形の二人であり、見栄えがするといったらない。
顔は二人ともややシビアで甘さはあまりない。
とりわけプリスコバは映画『ブレードランナー』にレプリカント役で出演してもらいたいような容姿である。

そう言えばチェコ出身の強豪テニス選手は多いけれど、あまり「可愛い」とか「チャーミング」だとかいう顔は見たことがない。
だいたいが「やや怖い」系の顔の選手が多い。

そう、フランツ・カフカを、ミラン・クンデラを輩出したチェコの大統領は2016年11月時点で、ミロシュ・ゼマン、首相はボフスラフ・ソボトカである。


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●9月20日『うたコン』の歌唱を拝聴し、山田姉妹のブログに次のようなコメントをさせていただきました。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」


9月20日『うたコン』の歌唱を拝聴し、山田姉妹のブログに次のようなコメントをさせていただきました。

・・・・・・

7. 「信じられないほど美しい歌唱」

9月20日の『うたコン』、観させていただきました。
『ウナ・セラ・ディ東京』、素晴らしかったです。そしてお二人の表現者としての人生が「新たな段階」に入ったのだなと、とても嬉しく思いました。
山田姉妹のお二人の凄いところは、「声楽家」でありながらポピュラー音楽を歌い、しかし従来の声楽家の方々が歌ってきたポピュラー音楽とはまったく別の世界を創造できるところです。
どうしてお二人のそのようなことが可能なのか、という点については、わたし自身の課題として考え続けていますが、一つシンプルなことを言わせていただければ、やはり「センス」です。
「センス」というものはいかなる教育を受けても身に付けるのは困難なものでありますが、お二人は既に非常に高いレベルの「センス」を身に付けていらっしゃる。
だからこそ本当に、「信じられないほど美しい歌唱」が可能になるのだと思います。
今後ももちろん、徹底的に応援させていただきます。

PS 衣装もとても素敵でした。

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●山田姉妹、『うたコン』で「ウナ・セラ・ディ東京」を歌唱~そしてザ・ピーナッツの偉大さを再認識。 [「言葉」による革命]

●山田姉妹、『うたコン』で「ウナ・セラ・ディ東京」を歌唱~そしてザ・ピーナッツの偉大さを再認識。

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

9月20日の『うたコン』で、山田姉妹は「ウナ・セラ・ディ東京」を歌った。
美しい歌唱だった。
今回は「ウナ・セラ・ディ東京」という歌の曲想に合わせてだろう。
いつもの超絶技巧派控え目な歌唱だった。

わたしは、「ウナ・セラ・ディ東京」という曲を知ってはいたが、ザ・ピーナッツの持ち歌だったとは知らなかった。
わたしにとってザ・ピーナッツの原体験は、映画『モスラ』の小美人なのだが、調べてみればこの作品はわたしが生まれるより以前に公開されている。
だからもちろん『モスラ』も小美人はテレビ放送で観たはずなのだが、それにしてもものの見事な浸透ぶりで、小美人がモスラを呼ぶ歌、そしてそのシーンは日本国民のほとんどが知っているのではないかという印象さえあった。
ザ・ピーナッツが当時の日本の大ポップスターとして多様極まりない活動をしていたことは事実として知っていたが、その大きさの実感はわたしにはなく、今後また彼女たちが活躍していた時代についてもいろいろと調査する楽しみができたと言える。

山田姉妹は彼女たちの大目標として、由紀さおり・安田祥子姉妹を挙げているが、NHKの番組では既に「レモンのキッス」、そして今回の「ウナ・セラ・ディ東京」を歌唱しており、そのあまりに巨大なポピュラリティは、容易に「目標」とは口に出せないだろうけれど、しかしそれでも「目標は大きな方がいい」という考えもある。
「あの時代の昭和芸能史そのもの」と言っていいであろうザ・ピーナッツのカリスマ性には太刀打ちできない部分があるにしても、山田姉妹には声楽エリートとしての超絶技巧など、ザ・ピーナッツにない強みも多くある。
オペラなどクラシックの楽曲も続けて歌っていくだろうし、童謡などを歌い継いでいくという重要な活動も本人たちは使命感を持って続けているようだ。

それはさて置き、今回の『うたコン』の「ウナ・セラ・ディ東京」歌唱は、「国内最高レベルの声楽科を優秀な成績で卒業したお嬢さん」イメージの強い山田姉妹が初めて、「日本歌謡曲的大人の色気」に挑戦した時間であるとも言える。
その歌唱をもちろんザ・ピーナッツと比べてどうこう言うべきではないが、普段は白系の清楚なドレスで登場することの多い山田姉妹がこの度はナイティでゴールドをあしらった衣装だったのも新鮮だったし、持ち前の美声に「夜の色香」を籠めようと挑む姿も初々しかった。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、石段」篇。2017年9月25日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、石段」篇。

「猫、石段」

その夜Mは神社へ行った
ミリアム・シャト・シャルマンの思想を抱きつつ
神社の石段を繰り返し踏み
昇る
まったくいつ以来だろうか

・・・・・・

ぼくの素敵なネコのためなら
どんな石段でも
どれだけの石段でも
昇ろう!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)


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●あるいは、『大脱走』とは「どんな映画か」という問いかけに対する一つの答え。 [「言葉」による革命]

●あるいは、『大脱走』とは「どんな映画か」という問いかけに対する一つの答え。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

映画『大脱走』について、「どんな映画か?」と尋ねられた場合、あなたならどう答えるでしょうか?

「どんな映画?」という質問は多いですね。
多様な選択肢を常に用意しておきましょう。

例えば、

「『大脱走』って、どんな映画なんですか?」

わたしの「答えの一つ」は、

「おじさんたちが、狭いところでぎゅうぎゅう詰めになる映画」

はい。そうなんです。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年9月24日 [愛の景色]

あなたは
そこにいるだけで
いつでもわたしの
後押しをしてくれている

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「女子テニス フェド・カップ、近年の優勝国は?」 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「女子テニス フェド・カップ、近年の優勝国は?」

末尾ルコ「テニス観戦で知性と感性を鍛えるレッスン」

2016年フェド・カップ決勝はチェコVSフランスだったわけだけれど、
あ、「フェド・カップ」とは女子テニスの国別対抗戦であり、男子の場合は「出ヴィス・カップ」である。
かつては「フェデレーション・カップ」と呼ばれていたが、現在は「フェド・カップ」という呼称になっている。
まあ、覚えやすい、言いやすい、ですわな。
このフェド・カップ、2004年から2015年までの優勝国を見ると、ロシア、イタリア、チェコの3か国だけである。
特にここ数年はチェコが強いが、例えば2016年のメンバーを見ても、カロリナ・プリスコバ、ペトラ・クビトバ、バルボラ・ストリコバなど、テニス中継でしょっちゅう見かける選手たちがズラリで、「そりゃあ、強いわな」である。
例えば日本男子だと、言うまでもなく、錦織圭一人が雲上人の如き高いランキングを維持しており、他の日本男子はだいたい90位から100以下であって、錦織圭一人がいかに頑張ってもこれではなかなか勝ち抜けない。
チェコ以外にも女子テニス世界ランキング上位が一定数いる国はスペインやルーマニアなどあるにはあるが、チェコの際立った強さはどうやら「テニスにおける団体対抗の勝ち方」を知っているからだろう。
そう言えばチェコのテニスは、テニスでもマルチナ・ナブラチロワ、ハナ・マンドリコワ、イワン・レンドルら、スポーツ史に残るような大スターを輩出している。

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●末尾ルコ詩「ある雲」 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩「ある雲」

末尾ルコ詩D

車の中に
雲が
入っていた
いつの間にか

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●バレーボール部所属期間が黒歴史の中学生プロレスラーであったわたしでも力を入れた無法ドッジボールとは。 [「言葉」による革命]

●バレーボール部所属期間が黒歴史の中学生プロレスラーであったわたしでも力を入れた無法ドッジボールとは。

末尾ルコ「昭和文化史の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

わたしが中学時代に「学校プロレス」を華々しく開催していた話はいつもさせていただいている。
「華々しく開催」か・・・ふふふ、言葉を盛っているぜ、おれって男は。
という一抹の侘しさはさて置いて、その当時は野球にもサッカーにもまったく興味はなかった。
中一の頃に数か月バレーボール部に所属していたけれど、それはクラスメートに誘われたからいい加減な気持ちで入っただけのことで、今では「誰がどう誘おうと、行きたくない場所・催しには行かない」を貫くわたしにも、「誘われて部活へ入る」なんて未熟な時代があったものなのだ。
しかし当然ながら、わたしがスポーツ部のノリと相性バッチリなわけはなく、先輩女子部員にウケがよかった以外は黒歴史となってしまったバレーボール部生活。
特に顧問の教師が阿呆で・・・という話は、今回はここまでにしておこう。

そんなわたしが、しかもプロレスで忙しかったそんなわたしが休み時間に参加した数少ないスポーツが一つある。

「ドッジボール」だ。

そう、ドッジボール。
当時のわたしは野球、サッカー、バスケなど、点取りスポーツにはまったく価値を見出せなくて、しかしドッジボールなら、

「強烈なボールで敵を粉砕する」と、

そう、プロレスや格闘技との共通点があるではないか・・・というのは今思いついた駄法螺だけれど、女子と金剛(ストロング)、いや、混合でできるのも魅力でしたな。
気に入った女子クラスメートを、「おれの後ろに隠れてな!」とばかりの勇士ぶりを披露したりして。
まあそんなシチュエーションはほとんど生じなかったのですけどね。

「スタイル」を重んじる私は、シャープな「横手投げ」、野球で言うところの「サイドスロー」に近いフォームで勝負していた。
そのフォームで投げると、オーバースローで投げる時の回転や軌道とは少し違うようになる場合が多く、敵を仕留める確率も高くなったものだ。
しかも実際よりもスピードがあるようにさえ見える。
実はさほどのスピードではなかったけれど、平気でラインを超えてボールを投げる無法なわたしのテクニックは、わたしをして、「強豪ドッジボーラ―」の名を欲しいままにさせていたのだと、自分では思っていた。

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