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●卓球とか女子レスリングとか、「メダルを獲れそうなスポーツ」中心に取り上げるメディアは日本国民の~「女子テニス(WTA)放送をもっと増やそう運動」その8 [「言葉」による革命]

●卓球とか女子レスリングとか、「メダルを獲れそうなスポーツ」中心に取り上げるメディアは日本国民の~「女子テニス(WTA)放送をもっと増やそう運動」その8

2020年東京オリンピック、ぜひ成功してほしいですね(←できるだけ感情を押し殺した雰囲気で)。

いや、わたしはいかなるスポーツであれ、敬意を払っている。
しかし問題は、「メディアの扱いのバランス」だ。
特に東京オリンピック開催が決まってから、「日本人が、メダルを獲れそうな競技」に対しての偏向報道が甚だしい。
しかし「日本人が、メダルを獲れそうな競技」の多くは、「身体能力の高い外国人選手の参入が少ない競技」に他ならない。
「身体能力の高い外国人選手の参入が少ない競技」は当然メダル獲得の可能性は低いし、日本メディアの扱いも少ない。
しかし「より過酷な世界」で頑張っているアスリートたちこそ、本当に注目すべきなのだと、これがわたしのスポーツに対する基本的考えの一つだ。


※世界的に競技人口の多いスポーツ。

1 バスケットボール 4億5000万人
2 サッカー 2億5000万人
3 クリケット 1億5000万人
4 テニス 1億1000万人

(データのとり方によって異なるランキングもあるが、アスリートが本格的に取り組むスポーツとしては、この4競技で間違いないところだろう)

※女子テニスツアーの放送をもっと増やしてもらいましょう。PCなどでのネット観戦であれば現在も様々な女子テニスツアーの試合が視聴可能ですが、スポーツ観戦はなるべく大きな画面で楽しむべきなのです。
だから現在のところ、(生観戦以外では)テレビ観戦が最適なのですね。
取り敢えず次の放送局へ「女子テニス放送をもっと観たい」という趣旨のリクエストを出しましょう。

NHK
WOWOW
GAORA
FOXスポーツ&エンターテイメント

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年9月22日 [愛の景色]

「あなたへの愛」を
わたしは
「神聖」な域へまで
高めたい

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「吉永小百合『映画女優』の「おしっこしてやる」という「放尿」台詞を聞きながら、今後の吉永小百合について考えた」その1。2017年9月22日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「吉永小百合『映画女優』の「おしっこしてやる」という「放尿」台詞を聞きながら、今後の吉永小百合について考えた」その1。

末尾ルコ「映画俳優演技論」

市川崑監督の『映画女優』は田中絹代の半生を吉永小百合が演じたことで公開時は話題になっけれど、期待ほどのヒットはしなかった作品だ。
田中絹代主演の映画はある程度観ているが、この大女優の全貌を知るほど鑑賞するにはとてもとても至っておらず、そもそも観たくても不可能な作品もかなりあるはずだ。
とは言え、溝口健二監督の『山椒大夫』『西鶴一代女』の田中絹代を観ただけでも、その芯から湧き出るような迫力は伝わってくる。
その田中絹代を、もちろん日本映画史上のスーパー女優である吉永小百合が演じることに、格的には問題ないけれど、いかんせん世界でも稀に見る「生涯清純派」の吉永小百合が構えて演じているのがありありと見え、それだけに「吉永小百合にしか」見えない。
作品中、「おしっこ、してやる」と啖呵を切って、畳の上で「する」シーンが公開当時宣伝にも使われていたが、それも「話題作り」のためのシーンであるのが見え見えで、映画は観客が来なけれな成り立たないので「話題作り」は構わないのだけれど、そのシーンに魅力がなければ何にもならない。
もちろん吉永小百合が本当に映画の中で放尿するはずもなく、「放尿したよ」と思わせるだけで、「放尿の最中」の姿も満足に描かれていない。
と、何を書いているのか分からなくなってきたが、「放尿」という行為はエロティシズムを考える上でけっこう重要ポイントであったりするのだ。

あ、映画としては『映画女優』、なかなか観るべきところは多い作品である。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「Yahooのコメント欄で錦織圭をディスった人間の思考展開の社会的危険性」。2017年7月22日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「Yahooのコメント欄で錦織圭をディスった人間の思考展開の社会的危険性」

末尾ルコ「社会問題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

2016年9月12日、次のような記事をアップしました。

・・・・・・

錦織圭をディスる「超愚劣コメント」を見た。~「スポーツと競技人口の関係」。

末尾ルコ「社会問題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

Yahooのコメント欄とか、見るつもりはなくても目に入ってしまうことがありますね。
そうなると、「愚劣コメント」を読んでしまう可能性が高まるわけだが、全米オープンテニス準決勝で錦織圭がスタン・ワウリンカに敗れたニュースのコメント欄にだいたい次のような内容の言葉があった。

・・・
錦織圭は白鵬やレスリングの二人の女子と比べると、「横綱とふんどしかつぎくらいの差」がある。
・・・

どう思います?
単に個人的に錦織圭が嫌いなのであれば、「自分は嫌いだ」と書けばいいのに、余計な比較を「分かったように」加えているものだから、「このコメントを書いた人間は大いに馬鹿です」と発表する結果となっている。

世界的にすべてのスポーツの中で、競技人口が屈指のメジャー中のメジャースポーツであるテニスと、「日本の相撲」や「マイナー中のマイナースポーツ」である女子レスリングとを比較するとは・・・。(相撲や女子レスリングを貶めるつもりはありません。しかし「競技人口」と「競技レベル」はほとんどの場合、比例します)

表現の自由は保障されねばならないけれど、「無知な分野を分かったつもりで発言するような人」には、「あなたは無知で、馬鹿ですよ」と理解させていきましょう。

このような愚劣ちゃん、あなたの周囲にはいませんか?

・・・・・・

「たいしたことじゃない」「目くじら立てるほどのことでもない」・・・そんな風に感じる方もいるかもしれないけれど、決してそうではない。
このような思考展開をし、しかもそれをコメント欄であろうが発言であろうが、わざわざ「表明」するような人は、非常に高い確率で、「あらゆる分野」に関しても同様の反応をしていると考えられます。
そう、政治に対して、あるいは仕事に対して、はたまた人間関係に対して、

「事実(現実)」を知らない。
 ↓
「事実(現実)」を知らないことを知らない。
 ↓
「明らかな間違い」を平気で「表明」する。

と、こういうパターンですね。
これは「意見の相違」というレベルではない。
「1+1=100」だと信じている人と算数の話はできない。
それと同じことなんです。

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●末尾ルコ 「魂の愛」 [愛の景色]

●末尾ルコ「魂の愛」

わたしはあなたのためにどんなことでもしよう。わたしはあなたに何も要求しない。ただあなたがずっと、わたしに笑顔を見せてくれる、それだけでいい。
タグ:アート
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●(わたしにとって)「見ぬ憧れの強豪」ラテンの魔豹ペドロ・モラレスとMSGの熱狂。 [「言葉」による革命]

●(わたしにとって)「見ぬ憧れの強豪」ラテンの魔豹ペドロ・モラレスとMSGの熱狂。

末尾ルコ「プロレスの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

全日本プロレス時代からプロレスファンになり、新日本プロレス放送も高知ではずいぶん遅れて始まったという災難に苦しんだ(笑)わたしにとって、「憧れ」だが「動く姿を見たことない」強豪レスラーの一人がペドロ・モラレスだった。
見たことなかったレスラーは数多くいたが、「憧れ」となるのはもちろんそうそう多くはなかった。
ペドロ・モラレスはまずこの名前の語感がカッコいいし、なにせ「ラテンの魔豹」という日本でつけられたニックネームがカッコいい、そして180センチ足らずという小柄ながらバランスの取れた身体とラテン系の引き締まった顔だちもカッコいい・・・という、「カッコいい」がたらふくてんこ盛りのレスラーだと感じていた。
そして今、ペドロ・モラレスの動画など、たらふくてんこ盛りで視聴できるではないか。

というわけで、「FULL-LENGTH MATCH - MSG - Pedro Morales vs. Ivan Koloff」という動画を視聴してみた。
相手は「ソ連ギミック」で鳴らした「ロシアの怪豪」イワン・コロフだが、あの剃り上げた頭と顎髭はレーニン風なのだろうな。
それにしてもイワン・コロフ、岩のようにぶっとい。
本当はカナダ出身という経歴のようだが、この身体は「ロシア人」と名乗るに説得力がああったはずだ。

そして試合。
なかなか組みにいかず、コロフによる観客の憎しみを煽る「タメ」がしばらく続く。
モラレスがヘッドロックの体勢に入っただけで、大歓声である。
モラレスはコロフの巨体をオーソドックスに首投げで翻弄し、またしてもヘッドロック。
そしてその体勢のままコロフの頭部を揺さぶる度に、観客から調子を合わせた声援が上がる。
モラレスがコロフを立ったままヘッドロックで痛めつける・・・この形態自体が十分に美しい。
あたかもロダン作の力感溢れる彫刻のようである。
コロフも反撃に出る。
モラレスに腰をつかせ、フェイスロックで痛めつける。
このポジションも実にいい。
しかしコロフのキックなどの「当たり」は実に軽微だ。
モラレスはパンチ攻撃で反撃に出る。
劣勢となったコロフはモラレスに握手を求める(笑)。
警戒して(笑)それに応じないモラレス。
手四つの力比べでは形勢不利なモラレスだが、鮮やかなモンキーフリップで観客を沸かす。
コロフはその体格に相応しいベアハッグでモラレスを窮地に陥れる。
「ベアハッグ」はMSGの帝王として君臨したブルーノ・サンマルチノの得意技でもあり、米国のプロレスではとても重視されていた技だ。
その後、コロフのフライングボディプレス、モラレスのフライング・ボディ・アタックなどの大技展開が続き、コロフがバックを取り持ち上げようとするとモラレスはコーナーを蹴る。
そのままの体勢で両者倒れ込むが、レフェリーが下になったコロフに対してスリーカウントを取り決着。

いや、シンプルながらおもしろく、見応えのあった試合。
いろいろ新たに気づいた点もあった、充実の20分足らずだった。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、好き」篇。2017年9月22日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、好き」篇。

「猫、好き」

好きな花は?
好きな星は?
好きな季節は?
好きな温度は?
好きな
好きな
好きな
好きな!

・・・・・・

もちろん
宇宙で一番好きな
ぼくの素敵なネコ!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)