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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~『アンダードッグ』の森山未來、その素晴らしい無口で無表情。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



『ブラック アンド ブルー』の出演者、日本で有名な人いないから、おさらいしておきましょう。

ナオミ・ハリス 『28日後…』『007 スカイフォール』『ムーンライト』など。

タイリース・ギブソン TyreseGibson
『ワイルド・スピード』『モービウス』

マイク・コルター MikeColter
『ミリオンダラーベイビー』『ゼロ・ダーク・サーティー』

・・・

『岸辺露伴は動かない』っていうNHKのドラマで森山未來がゲストの時にえらく大芝居するので、(どうなっちゃってるの???)とげんなりしたものだがさすがに映画ではそんなことしません。

というわけで、『アンダードッグ』、評判通り素晴らしさなんだけれど、やはり森山未來が作品全体を牽引しています。
無口な森山未來。
前後編合わせて4時間30分ほどの映画だけれどまったく退屈しない。
主役の森山未來の台詞は本当に少ないし、しかもほとんど無表情。
だからこそあるシーンで嗚咽する。
そこで心を抉られる。

かつて日本チャンピオンに挑戦するほどのボクサーだった主人公だが現在は落ちぶれ、「噛ませ犬」ボクサーとしてどうにか続けているが、デリヘル嬢を送り迎えする運転手をもやらざるを得ない状況である。
シングルマザーのデリヘル嬢を演じた瀧内公美もすごくいいし、主人公に離婚を迫る別居中の妻を演じる水川あさみが、彼女のネームバリューがありながらさほど多くの出番ではないのに出演しているのも素晴らしい。
『素晴らしき世界』の長澤まさみのようにね。



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」




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タグ:映画 アート
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●末尾ルコ かつて語った『ラスト、コーション』 [「言葉」による革命]

そしてトニー・レオンと言えば、現代において東アジア最大級の大スター。
ウォン・カーウァィ監督作品、マーティン・スコセッシ監督が『ディパーテッド』としてリメイクした『インファナル・アフェア』、さらに『レッド・クリフ』も大ヒットしたけれど、わたしとしては『ラスト、コーション』が大好きだ。
これまたアン・リー監督。
第二次大戦中、女スパイと特務機関員との危険な恋、そして性愛。
エロティック描写も満載で、まったく破綻がない傑作です。


タグ:アート 映画
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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~安いカットメロンがあのその~「人間味」というテーマとカトリーヌ・フロ、そして『ブラック アンド ブルー』の俳優たち。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。




豚肉って安いのでもたいがい美味しいです。
でも安い牛肉はどうにもいただけないのが多い。
そもそも筋張って食べ難いのが多い。
かといって高価な牛肉を日常的に購入できる俺ではない。
財布軽いものね。
だから普段は豚肉なの、鶏肉も買うけどね。

しかし同様に、メロンも安いのじゃ美味くないのに気づいた俺、初恋のヒヨコ。
某スーパーでカットメロンを見つけた。
量もまずまずあってリーズナブル、色の感じも美味しそうに見えた。
ところが何と、食べ始めてすぐ分かるクオリティ…甘くない柔らかくない。
つまり上手くない。
こりゃパインやバナナの方がずっと美味いぜえ!
と、また一つ履行に、いや利口になったのです。

・・・

カトリーヌ・フロなんだけど、「人間味」、なんですよね。
「人間味」という言葉、今わたし大事にしてるんだけど、「人間味」にもいろいろある。
カトリーヌ・フロの場合は、「温かさ」「包容力」「自由な精神」そして「ユーモア」などです。

フランスの大女優、カトリーヌ・フロほどではないけれど、『ブラック アンド ブルー』
の主演ナオミ・ハリス、そして脇を固める黒人男優の二人、タイリース・ギブソン TyreseGibsonとマイク・コルター MikeColterもよかった。
「人間味」、感じましたよ。



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●末尾ルコ かつて語った『グランド・マスター』 [「言葉」による革命]

さらにチャン・ツィイー出演映画、いろいろあるけれどもう一本選ぶとすれば、『グランド・マスター』です。
共演はトニー・レオン。
『グランド・マスター』においてチャン・ツィイーの成熟したフォルムによる武術演技の美は比類ない。
早速また観たくなってきたぞ。


タグ:アート 映画
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●「母連れ狼」末尾ル コ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~スーパーで走り回る子どもの母親は…~『ローズメイカー 奇跡のバラ』も素敵だったカトリーヌ・フロの魅惑。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



スーパーで走り回る子ども。

四月の中盤、三人の子どもが浮かれ切って走り回っていた。
そのうちの一人はショッピングカートを押しながら走っている。
日曜であり店内はお客が大勢。
非常に危険だ。
高齢の婦人が子どもらに「こらっ!」と叱責の声をかける。
件のクソガキ、いや坊ちゃんたちの動きは一瞬止まるが、すぐにまた走り出す。
近くにいた母親らしき女性。
小さな声で「走らんとってよ」と言うが子どもらには一切効果ない。
このガキども、いや少年たち、どうやらスーパーを一周してまたしても走りながらこちらへ近づいてくる。
「走られん!」
わたしが叱責する。
ジャリども、いやお子様たち、ビビッて止まり、引き攣った表情で歩きはじめる。

しかしねえ、親が注意しろよ。
いやしてたか、今回は母親らしい人物が。

本当に子どもをストップする気がないのか、
それとも
最早母親の言うことなど効かなくなっているのか。

・・・
カトリーヌ・フロも60歳を優に超えているのだけど(1956年生まれ)、今も主演でバリバリやっているのは嬉しい。
ナタリー・バイやカトリーヌ・フロ。
フランス映画界の奥行きを感じさせてくれる、いつも。

WOWOWで放送された『ローズメイカー 奇跡のバラ』もおもしろかった。
経営が傾いた薔薇農園を、素人たちとともに立て直すという話。
話は定石通り進む。
下手な監督、下手な俳優たちがやれば目も当てられない映画になるだろうが、カトリーヌ・フロだととても心地よく、しかも十分に生きるための活力を与えてくれる。


カトリーヌ・フロの主な出演作、日本で字幕付きで鑑賞可能なものは

『アメリカの伯父さん(Mon oncle d'Amérique)』
『C階段(Escalier C )』)
『パリ、18区、夜。( J'ai pas sommeil)』
『奇人たちの晩餐会 (Le dîner de cons )』
『パパラッチ(Paparazzi)』
『女はみんな生きている』
『アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵(Mon petit doigt m'a dit...)』
『譜めくりの女(La tourneuse de pages )』
『地上5センチの恋(L'empreinte de l'ange)』
『アガサ・クリスティー 奥さまは名探偵 ~パディントン発4時50分~(Le crime est notre affaire)』
『大統領の料理人(Les Saveurs du palais)』

『偉大なるマルグリッド(Marguerite)』
『ルージュの手紙 (Sage Femme)』

などなど。



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●末尾ルコ かつて語った『グリーン・デスティニー』 [「言葉」による革命]

映画を観ながら「ワクワクした」となると、我が映画鑑賞史の中でも『グリーン・デスティニー』は極めて上位、アジア人俳優ばかりの映画にして米国でも大ヒット。
タン・ドゥンの音楽、ヨーヨー・マのチェロ、そしてアン・リーの演出と何もかも超一流。
そして圧巻はチャン・ツィイーとミシェル・ヨーの対決シーン。
アクロバティックでありながら真剣勝負の凄みも横溢、見得もたっぷり、そして美しい。
これに勝る殺陣シーンはちょっと思い浮かばないです。


タグ:アート 映画
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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~初恋のヒヨコのロマンティックな手抜き献立「豆腐サラダ」とはこれだ! [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。




寒い時期はどうしても温かいスープ系が夕食に必要だと、そんな縛りがありますが、暖かくなってきたら献立の自由度が上がります。
まあわたしの場合、時間が無いのにかこつけて、手抜き料理は続くよどこまでもの様相まだ変わってません。
暖かくなってきて手抜き料理で活躍してくれる食材の一つが豆腐。
寒い時期でも鍋物に連日フル回転の豆腐ですが、遥かな夏にかけてはさらに活躍してくれそう。
つーか、活躍させますけどね。

そしてわたしの絢爛たる手抜き料理の一つが「豆腐サラダ」だ!
豆腐って気持よくタンパク質も摂れますからね。
で、わたしの場合、小さめの豆腐が3パック組になってる商品を買いまして、その豆腐を皿に載せる。
切りもしないでただ載せる。
そして、その他の食材はお好みでいいのですが、「手抜き」というからには、切らなくても茹でなくても焼かなくても、つまり買った状態のままで使える食材を選びます。
一番よく使うのがミニトマト。
リコピンも摂れていいですね、酸味が気持ちいい。
他には例えばそのまま使えるスイートコーンだとか、これは汁気のないのがいいんですが、他にも片づけが面倒じゃないやつ、缶詰じゃなくてパックのサバ味噌やいわしの味付け、ウズラ卵なんかもいいですね。
それらを一皿に置くだけ。
味付けは醤油とかドレッシングとかポン酢とかお好みで。
そしてそれらの上に、かつお節とかカットネギとかをまぶず。
ネギさえも切らずに済む「カットネギ」を買う。
ロマンティックな手抜き豆腐サラダの出来上がりだ!
でもけっこう美味しいし、栄養バランスも取れていますよね。
糖質はごはんなどで摂るのです。



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●末尾ルコ かつて語ったチャン・ツィイー [「言葉」による革命]

そうかあ、チャン・ツィイーももう40歳を超えているのか。
うん、フェノン(仮名)の前にフランス語会話やってくれていた英国人のルーシー(仮名)が、「チャン・ツィイーこそ世界一美しい人」と言ってたよなあ。
ふうむ。
チャン・ツィイーと言えばやはり、『初恋の来た道』の素朴にして圧倒的カリスマ美少女。
そして『グリーン・デスティニー』ですわ。



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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~「俳優のクオリティ」を見つめる戦い~菅田将暉と有村架純の「代表作」は? [「言葉」による革命]


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まあ例えば菅田将暉。
ネット記事やネット書き込みでは、テレビドラマの『3年Å組 今から皆さんは、人質です』や『ミステリと言う勿れ』を彼の代表作とする意見をよく見かけますが、それは違います。
もちろんこのような作品を各々たのしく観るのはいいけれど、「代表作」というのであればまず「作品クオリティ」が問われるべきですから。
菅田将暉は今後も野心的な作品へ出続けるでしょうが、現在のところわたしが特に愉しんだのは次の五本の映画。

『共喰い』
『そこのみにて光輝く』
『あゝ、荒野』
『花束みたいな恋をした』
『キャラクター』

現在までの菅田将暉の代表作を選ぶならば、これらの中からであるべきです。

そして大メジャー女優の有村架純。
出演したテレビドラマの視聴率が芳しくなかったらネットで(そら見たことか!)と叩かれる女優の一人ですが、視聴率なんて原則どうでもいい。
有村架純の出演作品の中でわたしが気に入っているのは次の映画たち。


『女子ーズ』
『ストロボ・エッジ』
『映画 ビリギャル』
『アイアムアヒーロー』(
『ナラタージュ』
『かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発』
『そして、生きる』
『花束みたいな恋をした』
『るろうに剣心最終章 The Beginning』

この中で今までのところの代表作を選ぶとすれば、

『花束みたいな恋をした』と『るろうに剣心最終章 The Beginning』でしょう。
実に愉しめ、そして有村架純の稀有なクオリティが生かされている二本です。

テレビやネットなどで「俳優」という存在自体を愚弄するがごとき無数の言葉が飛び交っています。
そうした風潮に少しでも対抗すべく、

「俳優の本当のクオリティ」を見つめる言葉を発し続けます。



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●末尾ルコ かつて語った『夕陽のあとで』 [「言葉」による革命]

知ってる人、あまりいないですよね。

出演は、貫地屋しほり、山田真歩、永井大、木内みどり。

山田真歩は映画で活躍する現在第一線の女優の一人ですし、木内みどりは惜しくも69歳で死去したけれどもちろん力のあるベテラン女優。
しかし貫地屋しほりは映画主演としてはどうなんだと疑問を持つし、永井大にいたっては何度となくテレビで見ているけれど、わたしにはまともな俳優に感じられなかった。
ところがこの4人すべて、『夕陽のあとで』の中ではいいんです。
ねえ。テレビって往々にして俳優たちをその実力よりも遥かに低レベルな能力しかないように見せてしまうんですよね。

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