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●多目的トイレから出てきた3人の女 [「言葉」による革命]

5月15日のことだった。
日曜日、午後にイオン高知へ行き、まずは多目的トイレの一つへと向かう。
ロックは赤。
つまり使用中。
しかし明らかに外からでもわかる。
複数の若い女性が喋っている。
イオン高知でこういう場合、他の場所の多目的トイレへ行くという選択肢はあるが、この時はひとしきり待ってみた。
一分ほどでドアが開き、あにはからんや、3人の女性が中から出てくる。
いずれも20歳に満たないと思しき、その割には化粧の濃い外見。
いわばマイルドヤンキー的な。

つまりこうした若い女性、時に若い男性、多くは高校生くらいの連中は、おそらく(多目的トイレも遊び場の一つ)くらいに捉えているのだろう。
公共のトイレだからいつだって誰かが入っていることはあり得る。
けれどこうした連中のために、うたちゃんを待たせたくない。

タグ:アート 介護
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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~ナオミ・ハリス『ブラック アンド ブルー』はどうしておもしろいのか。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。




「正しい人が勝つ」というパターンが、映画にしても小説にしても、作劇の基本パターンであり、鑑賞者はこのパターンによりカタルシスを味わい満足するのである。
そして「アート」と「エンターテイメント」を無頓着に分類するつもりはないが、「正しい人が勝たない」とか「誰が正しいのか分からない」とかの展開になる作品に「アート」な雰囲気が漂うのはよくあることだ。
と、こう単純に区分けしてはいけないけれど、いわゆる勧善懲悪の多くが庶民が愉しむためのエンターテイメントであることは間違いなく、しかしそうした作品の中にもクオリティの差は厳然とあり、クオリティの高いものはいわゆるアートを志した作品よりも遥かにアートであること、市川雷蔵の『眠狂四郎』や『薄桜鬼』などを観ればよく分かります、ホント。

で、ナオミ・ハリス主演の『ブラック アンド ブルー』という映画があって、これがなかなかおもしろく、クライムサスペンスとジャンル分けできそうだが、おもしろくて短いスパンで二度観てしまった。

ナオミ・ハリスは警官の役で、しかし同僚が人を殺す現場を目撃してしまう。
そして彼女は悪徳警官らに命を狙われる顛末になるのだが、「アートを凌駕」とまではいかないまでも、単純な勧善懲悪を超えた実に充実した鑑賞時間を与えてくれるいい作品となっている。
出演者それぞれが大いに人間臭さを見せてくれるのもいい。




眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」




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