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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~アマプラにはハリウッドクラシックがいっぱい~生と死、市川雷蔵、松田優作、大川橋蔵。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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アマゾンプライムビデオって、最初(古い映画ないじゃん!)と思ったが、探せばあるある。
しかもモノクロのハリウッドクラシックス!
これはできるだけ観なくちゃね。
ウィリアム・ホールデンにしても、彼がアカデミー主演男優賞を獲得した『第十七捕虜収容所』とか、グロリア・スワンソン共演の名高い『サンセット大通り』とか。
確かウィリアム・ホールデンを初めて観たのは『タワーリング・インフェルノ』。
もう「おじちゃん」という感じだったから、若き日のホールデン、愉しみだ。

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「好きな俳優」、しかも「男性」、さらに「日本の」と、つまり「好きな日本人男優」の話なのだけれど、もうかなり前から子の問いに対して即座に浮かぶのが、市川雷蔵と松田優作である。
二人とも若くして死去しているが、だから好きなのではもちろんなくて、たまたま大好きな日本人男優の二人が若くして亡くなっているのである。
もちろん市川雷蔵の場合、その存在を知った時には既に死んでいたのであり、その点、松田優作は『太陽にほえろ』のジーパン刑事に子どもの頃惚れ込んでい以来である。
とは言え、「ずっと熱心な優作ファン」だったわけではなく、途中ほとんど意識しなかった時期もあった。
例えば、村川透監督と組んだ『遊戯』シリーズは、優作ファンにとってはとてもおもしろい映画なのだが、ファンでなければどれだけ愉しめるのだろうかという疑問は常にある。
ただ、松田優作出演映画は、『ブラック・レイン』『陽炎座』など大好きな作品も多く、ハリウッド映画の中で『ブラック・レイン』の優作のような圧倒的迫力は、渡辺謙でも無理だなと、今後も出ないなという思いはある。

などと書いているのは、大川橋蔵主演の『この首一万石』と『炎の城』を鑑賞したからで、大川橋蔵と言えば、名前は知っているけれど、「すごく古い人」というイメージを持ち続けていたのだが、生年月日をチェックすると、1929年生まれで1984年没と、ぜんぜん「古い」人ではない。
市川雷蔵が1931年生まれで1969年没だから、同世代である。
それにしても雷蔵の37歳没も若いが、大川橋蔵の55歳没もとても若い。
ただわたしは、「若過ぎる」という表現、まったく使わないことはないけれど、好きではないのだ。
誰かの詩に対して、「若過ぎる」とか「大往生だった」とか、ワンパターンで決められるものではない。
「早く死んだ人」はもちろん「無念」の想いで旅立った人が多かろうけれど、決して「敗北者」ではないのだ。

「生と死」については、わたしの最大のテーマであり、もちろん折に触れてお話し、問題的もさせていただきます。

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