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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『ヘルドッグス』、麗しきヴァイオレンスシーン~マルチェロ・マストロヤンニを知らねばならない。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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『ヘルドッグス』。
原田真人監督の映画はたいがいおもしろいんだけど、『ヘルドッグス』は背景や人間関係を早口の台詞で説明するもので、原作などを知っているファンならするする入るのだろうが、ぼくはいささかついていくのが面倒だった。
しかし二つのアクションシーンは極めて秀逸でエキサイティングだ。
岡田准一が女殺し屋と格闘するシーン。
坂口健太郎が階段で激しい格闘をするシーン。
この2つのシーンは何度でも観たいくらいだね。

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ジャン・ルイ・トランティニャンも死んだ。
マルチェロ・マストロヤンニはもうずっと前に死んでいる。
かつて「ヨーロッパ最高の俳優」とも評価されたマルチェロ・マストロヤンニは。
しかしマルチェロ・マストロヤンニは、今でも映画の中にいる。
かつてヨーロッパ最高級のエレガンスを湛えていた一人の男、一人の俳優の姿を、映画の中でいつでも観ることができる。

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