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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年2月9日 [愛の景色]

でもあの人の名前だけに
束の間だとしても、

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌126日目~「車椅子を押す映画」を3本鑑賞、中でも『ブレス しあわせの呼吸』について。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

2月6日(木)手術後323日目
退院後126日目

母は歩行能力も日に日に向上していると思うし、それは行きつけの銀行でずっと母を気にしてくれていた駐車場係の女性も言っていた。
それは12月のことだったが、
「この前よりもずっとしっかり歩いてられますねえ」と。

「この前」というのはその時より1か月前の11月に同銀行を訪ねた時だろう。
1カ月単位での変化は1カ月単位で姿を見てくれている人が毎日母と過ごしているわたしよりも分かるのは間違いなくて、その彼女の言葉はとても嬉しいものだった。
何度もお話しているように退院後の体重増加はとても気になっているけれど、体力は強化されているのは間違いないと思う。
それでももちろん自宅外での日常の移動は車椅子なのだが。
で、毎日車椅子を押しているわたしとしては同じような状況で生活している人たちの様子はとても気になるし、学ぶべき点も多い。
なにせわたしはまだ「車椅子を押す生活」を始めて4カ月と少し程度なのだから。
で、映画もたまたまWOWOWで放送したからというのもあるけれど、車椅子の主人公の作品を3作鑑賞した。
邦画で、
『パーフェクトワールド 君といる奇跡』
『こんな夜更けにバナナかよ』
洋画で、
『ブレス しあわせの呼吸』の3本。

岩田剛典、杉咲花共演の『パーフェクトワールド 君といる奇跡』は劇場映画の体を成してなかったけれど(学校の授業で見せられる教育映画みたいな感じなんですわ)、それでも学ぶべき点はあった。
大泉洋、高畑充希、三浦春馬共演の『こんな夜更けにバナナかよ』となると、映画としてもまずまずおもしろかったし、車椅子を押す人間としても、母の毎日をサポートする人間としても十分学ぶべき点はあった。
この作品は実在の人物をモデルにしているのだが、映画だからもちろん随所でカリカチュアされているだろう。
それにしても主人公とボランティアの関りや、つまりは「前向きであるべき」という非常にシンプルだけれどどんな人間の人生にとっても最も大切な心構えが描かれている。

そして『ブレス しあわせの呼吸』はアンドリュー・ガーフィールドとクレア・フォイの共演作で、俳優としてのキャリアも豊富なアンディ・サーキスの映画監督デビュー作。
正直なところ『こんな夜更けにバナナかよ』と比較しても格調の高さが違っている。
ただ、『こんな夜更けにバナナかよ』は絶対お涙頂戴だと思って観たけれど、そうではなかった点はとても好感が持てた。

『ブレス しあわせの呼吸』も実在の人物をモデルにしており、その男性(ロビン・カヴェンディッシュ)は28歳でポリオに感染して首から下が麻痺してしまったのだという。
28歳でいきなり、しかも思いもよらない観戦で首から下が動かなくなったというのは想像を絶するショックであり、「ロビン」も当初は生きる望みを失っている。
が、この妻が驚くべき精神力、体力により献身的に夫を、しかも自宅で介護。
周囲の助けも得ながら、そして彼女に「お金があったから」できたことでもあったのだろうが、しかしこうしたことが「お金があったから」という理由だけでできるはずもなく、そこに何があったか?
愛か?それとも・・・。

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●〈「言葉」による革命〉・・・・「戦いの最前線」は、「家庭」・「カフェ」、そして「あなた」~「日本を新たなる映画大国にしよう!」その18。「想像力」、そして映画ファンと語り合う、映画ファンでない人に語りかける方法。 [「言葉」による革命]

※2020年2月15日配信予定 末尾ルコ メルマガ(有料)より抜粋。

●〈「言葉」による革命〉・・・・「戦いの最前線」は、「家庭」・「カフェ」、そして「あなた」~「日本を新たなる映画大国にしよう!」その18。「想像力」、そして映画ファンと語り合う、映画ファンでない人に語りかける方法。

ある映画ファンが、次のような言い方をしたら相手に嫌な顔をされたといいます。

「え~?あの映画観てないの?」

どうでしょう。
まあどんな言葉でも、

「誰が誰を相手に言う」かによって、まったく同じ言葉でもまったく違った意味を持って来る。
それだけではない。
「Aという人がBという人に、同じCという言葉を言う」としても、日によって、時間によって、あるいはその他もろもろの条件によって、まったく違った意味、そして効果を持って来る。
「言葉」はそれほどまでに「生き物」であり、場合によっては非常に危険で怖いものであることを、社会的にもっともっと多くの人々に知っていただけなければならないのです。
そうした真実を前提にしても、

「え~?あの映画観てないの?」

という言い方はいただけない場合が多くなるでしょう。
わたしはこの言い方、使わないです。
なぜか?

(続きは、有料メルマガでお願いします)



●「言葉を語れ
美のように
戦士のように」





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