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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年2月11日 [愛の景色]

あの人の名前と君の名前
君に大きな音示唆を今かんじるはずもなく
(半月なのかな、西の空にぶら下がっているあれは)
でもあの人の名前だけに
束の間だとしても、
何か心強さがある

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌128日目~「新しいことを知る」喜びと刺激を、より多くのご高齢者に知っていただきたい。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題」

2月8日(土)手術後325日目
退院後128日目

母はA病院へ入院中・・・と言いますか、体調がよくなってきてからだから昨年の8月くらいからとなりますが、「あいみょんを歌う84歳」としてちょっとした人気者になっていったのです。
「息子」が「母」を「人気者」なんて言うことを気に入らない人もいるでしょうが、ま、「事実」ですからね。

で、あいみょんの「マリーゴールド」はわたしが選んで母と病室で練習したのですが、「あいみょん」という名前を出すことでやや大袈裟な表現ながら、若い人たちから爆発的に注目を浴びた。
母のキャラクターと合っていたこともあるけれど、自分でもとてもよい取り組みだったと思っています。
で、セラピスト(理学・作業療法士)を筆頭に若い人たちがご高齢の方々とコミュニケーションを取ろうとするとき、音楽であればどうしても懐メロ的な歌を話題として持って来る傾向がありますね。
それは年少者が年上の方々の話題にまず近づこうとする、人間同士の敬意という意味では当然の行いであり、正しいやり方だろ思います。
年少者にとっては自分が子どもの頃、あるいはまだ生まれてなかった時代の文化を学ぶ契機にもなり、このやり方、つまり年齢がかなり下のセラピスト、そして医療関係者がご高齢者の話題に合わせるやり方は今後も続けていくべきでしょう。
しかし同時に、「若い世代の話題」をご高齢の方たちに披露する方法も試みてはいいのではないかと強く思います。
特にわたしがわたしの母に対して日々行っているやり方は、「どなたにも通じる」などとはもちろん主張しませんし、人によっては不快感を持ち、拒絶反応をしてしまう可能性もあります。
しかし高齢者に限らず、

「コミュニケーションの選択肢は多い方がいい」

というのが原則だと思うのです。

もちろん現在でも少なからぬ人たちがご高齢者たちに「若い世代の話題」を提供し、コミュニケーションを発展させているかもしれません。
ただわたしとしては、

「高齢の方々に若い世代の話題をもっと積極的に提供してみる」というパターンが、

もっともっと普通に行われるようになってもたいたいなと考えています。
もちろんご高齢者よりもずっと若い人が「若い世代の話題」をより「喜んでいただけるように」提供するためにはそれなりの修練は必要かと思います。
自然にそうした能力が備わっている人もいるけれど、そう多くはない。
やはりそのための修練は、普通は必要です。
そうしたことについてもいろいろとお伝えしていければと考えています。

一つここで言っておきたいのは、何歳に限らず、

「新しいことを知ること」は

大きな喜びに繋がり、「今」と繋がっている実感を持てる、そしてもちろん精神への大いなる刺激と成り得るものなのですね。

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