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●末尾ルコ フラグメント「猫、フランス文学」篇。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ フラグメント「猫、フランス文学」篇。

「猫、フランス文学」

ああ、やっぱりフランス文学だなあ
と感じざるを得ない
現代の超異端児ミシェル・ウエルベックの
しかしその完璧に熟した果実を
何百種類も盛り合わせたような
そんな味わいは
他の国の文学では味わえないのです

・・・・・・

ぼくの素敵なネコの魅力を
ぜんぶ描き出したいのさ!

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年8月1日 [愛の景色]

深夜を超えて朝が近づく
あの日のあなたの姿ばかり心に浮かぶ
あなたのヘアスタイルに
いつもながらのあなたの笑顔と
特別な語り口に
半年以上の時間を経て
それらは「いつもながらの」自然さで
隔たりは感じない
あなたも感じたのだろうか
意外と小柄で可愛く見えた
あなたも

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌299日目~『劇場版 ファイナルファンタジーXIV光のお父さん』を観ながら食べた人生の味、マーガリン。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と食の話題」

7月26日(日)手術後490日目
退院後299日目

7月24日の昼食、いつも母と共にオープンサンドを食べていて、けれどわたしは母と同量の食事内容では動けなくなるからもう少し食べているのだけれど、余っている食パンを食べようかしかしどのようにと軽く思案した後に、マーガリンを塗って食べることにした。
その時テレビ画面には『劇場版 ファイナルファンタジーXIV光のお父さん』という映画が映っていた。
と言うか映していたのだけれど、「胸キュン映画」を含め緩い日本映画は食事時に観ることしばしなである。
映画に申し訳ない気もするけれど、正直なところ「じっくり真正面から鑑賞」するまでもない日本映画はこのところ極めて多いのであるからして。

『劇場版 ファイナルファンタジーXIV光のお父さん』は坂口健太郎と吉田鋼太郎が出ていて、坂口健太郎は母のお気に入り若手俳優の一人にリストアップ(笑)されている。
ちなみに母の傾向として有名人に対しては、
「男に甘い」
「女に厳しい」というのはあります(笑)。

特に女子アナの類いは嫌いで(気に入っている人も稀にいますが)、チャラい女子アナがを目にした瞬間に、
「こいつ、嫌い!」
「こんなの、出るな」とか、
画面を指さして言いますからね。

それはさて置き、『劇場版 ファイナルファンタジーXIV光のお父さん』は、わたしゲームをやらないんで(どうかなあ)と思ったけれど、案外気持ちよく観ることができた。
コミュニケーション不足の長男と父親がファイナルファンタジーXIVを共にプレイすることで理解を深めていくというストーリーだけど、他愛ないと言えば他愛ないけれど、主演の坂口健太郎、そして父親役の吉田鋼太郎がいい感じだったし、佐久間由衣や山本舞香といった脇を固める若手女優も悪くなかった。

というのは実は余談であって、この映画を観ながら余っていた食パンにマーガリンを塗って食べた、それが何とも美味かったのだなあ。
以前は昼食にトーストをやっていて、たいがいマーガリンを使っていたのだけれど、今は昼食オープンサンドにしてるから、もう長いこと「食パン&マーガリン」をやってなかったのですな。
しかも今回は焼いてない食パンにマーガリン。
いや、マーガリンが健康によろしくない食品だとは、一般論としてはもちろん知ってますよ。
別にこのまま毎日食べ続けようとは思わないけれど、今回、この時期にマーガリンを塗った食パンを(美味い)と感じたことがわたしにとって大切な、なにかこれ、人生の味わいなのだなあ。

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