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●2014年「キネマ旬報」の「オールタイム・ベスト 映画遺産 日本映画男優」のトップ10。 [「言葉」による革命]

●2014年「キネマ旬報」の「オールタイム・ベスト 映画遺産 日本映画男優」のトップ10。

1位 三船敏郎
2位 森雅之
3位 市川雷蔵
4位 勝新太郎
4位 高倉健
6位 原田芳雄
6位 松田優作
8位 役所広司
9位 三國連太郎
10位 志村喬

現役で活躍している俳優もいるけれど、この顔触れを見ていたら、今の日本に足りないものが明確に理解できます。
シンプルな言葉で書くと、「重み」「威厳」などなど。

「重み」
「威厳」

これからの日本に必要ないものだと思いますか?
そんなことないですよね。

タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年8月14日 [愛の景色]

ここで(創造力を試される)と
ぼくはある種の
革命を誓う

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌312日目~『ド・ローラ節子が語る バルテュス 猫とアトリエ』を愉しんだ後、午睡を決め込んだわたしが咳。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、本の話題」

8月8日(土)手術後502日目
退院後312日目

8月4日、昼食後午睡を取ろうと、その前にひとまずバルテュスに関する本をペラペラとめくりつつ、その本は『ド・ローラ節子が語る バルテュス 猫とアトリエ』なのだけれど、「ド・ローラ節子」という人は節子・クロソフスカ・ド・ローラであって、バルテュスの妻となった日本人。
しかしそもそも(バルテュスとは何ぞや、あるいは誰ぞや)と疑問する方もいらっしゃるであろうけれど、本名バルタザール・ミシェル・クロソウスキー・ド・ローラと長い、フランスの画家である。
バルテュスは1908年2月29日生まれで 2001年2月18日に死去した時は92歳だった。
妻「節子・クロソフスカ・ド・ローラ」となった「出田節子」は1942年生まれ。
二人の歳の差は30歳以上だったけれど、そんなのどうってことないよね。

わたしはもともとバルテュスの画が好きだし、『ド・ローラ節子が語る バルテュス 猫とアトリエ』は写真や画に小さなエッセイが添えられているという体裁ですいすい読みやすいからすぐに読了した。
しかし読了というのはどんな状態になった時点で言えるのだろうか、という疑問は以前からあるが、それはまた別の機会に。

『ド・ローラ節子が語る バルテュス 猫とアトリエ』には巻末に大原美術館館長、東京大学名誉教授 高階秀彌の「理想の美を求める古典主義者」と題された寄稿が掲載されている。
バルテュスを「古典主義者」と解釈するその筆致には、たいした美術知識のないわたしは(ほうほう)と頷くしかないが、バルテュスの画に関してその煽情性について語らないのはこの本が「お上品でなければならない」という編集方針によるものではないかと感じた次第。

で、スムースな読書で、いいこんころもちにうつらうつらしてきて、(このまま1時間半くらい緩やかにシエスタを)なんて意識しつつ眠りに落ちかけたその矢先、
「ごほんっ!」
これ、わたしの咳である。
そう、眠りに落ちる直前に咳が出ちまった。
こうなるとその後容易には眠れない。
眠れることもあるけれど、眠れなくなることも多く、この日はまったく眠れなかった。
(絶対眠れない)と確信があれば読書などの時間に変更するのだけれど、(ひょっとしたら眠れるかも)とか(小一時間でも眠りたい!)とか逡巡している間に時間は過ぎていく。
結局「まるっきり眠れなかった」という結果となった午睡予定の時間だけれど、体をしばらく横たえているだけでも疲労回復にはなっているよね。
負け惜しみじゃないですよ。
いや、負け惜しみかも・・・。

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