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●末尾ルコ フラグメント「猫、瞳」篇。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ フラグメント「猫、瞳」篇。

「猫、瞳」

青い目のニューマン
ニューマンと名乗った男
ミカエルの目の色は
暗いサファイア

・・・・・・

ぼくの素敵なネコの瞳は
どんな宝石にも譬えられない
そんな輝きを持つ
唯一の


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●末尾ルコ かつて語った、ポール・ニューマンの映画は常に鑑賞し直さねば! [「言葉」による革命]

●末尾ルコ かつて語った、ポール・ニューマンの映画は常に鑑賞し直さねば!

ポール・ニューマン・・・。
こんな映画スターはなかなか現れないですね。
デビュー時はマーロン・ブランドとよく比較されてくさっていたと言われますが、いわば破滅型のブランドとは違い、アウトローの雰囲気は持ちながら知性と破格の粋さを発散し続けた稀有なスーパースターです。
ポール・ニューマンの若き日、もちろんわたしはリアルタイムで知っているわけではないけれど、映画雑誌や旧作の鑑賞で観るその顔の完璧さに惚れ惚れしたものです。
目、顔の形、花の高さ、そして「ふ」と見せる「ニューマンスマイル」。
硬軟自在、融通無碍な、最高に魅力的な男。
女性から見てはもちろん、男どもから見ても「最高の男」、「男も惚れる男」がポール・ニューマンだったのです。
「明日に向かって撃て」「スティング」でという最高のハリウッドエンターテイメント映画で相棒だったロバート・レッドフォードも美しい映画スターです。(2015年に至っても、監督としてはもちろん、俳優としてもバリバリやっているのは「凄い!」としか言いようがない)
けれど「硬軟自裁」性という点にかけて、ポール・ニューマン以上の映画スターはなかなか思い当たらない。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年8月11日 [愛の景色]

それはそうですよ
今までのことと
君自身の状況を考えれば


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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌309日目~そこにいた蜘蛛、瀕死のごきごき、そして「たいめいけん監修コロッケ」との出会い。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、食の話題」


8月5日(水)手術後499日目
退院後309日目

5月くらいの、或る夜のこと。
目の前に、より正確にはやや右の方の壁に蜘蛛がいる。
蜘蛛が止まっている。
動かない。
動かない。
(このままずっと動かないのだろうか)

約2時間後、蜘蛛はまだそこにいる。
(このままずっとここにいるのだろうか)
しかしそうではなかった。
翌日蜘蛛はそこにいなかった。

7月も後半のある夜、洗面所へ行くとゴキブリが仰向けで倒れている。
動かない、動いてない。
「斃れている」と書く方が正しいか。
それとも正しく虫の息か。
どちらにしてもわたしは(ちっ!)と舌打ちする。
ゴキブリとはできたら関りたくないのだ。
確かに一匹のゴキブリとて一つの命。
仏心を発揮するならば、瀕死のゴキブリに「おお、こんなところで可哀そうに。ささ、バナナでも食べて栄養をつけなされ」と、このところ概ね常に買い置きしているバナナの端切れを与えることもあるのだろうけれど、残念ながらわたしはそこまでの仏心は持ち合わせていない。
できたらゴキブリには目の前に一切出てきてほしくないし、まして何らかの接触などもってのほかだ。
ゴキブリが生きて動いておれば、「見て見ぬふり」ではないけれど、せめて視界から消えるのを待っておればいずれ視界から消える。
ところが死んだゴキブリ、あるいは瀕死のごきごきと来たら、放っておいたら「そこ」に存在しっ放しではないか。
困るぞ、実際。

瀕死の、あるいは死んだゴキブリは、わたしが何らかの処置をしなければ基本的に「そこ」から消失しない。
「そこ」にごきごきの骸がずっと存在する状況はまるで好ましくない。
だからわたしは何らかの処置をするのであるが、例えば使い捨ての箸でつまんで捨てるとかにしても、間違いなくGの感触や重量が指先の感覚まで伝わってくるはずだ。
そしてわたしは致し方なく、此度はキッチンタオルを多めにとって、それでごきごき野郎を包み込み、ゴミ箱へ捨てた。
キッチンタオル多めだからほとんど感触は伝わってこなかったが、あくまで「ほとんど」だ、「ゼロ」ではない。
「ぜろ」、ではない・・・。

8月2日の夜、この日はスーパーで何か買って食べようと、母とともにサニーマートへ。
「何か」と言うか、冷麺にしようと決めていて麺ものコーナーへ行きすぐにいつもの冷麺をカゴに入れた。
さらにツナのおにぎりも。
ほとんどラーメンライスの世界だけれど、主食が冷麺だけじゃ物足りなくなりそうな気がして。
そして何やら「たいめいけん監修コロッケ」なる食べ物が置いてあるではないか、今まで見たことなかったぞ。
こういうのに弱いわたしは即刻かごへ運ぶ。
何やら小さなコロッケが4個入った透明のパックを。(つづく 笑)

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