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●末尾ルコ かつて語った、「007 スペクター」と言えばレア・セドゥ、レア・セドゥは「007 スペクター」! [「言葉」による革命]

●末尾ルコ かつて語った、「007 スペクター」と言えばレア・セドゥ、レア・セドゥは「007 スペクター」!

「007 スペクター」についてです。
作品クオリティとしては「スカイフォール」ほどではなかった。
しかしおもしろかった。
米国、あるいは世界興行成績も「スカイフォール」にはかなり及ばなかったようです。
どのくらいの割合かはさておいて、米国の場合、作品クオリティと協業成績が案外正確に合致する場合が往々にして見られます。
まあこの「スペクター」は批評もよかったようなので当て嵌まらないのでしょうが、わたしの見立てでは「スカイフォール」より様々な要素で「及んでいない」と感じた。
「スカイフォール」は映像的に多くのエキサイティングな見せ場があったけれど、「スペクター」は全体的にオーソドックスな作りで、ワクワク感は決して高くないけれど、じっくり心地よく愉しめる感じだったんです。
レア・セドゥファンのわたしとしては、「スペクター」では「ほとんど主役」状態だったのが実に嬉しく、その出演時間、まったく隙なく愉しみ尽くした。

「わたしはレア・セドゥのファンである」

だからわたしが書くレア・セドゥに関する文章には「自然と湧き出る主観的感想と映画ファンとしての客観的感想」の双方が含まれているわけなのですね
この点はぜひ押さえておいていただきたいし、映画に関する文章を読んだり書いたりする場合にぜひ意識していただきたい。

で、「スペクター」のレア・セドゥ。
いや、美しい!

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年8月29日 [愛の景色]

人生は冒険である
それは間違いなく事実であり
真実だ

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌326日目~映画『糸』宣伝番組、小松菜奈が「繰り返し観ている映画」は何だったのか?~自分の中の『アデルの恋の物語』『テナント』・・・。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

8月23日(月)手術後516日目 退院後326日目

映画『糸』の宣伝番組を観たのですが、よくある30分枠のあれですな、主演の菅田将暉、小松菜奈、そして榮倉奈々、成田凌、斎藤工と、このテの番組にしては豪華な顔合わせ。
中島みゆきの『糸』が名曲であることに異論はないが、その歌をベースに作り上げられたストーリーってどうなんだというのはありますが、瀬々敬久監督だから手堅く纏めてはいるでしょう。
しかしここでわたしが言いたいのは、その『
糸』宣伝番組で斎藤工が菅田将暉と小松菜奈に「今まで一番回数観てる映画は?あるいは一番影響を受けた映画、監督とかでもいいですが」と尋ね、菅田将暉はチャップリンの『ライムライト』を挙げたんです。
何でも「父親に観せられた」らしいですね。
こういうのってとても大切。
子ども時代に親が映画を観る時間を作るとか、読書や音楽も同じことですが、そうしたことが「普通」という感覚を身につけるのがとても大切です。
映画体験や読書体験を「普通」と言うのは何ですけれど、映画を観る、あるいは本を読む習慣がないとある程度の年齢からだとけっこう大きな壁ができてしまいます。
ある程度の年齢から映画鑑賞や読書を始められる人もいるけれど、結局生涯馴染めない人が多い。
映画鑑賞や読書・・・より多くの方の人生の中に入れてほしいんですね。

『糸』の宣伝番組のお話に戻りますと、菅田将暉が一番繰り返して観ている映画がチャップリンの『ライムライト』だということは分かった。
ところが小松菜奈にもその質問しているはずなのに、カットされちゃってました。
これはとても残念。
小松菜奈の「一番繰り返し観ている映画」、知りたかったんですが、
と言いますか、どんな俳優でも、彼ら彼女らの「好きな映画」、あるいは「好きな本、音楽」など知りたいんです。


フランソワ・トリュフォー監督の映画で『アデルの恋の物語』が一番好きとか言うとあまり映画通っぽくないけれど、わたしが正直になればやはり一番は『アデルの恋の物語』かもしれなけれど、トリュフォー作品の多くは最近観てないから、今観ると印象は大きく変わる可能性はある。
けれど『アデルの恋の物語』はかなりの頻度で観ているから少なくともイザベル・アジャニー出演映画の中で一番であることは間違いない。
わたしにとって、ですよ。
アジャニー出演作にロマン・ポランスキー監督の『テナント』もあって、ずっと(すご~く怖い映画)という感想を持っていたのだけれど、最近久々に観て、案外怖くなかった。
こんなこともあるんですよね。

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