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●末尾ルコ 映画一般教養講座的 イングリッド・バーグマンとイザベラ・ロッセリーニ。 [「言葉」による革命]

イングリッド・バーグマンが太陽であるならば、イザベラ・ロッセリーニは月であるというシンプルな譬えは当たっていなくもない。
ただイザベラにはもっと妖しく光を放ち続ける月であって欲しかった。

https://next.liberation.fr/culture/2015/09/04/ingrid-bergman-par-isabella-rossellini-en-avant-premiere-sur-liberationfr_1375620

タグ:映画 アート
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年7月11日 [愛の景色]

大雨の予報が出ていて
その予報通りに大雨の音がしきりにする
もう朝になる
バタバタと騒ぐ音を聴きながら、
(あなただけを想いたい)と
今はそう強く思う

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌279日目~7月6日、「胸に違和感」を訴え病院へ~無難な検査結果だけれど、毎日をより慎重の送らねばと再認識。と、『かぐや様は告らせたい』。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

7月6日(月)手術後470日目
退院後279日目

7月6日の月曜日、母は午前中のデイケアを済ませて昼食を食べ、そろそろ一休みしようかという段階で母の様子がおかしい。
右手、あるいは左手を胸の中心において、表情も曇っている。
「どうした?」と尋ねると、
「この辺りがどうもおかしいがよ」
実はその部分、胸の中心部は心臓(冠動脈)バイパス手術の縫合痕の一番目立つ大きな場所と言ってよく、手術直後と比べるとだいぶ肌に馴染んでは来ているけれど、それでも縫合痕がかなり大きく隆起している。
心臓(冠動脈)バイパス手術についてご存じの方には周知だろうけれど、大手術であるから、母の場合は胸の中央部を腹部まで縦一本戦の縫合痕があり、さらにバイパスに使用する動脈を採取した左脚大腿部にも長い縫合痕がある。
胸の大きな縫合痕については、母は少し前から時に「痒い」とか「痛い」とか訴えていたが、心臓血管外科の検査も問題ないし、皮膚の表面に近い違和感なのではと様子見状態だった。
しかしこの日は表情も不安げでこれまでとは違い、この状態のまま夜を迎えるわけにはいかないと急遽A病院へ車を走らせた。

午後2時前に到着しての予約なし受診はさすがに待ち時間が長かった。
病院を出たのがほぼ午後4時。
母はいつもは上機嫌でしかもしょっちゅうおふざけをするタイプの人でして、そこが老若男女問わず親しまれる因となっているのですが、同時に感情の起伏もかなりのもので、落ち込んだりパニクったりも珍しくない。
だから体調面や転倒リスクだけでなく、精神面をサポートするためにもわたしがいつもついているのだけれど、それは正直プロであっても他人様には難しいのです。
にこやかな母の姿だけしか知らない人には想像がつかないだろうけれど、愛すべき人でもありかなり難しい人でもあるということなのですね。
この日も「病院へ行こう」ということになるとすぐに「わたしは今日で終わり」とか言いだすし、実はこのセリフ、ストレスが溜まったりしたときの定番となっているのですが、病院の待合でも右脇腹が痛くなったと言いだして、「もうわたしは死んだ方がましや」とか、他の外来さんにも聞こえるような声で言いたす始末。
待ち合いに隣接するベッド室で横になると間もなく調子はよくなってきましたが。

結局この日は循環器内科医が診てくれて、心電図、血液検査ともに目立った異常はなし(白血球が少し増えていたけれど、これは日常的にも珍しくないことなので)、左わき腹を圧しても痛みはないので胆嚢のトラブルでもなかろうということで、おそらく縫合痕が大きいことによる精神面も含めた違和感ではなかろうかと、取り合えずこの日はどうにか収まったという次第でした。
(ひょっとしたらまた入院・・・)という可能性も頭をよぎったけれど、それは免れました。

その後はイオン高知で買い物し、家で問題なく夕食も食べた、橋本環奈出演の『かぐや様は告らせたい』を観ながら。

まあとにかく、人間日々「何が起こるか分かりません」し、それが高齢で大病を経た母であれば尚更慎重に、何かの症状が出れば迅速に行動せねばとあらためて認識した日となりました。

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