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●末尾ルコ フラグメント「猫、大王」篇。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ フラグメント「猫、大王」篇。

「猫、大王」

ああ、
俺はアレクサンドロス3世より年上だ
とてつもない偉業を達成しながら、
満32歳で死んだアレクサンドロス3世。
もう紀元前が戻ってこない以上、
大王の業績に比肩する者は永遠に現れないが、
この英雄の32年の生涯の
「幸福度は?」などと
陳腐なことを尋ねてはならない。

・・・・・・

ぼくの素敵なネコには
あらゆる幸福感を
味わってほしいのさ!

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年7月22日 [愛の景色]

ところが何か月か前からは
(そうでないと)素朴にも
信じ込むと言うよりも
その文脈でしか考えていなかった

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌290日目~大人のための「胸キュン映画」鑑賞法、『ういらぶ。』や『ニセコイ』などに関して。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

7月17日(金)手術後481日目
退院後290日目

「胸キュン映画」っつうのをですね、ちょいちょい観るのですわ。
観なきゃいいんだけれどなぜ観るかと言うと、一つは母と一緒に気軽に愉しむため。
母にとってはいわゆる「アート系」の映画はなかなか馴染むことができず、そういうのはわたし一人で深夜に観ます。
母とともに鑑賞する作品は、ある程度登場人物が限られていて、ストーリーラインのしっかりしたものですね。
登場人物が多過ぎるとか、過去と現在を行ったり来たりとか、あるいは宇宙へ飛び出したりとかはダメです、わたしだけで観ます。
宇宙系って、友人のフランス人フェノン(仮名)の奥様(ニュージーランド人)も苦手で、まったく興味を示さなかったといいます。
そうしたタイプの映画以外ですね、母と愉しむのは。
でも本当に愉しいです、母とともに映画を観るの。
わたしがかなり説明しながらにはなりますが、わたし自身の言葉の訓練にもなる。
で、ですねえ、今のわたしの考えでは、在宅介護にしても施設での介護にしても、「映画鑑賞」を、もちろん介護される方のコンディションによりますけれど、どんどん活用していただきたいんです。
この件に関してはまた折に触れお話していきます。

で、「胸キュン映画」をなぜちょいちょい観ているのかについてですが、「若手俳優」をチェックする目的もあるんです。
要するに、現在売れている、売れかけている若手俳優はたいがい何度か「胸キュン映画」へ出演するようになつてるんですよね。
別に「売れてる俳優だけがいい」とは言ってませんよ。
そしてもちろん「胸キュン映画」だから、馬鹿馬鹿しい、下らないクオリティの作品が多い。
でもまあ頭を空っぽにする時間も必要ですからね、人生をバランスよく送るには。
それと、「胸キュン映画」と言っても一級の監督が撮った作品も多く、それらの中には観応えあるものも存在する。
ストーリーは馬鹿馬鹿しいですけどね。

最近観た「胸キュン映画」の中では『ういらぶ。』というのがおもしろかった。
主演の桜井日奈子がわたしのイチオシ若手女優だというのももちろんありますし、助演で玉城ティナ、そして伊藤健太郎も出演している。
これだけ出てると観応え十分です。
いや、馬鹿馬鹿しいこた馬鹿馬鹿しいんですよ。
でも力のある若手俳優たちを観ているだけで愉しいし、『ういらぶ。』については逆もそこそこ機能していた。
あと、中島健人と中条あやみの『ニセコイ』も悪くなかった。
いや、馬鹿馬鹿しいんですよ(笑)。
でも(ここまで馬鹿をやってくれりゃ、逆におもしろい)という気分の映画でした。

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