●末尾ルコ かつて語った「鬼畜」野村芳太郎監督

岩下志麻と小川真由美が火花を散らす冒頭が見もの。岩下志麻の芝居にはやや無理を感じなくもないが、「生」の女そのものの小川真由美は見事に「昭和」だ。作品を通して緒方拳が感情を抑えているだけに、ラストにはカタルシスが十分。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 ２０２１年８月１２日

そして今日も
「ごきげんよう」と

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●「母連れ狼」末尾ルコ（アルベール）、うたちゃん（母）の日々、『ウルトラＱ』ケムール人の特徴は？～ケアマネさんに岸恵子の『旅路』。

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「恋多きヒヨコ」でもあります。原則いつも母（うたちゃん）と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

…

『ウルトラＱ』のケムール人の特徴はと言えば、軽やかに走ること。
軽やかに軽やかに、心までも弾ませるように。
そしてもう一つ、セクシーなボディライン。
ぴっちりとフィットした宇宙人スーツは彼のスムースなボディラインをより魅惑的に際立たせている。

・・・

７月ケアマネさんの家庭訪問。
毎月映画のＤＶＤをお貸ししているのですけれどね、７月は『旅路』という作品。
岸恵子と佐田啓二が主演でありますわ。
岸恵子がですね、リアルタイムでは中年以降の彼女でしか知らず、若い頃はもちろん「過去の名作を鑑賞」という形でしか知らないのだけれど、美しいんですね、しかもチャーミング。
（こりゃ大スターになるわ）と納得の岸恵子なんですが、わたしまだ『君の名は』など観てないんですよね。
アニメの方じゃないですよ。
アニメは『君の名は。』と句点が入るのね。
岸恵子主演でかつて日本中に大ブームを起こしたと歴史に刻まれる『君の名は』はもともと大人気ラジオドラマだった作品を実写映画化。
ヒロインが岸恵子で、相手役が佐田啓二。
『旅路』と同じ二人なんだなあ。
そしてこれまた歴史的事象として刻まれているが、映画中岸恵子のストールの巻き方が「真知子巻き」と呼ばれ、女性たちに大ブームとなったと。
こういうことは繰り返し繰り返し語られるべきなのですね。

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