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●末尾ルコ かつて語った「アメリカン・ヒストリーX」トニー・ケイ監督 [「言葉」による革命]

「アメリカン・ヒストリーX」トニー・ケイ監督

映画紹介の写真を見て、「どれだけ過激な映画かな」と期待したが(←するな~)、あにはからんや「ヒューマン」です。「ヒューマン」はいいのだけれど、「あ、そんな着地か」とすっきりし過ぎるのがアメリカ映画の定石。観る前の期待は、「定石の外」だったが。
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年8月22日 [愛の景色]


雨が降り続く21年の8の月
これはただ降っているだけなのだろうか

ぼくはもっと何かを感じるべきなのか
この非道なまでに降り続く雨に

ぼくはあなたと出会った
それは多分
21年7の月

なのに降り続く雨は邪魔をする
あなたと会うことを
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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々、わたしの好きな国歌は…そして『カサブランカ』のあのシーン。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「恋多きヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。




外国の国歌ったって、そういろいろ知ってるわけでないです。
実際問題、聴いても印象に残らない国歌が多いですからね。
そんな中、世界的によく知られている国歌を挙げるとすれば、
アメリカ合衆国
英国
中国
ロシア
フランス
ドイツ

う~ん。
他に知ってます?
イタリアとかスペインとかブラジルとかも当然聴いたことあるんですが、ブラジルはちょっと覚えているかなというくらい。
イタリア、スペインなんかぜんぜん出てこないっす。
で、わたしが特に好きな国歌が、フランスとロシア。
どちらも聴くたびに胸が熱くなるんだなあ。
別にマクロン政権やプーチン政権に胸熱くしてるわけじゃないですよ。
あくまで「曲」に、です。

フランス国歌はご存じ「ラ・マルセイエーズ」。
歌詞の内容は勇ましいと言いますか、勇まし過ぎると言いますか、血生臭くさえあるのですが、フランスの歴史に想いを馳せながら聴くと心躍らざるを得ない。
映画『カサブランカ』で親ナチスのヴィシー政権下、リック(=ハンフリー・ボガート)が営む『リックスバー』の中、ナチスの連中が我が物顔に振る舞いドイツの歌を得意げに唄う。
強く怒る地下活動家ラザロが「ラ・マルセイエーズを」と促し、リックもうなずき許可をする。
そしてバーの中は「ラ・マルセイエーズ」の大合唱。
涙を流しながら歌う女。
このシーンは圧政に苦しむ人たち、圧政だけでなく人生の苦難、重さに耐えかねている人たちに大きな勇気を与える。映画史上でも際立った名シーンと言えます。

タグ:アート 音楽
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