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極限の愛、日常の愛、その言葉 2019年9月5日 [愛の景色]

そんなあなたは誰なのだろう

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記166日目~人生を華やかにする「意外性」、あいみょん「マリーゴールド」と米津玄師「Lemon」を高齢の母が歌う理由。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、音楽の話題」

9月1日(日)手術後166日目
転院130日目 

母とわたしが病室で、あいみょん「マリーゴールド」と米津玄師「Lemon」をなぜ練習しているか、というお話の続きである。
もちろんこの2曲だけでなく、前にも書いているようにユーミンの曲、そして「浜辺の歌」や「椰子の実」といった唱歌、さらにペドロ&カプリシャスの「ジョニーへの伝言」や美空ひばりの「みだれ髪」なども練習している。
ちなみに、現在のところ30曲以上を練習しているが、歌唱の際の難易度は、わたしの感触では、「みだれ髪」が最も高いと見ている。
この曲を正確に、しかもドラマティックに歌いこなすのは至難の業である。
ま、他の歌についても今後お話していくつもりだなのだけれど、いやホント、「自分で歌ってみて初めて見えてくること」って多いですから、ぜひアカペラで歌う習慣をつけるといいですよ。
「カラオケ」も時にいいけれど、「歌そのもの」を実感するのならアカペラの方がいい。

で、あいみょん「マリーゴールド」と米津玄師「Lemon」を選んだ理由ですね。
わたしがこの2曲を取り立てて好きだったわけではない。
それにしても米津玄師って188cmもあるんですね、余談ではありますが。
188cmと言えばテニスのマリア・シャラポワと同じ・・・余談ではありますが。
ちなみに大坂なおみは180cmです・・・余談として知っていただければですが。

もともと母の歌のレパートリーはさほど多くはなく、「歌うの大好き」ではあるけれど、歌謡曲や演歌、ましてJ POPなんかはほとんど歌ってこなかったのですね。
そこは元小学校教師、唱歌、そして学校の音楽の教科書に載っているような歌であれば見事に歌う。
例えば「浜辺の歌」「椰子の実」や「翼をください」とか。
しかしもともと若い頃から歌謡曲、演歌などは聴かないし知らなかった。
小学校の仕事ってとても忙しくて、歌番組を観る時間などあまりなかったし。
当時は低血圧で(50歳くらいから高血圧気味に)、夕食が済むとすぐに眠くなっていましたから。
そもそも当時から若い女性で演歌を好む人はあまりいなかったのでしょうな。

で、あいみょん「マリーゴールド」と米津玄師「Lemon」なのだけれど、つまり

「意外性」

がとてもいい影響をもたらすのです。

若い人があいみょんを歌うのは普通。
高齢の人が唱歌や懐メロを歌うのは普通。
上手く歌えば、「ああ、お上手ですね~」となるけれど、それ以上の展開にはなり難い。
ところが83歳の母があいみょん「マリーゴールド」のワンフレーズでも歌うと、若い人たちが、

「えーーーーーー???!!!」

という反応になる。

こうした「えーーーーーー???!!!」という反応、人生の中ではとても重要だと思うんです。

このテーマ、続けます。


※こうした方法がすべての方に有効であるとは限りません。まずご当人の心身の健康状態などを見極めた上で活用するか否かをお考えください。

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