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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年3月8日 [愛の景色]

あの夜はいつだったのか
君と「あの話」をした夜は
ほんの数日前だから明確であるはずなのに
どうにも1日か2日のずれを感じる
あの夜はたとえば
28日と29日の

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌152日目~悩ましい「どの程度外出を控えるべきか」という大問題。~そもそもインフルエンザは新型肺炎より怖い?その毎年の犠牲者は?「超過死亡」とは? [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題」

3月3日(火)手術後349日目
退院後152日目

コロナウイルス新型肺炎で重篤な結果となるリスクが高いのは言うまでもなく高齢者であって、それは毎年流行するインフルエンザも同じことです。
ところがインフルエンザに罹患したことによって死去する人たちの数をメディアが大々的に報道することは昨今なくて、実は毎年かなりの方々が亡くなっている。
次のサイトによると、ここ数年のインフルエンザによる死者は、

「2016年1463人→2017年2569人→2018年3325人」となっており、2019年1月には「1日平均で死者54人」が亡くなっているのだという。

(日本でインフルエンザによる死亡者数が増加 米国の傾向ともシンクロ
https://news.livedoor.com/article/detail/17834048/

このようなデータは「知っている人は知っているけれど、知らない人は知らない」という状況が現在だと言えるだろう。
このデータを見ると現在のところコロナウイルス新型肺炎よりもインフルエンザの方が遥かに脅威なのだと理解できるが、もちろん新型肺炎の感染力の強さとまだまだ実態不明な部分が多いところが恐怖感を煽るのも理解できる。
そうしたことを踏まえても、3月2日のデイケアを休んだのが順当だったか過剰反応だったか判断はつけ難いところだ。
感染リスクを最小限にする方法の一つは「一切外出しない」なのだろうけれど、「一週間」とか「10日間」とか期限があればできなくもないが、「いつ終息するか分からない」現状で外出を控え過ぎるのは社会的存在としての人間性を投げ出してしまう感もあり、しかしわたしの場合は自分だけならまだしも、母の体調に関する責任も大いにあるので悩ましいところである。

やや余談だけれど、『国立感染症研究所』のサイト(https://www.niid.go.jp/niid/ja/typhi-m/iasr-reference/2471-related-articles/related-articles-477/9235-477r06.html)によれば、インフルエンザによって亡くなった人の把握の仕方に「超過死亡(excess death, excess mortality)」という概念があるそうだ。
同サイトによれば「超過死亡」の概念は次の通り。

「直接的, 間接的を問わず, インフルエンザ流行がなければ回避できたであろう死亡者数を意味する。」

有名人の死亡記事などでもよく「死因は~」と記載されるけれど、事故や事件などでの死亡でなければ多くの場合死因はいくつもの要素が絡み合っているのではないか。

3月2日には高知で3人目のコロナウィルス新型肺炎感染者が出たと発表された。
高知で初の感染者は既に全国ニュースでも大きく報道されている通り、大阪で行われた100人規模のライブへ参加した30代の看護師だ。
2人目はその看護師の母親、そして3人目は看護師の知人であるという。

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