●黒沢清監督『侵略する散歩者』へのフラグメント。 [「言葉」による革命]
●黒沢清監督『侵略する散歩者』へのフラグメント。
末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を磨くレッスン」
わたしは黒沢清監督作品のファンだけれど、いつも感じるのが、(もう一つ振り切れない)気分だ。
どの作品も愉しめて、世界的に見ても極めて信頼している映画監督の一人だけれど、(黒沢監督のこの作品が絶対!)というものがない。
その中では『侵略する散歩者』は、クライマックスのカタルシスが素晴らしく、そして大人の憂いが薫るようになった長澤まさみも魅力的で、「かなり振り切れた方」と言える。
あ、でも『叫』はよかったなあ・・・と言うか、本気で怖かったです。
末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を磨くレッスン」
わたしは黒沢清監督作品のファンだけれど、いつも感じるのが、(もう一つ振り切れない)気分だ。
どの作品も愉しめて、世界的に見ても極めて信頼している映画監督の一人だけれど、(黒沢監督のこの作品が絶対!)というものがない。
その中では『侵略する散歩者』は、クライマックスのカタルシスが素晴らしく、そして大人の憂いが薫るようになった長澤まさみも魅力的で、「かなり振り切れた方」と言える。
あ、でも『叫』はよかったなあ・・・と言うか、本気で怖かったです。
●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌157日目~3月5日デイケア復帰~デイケアで「怖い映画」を観る利用者さん~『サイレント・ヒル』の魅力を語る。 [「言葉」による革命]
末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」
3月8日(日)手術後354日目
退院後157日目
3月2日のデイケアは欠席した母ですが、
3月5日分には復帰しました。
行けば行ったでスタッフの方々とたのしく過ごす母ですが、やはり欠席している利用者さんもぼつぼついる。
ただインフルエンザ流行期にはあまり顔を見せていなかった利用者さんは来ていたりと、出欠の判断や状況はまちまちのようだ。
スタッフさんは一人がお休みでこの日は4人での運営。
いつもながら少人数での運営には頭が下がります。
送迎から昼食介助からすべてこの人数でやってますからね。
特に個別リハビリなど以外の時間の利用者さんをどう過ごしてもらうかが難しく、計算問題や難読漢字のプリントをやってもらったり、中には「怖い映像」を見せてもらってたのしんでいる利用者さんもいる。
デイケアで「怖い映像」を観てるっておもしろいなと思うのだけれど、介護福祉士さんがYouTubeやAmazonプライムなどから選んで見せてあげているようだ。
「怖い映像」の内容は実話風(笑)のものもあrば、ホラー映画の場合もあり、この日は『ザ・キューブ』という映画だった。
『ざ・キューブ』はいわゆるシチュエーションホラー映画なのだけれど、わたしはこのテの作品に対してはやや興味が薄く、同作品も未鑑賞だが、介護福祉士さん(女性)と所長さん(男性の理学療法士)の、「これ『ザ・キューブ』じゃないですよ。何か古いB級映画ですよ」「え、ホント?いやこれ『ザ・キューブ』ですよ」などという遣り取りに味があった。
このお二人はけっこう映画好きで、この日は「怖い映画」という括りでわたしからは『エクソシスト』や『サイレントヒル』などのタイトルの話題を提供した。
『サイレントヒル』はゲーム作品を映画化したもので、しかしゲームをしないわたしは元ネタを知らないが、とても愉しめる映画だと思います。
クリストフ・ガンズ監督の造形した幻想的かつ悪夢的な「サイレントヒル」の異様な雰囲気が素晴らしく、作品中何度となくサイレンが鳴るのだけれど、映画館で鑑賞するといまだ耳から離れないですね。
クリーチャーを含め、次々とインパクト抜群のスタイリッシュなショッキングシーンが連打され、主演のラダ・ミッチェルは多分この作品でのみ抜群にセクシーで官能的。
そしてジョデル・フェルランドという子役がクライマックスで長台詞を炸裂させるのですが、その英語の発音、そして滑舌が大好きなのです。
クリストフ・ガンズ監督、レア・セドゥ、そしてヴァンサン・カッセル共演の『美女と野獣』もなかなかおもしろかった。
ハリウッド版と違い、特撮を使っても生々しさがあります。
3月8日(日)手術後354日目
退院後157日目
3月2日のデイケアは欠席した母ですが、
3月5日分には復帰しました。
行けば行ったでスタッフの方々とたのしく過ごす母ですが、やはり欠席している利用者さんもぼつぼついる。
ただインフルエンザ流行期にはあまり顔を見せていなかった利用者さんは来ていたりと、出欠の判断や状況はまちまちのようだ。
スタッフさんは一人がお休みでこの日は4人での運営。
いつもながら少人数での運営には頭が下がります。
送迎から昼食介助からすべてこの人数でやってますからね。
特に個別リハビリなど以外の時間の利用者さんをどう過ごしてもらうかが難しく、計算問題や難読漢字のプリントをやってもらったり、中には「怖い映像」を見せてもらってたのしんでいる利用者さんもいる。
デイケアで「怖い映像」を観てるっておもしろいなと思うのだけれど、介護福祉士さんがYouTubeやAmazonプライムなどから選んで見せてあげているようだ。
「怖い映像」の内容は実話風(笑)のものもあrば、ホラー映画の場合もあり、この日は『ザ・キューブ』という映画だった。
『ざ・キューブ』はいわゆるシチュエーションホラー映画なのだけれど、わたしはこのテの作品に対してはやや興味が薄く、同作品も未鑑賞だが、介護福祉士さん(女性)と所長さん(男性の理学療法士)の、「これ『ザ・キューブ』じゃないですよ。何か古いB級映画ですよ」「え、ホント?いやこれ『ザ・キューブ』ですよ」などという遣り取りに味があった。
このお二人はけっこう映画好きで、この日は「怖い映画」という括りでわたしからは『エクソシスト』や『サイレントヒル』などのタイトルの話題を提供した。
『サイレントヒル』はゲーム作品を映画化したもので、しかしゲームをしないわたしは元ネタを知らないが、とても愉しめる映画だと思います。
クリストフ・ガンズ監督の造形した幻想的かつ悪夢的な「サイレントヒル」の異様な雰囲気が素晴らしく、作品中何度となくサイレンが鳴るのだけれど、映画館で鑑賞するといまだ耳から離れないですね。
クリーチャーを含め、次々とインパクト抜群のスタイリッシュなショッキングシーンが連打され、主演のラダ・ミッチェルは多分この作品でのみ抜群にセクシーで官能的。
そしてジョデル・フェルランドという子役がクライマックスで長台詞を炸裂させるのですが、その英語の発音、そして滑舌が大好きなのです。
クリストフ・ガンズ監督、レア・セドゥ、そしてヴァンサン・カッセル共演の『美女と野獣』もなかなかおもしろかった。
ハリウッド版と違い、特撮を使っても生々しさがあります。