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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~映画初主演の『マイ・ダディ』でムロツヨシは牧師。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。




『マイ・ダディ』はムロツヨシの映画初主演。
日本映画界って、(なんでこの人が?)という人物がひょいと主演していることもあるが、例えば檀れいなど、今年公開された映画でようやく初主演だという。
もちろん檀れいにもっとインディ系の映画へ出るという姿勢があればまた別の女優人生だったかもしれないが。
今の日本、インディ系映画との繋がりがないと、作品的クオリティを確保し続けるのは難しい。
それと主役に若手俳優を配する機会が日本映画界、やたら多いですわな。
主要鑑賞ターゲットが中高生女子である映画がとても多い。
彼女らは自分の「推し」が出演していたらしっかり映画館へ足を運び、グッズも購入してくれるのだろう。
中にはそうした女子をターゲットにしてクオリティ高い映画もできることはあるけれど。
でも少ないですわな、そういうケースは。

『マイ・ダディ』はムロツヨシがプロテスタント教会の牧師で、妻には先立たれ、一人娘がいる。
しかしその一人娘が白血病を発症してしまう。
そしてその際の検査により、娘が自分の本当の子どもでない事実が発覚。
(愛し合っていたと信じていた妻は浮気していたのか?)という疑念に憑りつかれ、しかも一旦回復したと思われた娘がまた倒れ、骨髄移植が必要な状態になってしまう。
主人公は牧師であり、当然ながら「神の存在」に対する恐ろしい疑問が頭をもたげてくるのだろうが、その心理に深入りすることはない。
監督としては深入りしたかったのかもしれないが、キリスト教のテーマに深入りすると日本の一般観客には理解が難しくなるから、ほのめかしただけなのかもしれない。
日本でィングマル・ベルイマンの映画が大ヒットはしないから。


・・・

『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」



『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



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タグ:映画 アート
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