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●末尾ルコ かつて語った吉永小百合という女優 1 [「言葉」による革命]

吉永小百合は1945年生まれで、『伊豆の踊子』は1963年公開の映画だから、10代後半ということになる。
伝説的作品『キューポラのある街』はその1年前の1962年だ。
要するに、十代で映画スターとして頂点まで上り詰めたまま、平成30年の現在まで50年以上、その座を脅かす者さえ現れていないという凄い女優なのである。(「凄い」にはいろんな意味があるのですが)
ところでこれはわたしの感じなのだが、『キューポラのある街』を観ても、『伊豆の踊子』を観ても、要するに10代の吉永小百合からは、「動物的」な印象受けるのだ。
10代であるから、じっくりと人間的深みを出すのは難しいとしても、他の十代の女優にはそうそう見られない「動物的」印象である。

タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年11月17日 [愛の景色]

11月のある夜
東南の空に
半月が浮かんでいた

半月は綺麗だ
けれど細くとても細く
優美な薫り立つような

三日月には敵わない
半月の牧歌性は
決して敵わない

そしてあなたは確かに
三日月の美を纏い
あの花の美を湛えている

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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌400日目~伊藤健太郎がどうかは知らないが、「勘違い人間」、多いです。~浜辺美波と橋本環奈、「小さい」からおもしろさが出せる? [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

11月8日(日)手術後589日目 退院後399日目

少し前に話になりますが、俳優の伊藤健太郎はひき逃げ事件を起こして逮捕されましたね。
で、ワイドショーなどではひき逃げ事件を起こす前に週刊誌に掲載されていた伊藤健太郎の「褒められない行状」について言及したりもしていました。
その記事の中で伊藤健太郎は、「先輩俳優たちのもタメ口など態度が悪かった」と書かれていたそうです。
で、雑誌記事の真偽は分からないのでここからは一般論となりますが、「先輩相手のタメ口、態度の悪さ」、これはいけないですね。
別に「年功序列」を推奨しているわけではないですよ。
わたしはずっと年下相手でも、もちろん男女問わず、普通は呼び捨てにしたりぞんざいな口を利いたりしませんし、さほど親しくなってない段階では、例えば大学生相手でも敬語を使います。
もちろん年上と思しき相手には(見た目では分からないことも多いですが)、十分な経緯が伝わるような話し方、態度をします。

ところがねえ、何と言いますかねえ、世の中こちらが優しくするとつけ上がる人間が少なからずいるんですよね、ずっと年下でも。
「自分が優しくされている、レベルをグッと下げて対応してくれている」ことにまったく気づかずに、調子に乗ってタメ口、時に舐めた口を利き始める手合いって、いるですよね、ちょいちょい。
そういう手合いってどうにも勘違い人生を送り続けている人たちが多く、ぶっちゃけ頭が悪すぎる。
ことらもそんな態度の連中、(しかるべき人間)と見做して対応していくことにはなりますね。

「勘違い人間」って、本当に困ります。
下手に出たらすぐ付け上がったり、自意識過剰で誰もそいつのことを貶してないのに(貶された)と妄想に囚われて意味不明の攻撃をしかけてきたり。
かと思えば、いきなりヒステリックにビービー言い出したりとか、当人は「理詰め」のつもりだけれど、実は感情的になっているに過ぎないだとか、いろいろあります。

「勘違い人間」、自分たちでは「勘違い」に永遠に気づきませんので、周囲が上手に気づかせねばなりませんね。
あくまで、「上手に」ですが。
こんな連中と正面切って相手するなど時間の無駄にしかなりませんから。

・・・

浜辺美波とか橋本環奈とか、コメディエンヌ(もとのフランス語の意味はニュアンスが違いますが)としてけっこう活躍してますよね、若いのに。
この二人に人を笑わせる才能がどれだけあるかはまだはっきり分からないけれど、確かにわたしも観ていて(クスッ!)と笑ってしまいます。
で、思えば二人とも小柄ですよね。
顔立ちは二人とも、若手女優の中でも極めていい。
しかし小柄である。
その小柄さを十二分に生かしてのコメディ演技なのだと思います。
恐らく平均的な体形の女優がおなじことをやってもあまりおもしろくない。
そしてこの二人のように、顔は人一倍美形でかなり小柄、そして非常に高い知名度と人気を誇る女優というのは、かつてあまりいなかったと思います。
その意味でも今後も注目したい二人ではあります。

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