SSブログ

●末尾ルコ かつて語った吉永小百合 2 [「言葉」による革命]

つまり、常にハイテンションで喋り、動き、表情はある程度固定されたまま、90分程度の映画の中で、有無を言わさず一気に見せてしまう。
おそらくわたしが当時もし同年代の男としてリアルタイムで吉永小百合を観ていても、特にファンにはならなかっただろう。
正直、観ていて少々疲れるのである。
『伊豆の踊子』にはゲスト出演的に浜田光夫も出演していたが、これまた短い時間になかなかのハイテンションである。
そして別に二枚目でもなければ、カッコよくもない。
『伊豆の踊子』で吉永小百合の相手役を務めているのは若き日の高橋英樹だが、その美男子ぶりと比べると浜田光夫、「その辺のあんちゃん」である。

タグ:アート 映画
nice!(9)  コメント(0) 

極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年11月18日 [愛の景色]

(おれは何をやってるんだ
何をしたいんだ 何を求めているんだ)と
さすがに思う、

nice!(7) 

●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌401日目~百恵、友和『ホワイト・ラブ』、その観どころは三浦友和の開襟か?岩城滉一のポン引きか?~ケアマネさんとの素敵な見解の相違、黒木華とオーラ。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

11月9日(月)手術後590日目 退院後400日目

山口百恵、三浦友和の『ホワイト・ラブ』もけっこうおもしろかったです。
山口百恵はかつていなくなった父を訪ねるためにスペインへ行こうと志し、スペイン語教室に通っている。
その教室の講師の一人が三浦友和である。
なにせ三浦友和の着こなしぶりが凄まじい(笑)。
シャツは常に開襟で、しかもそんじょそこらの甘っちょろい開襟じゃない。
ほとんど胸の下まで開けているじゃあありませんか!
さすが昭和の開襟は違う!
友和、タフガイだぞう!!

そして『ホワイト・ラブ』には岩城滉一が出演しているんですが、これがポン引きの役で、けっこうハマってます(笑)。

山口百恵は『ホワイト・ラブ』でも綺麗です。
年を追うごとにどんどん洗練された魅力が出てきていたのでしょうね。
しかもこの作品中では胸元がかなり広く露出して、しかも胸の膨らみが強調されたシャツを常用している。
百恵・友和コンビでの映画10作目だという『ホワイト・ラブ』、「大人の百恵」を明確に打ち出していた頃でもあったのでしょう。

百恵・友和コンビ10本目ということでスペインロケが敢行されておりますが、スペインの撮り方もなかなかよかった。
しかしそれ以上の観どころは登場人物の日常生活描写。
百恵の家も友和の部屋も手狭で実にリアル。
(ああ、昭和の家はこんな感じだったよなあ・・・)という実感がリアルに伝わってきます。
「時代の再現」も映画の大切な役割であり、魅惑。
その点リアルとは程遠い昨今の「胸キュン映画」、20年後に観たらどう感じるでしょうか。



そう言えば10月のケアマネさん家庭訪問の時、いつも通りお話は盛り上がったのですが、映画や俳優に対する認識の違いもいくつかありました。
わたし、しっかり話の通じる人であれば、少々の意見や認識の相違はまったく大丈夫で、それで気を悪くするなど絶対ない人間ですから。
でも世の中には意見が少々違うくらいのことで逆ギレする幼児的うましかな御仁も存在するのですよね。
どうしようもないです。

で、意見が相違してもぜんぜんOKのケアマネさんと今回はどのような相違点があったかと言えば、一つは黒木華について。
わたし黒木華はいつも素晴らしいと思ってまして、強く女優オーラも感じてます。
ところがケアマネさんにとってはそうじゃない。
「あの人、顔も大きいし、雰囲気だけじゃないですか?」とのご意見。
オーラも当然感じてないようで、(ふ~ん、おもしろいな)とあらためて思ったものです。

つまり、

「誰が誰に対してオーラを感じるか」というテーマ。

「誰もが感じる普遍的なオーラを発する人間」

というのは存在すると思うのですが、もちろん断言はできない。
「オーラなんて存在しないよ!」と決めつける人にとっては関係ないテーマでしょうが、わたしは「存在する」と思ってますので大切にしたいテーマです。
ただ、「オーラ占い」とか、オーラを商売にしている人たちは信じませんけどね。

nice!(22)  コメント(4)