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●末尾ルコ かつて語った『女殺油地獄』などの「男の股間」4 [「言葉」による革命]

で、『女殺油地獄』と『HK変態仮面 アブノーマル・クライシス』では一見何の関係もなさそうだけれど、重要な共通項がある事実を発見した。
何か?
「男の股間」である。

『女殺油地獄』は堤真一の、『HK変態仮面 アブノーマル・クライシス』は鈴木亮平の、「股間」がやたらと強調される。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年11月28日 [愛の景色]

南と西の中間に
地平線と天頂の
中間に
三日月
あなたのような

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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌411日目~「問答無用の名作西部劇」『荒野の決闘』を久々鑑賞、その圧倒的クオリティ。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

11月19日(木)手術後600日目 退院後410日目

映画史的に「問答無用の名作」というものがありまして、これはやっぱりちょいちょい観てないとなとやはり思いますね。
ただ「問答無用の名作」と言っても実は「あれはそんな傑作でもないよ」という意見は常に存在するのですが、しかしそれはあくまで「映画専門家あるいはかなりの映画ファン」の間でのお話。
そして映画専門家も映画ファンも、一般の映画好きを決して侮ってはならないのです。
そう、やはり「問答無用の名作」とされる映画、未見であればまず「観ておかねば」ですし、既に観ていても、「繰り返し鑑賞」はできるだけやった方がいいですね。
「問答無用」というだけあって、観るたびに理解が深まり、新しい発見もある。
それだけ充実した時間が過ごせる、というわけです。

では西部劇の『問答無用の名作』とは?
特にモノクロ時代の西部劇となればすぐに思い浮かぶのが、ジョン・フォード監督の『駅馬車』と『荒野の決闘』、そしてフレッド・ジンネマン監督の『真昼の決闘』です。
ま、他にもいろいろありますけどね。
しかし特に女性もしっくり愉しめる西部劇と言えば、これ別に女性差別じゃないですよ、『荒野の決闘』と『真昼の決闘』の日本ではないだろうか。
どちらの作品もマッチョな雰囲気が比較的希薄なんです。

というわけで今回久々に『荒野の決闘』を観ましたが、もう大満足。
母(お母ちゃん)も大満足でした。
一秒たりと退屈することはなかった。
最近こういう満足度の映画が少ないんですね。
ストーリーラインがストレートで、登場人物が絞られていて、過去と現在が入り混じったりしない(笑)という。
特に母(お母ちゃん)と観照する場合、この条件は大切なんです。
わたし自身も安易に過去現在が入り混じったりし始めると辟易する方ですが。
それとついでに書いときますが、最近のメジャー系日本映画、ファンタジーの要素が濃厚な作品がやたら多いです。
だいたいそういうのって映画の中だけのお約束があって、わたしはなかなかノレないというか、ノル気が失せます。

『荒野の決闘』はご存知「OK牧場の決闘」を題材として、ワイアット・アープやドク・ホリディらとクラントン一家の対決を中心に創作されたもの。
歴史的事実そのものではなくかなり改変してますが、まあ映画として優れていればそれでいいんです。
ワイアット・アープがヘンリー・フォンダ、ドク・ホリディがヴィクター・マチュア。
どちらもめちゃめちゃカッコいいんです。

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