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●末尾ルコ かつて語った吉永小百合という女優 3 [「言葉」による革命]

そこが若き日のハイテンション吉永小百合の相手役として相応しかったのだろうが、吉永が中年期から高齢期の現在にかけても「唯一無二のトップ女優」として君臨し続けているのに比べ、フェイドアウトしていったのも致し方ないところだったのだろう。
わたしが子どもの頃に石橋正次目当てで観ていた『アイアンキング』の同じく主演格で出ていた浜田光夫だが、その時点で「かつて吉永小百合の相手役青春スター」だった面影はなかった。

では吉永小百合が最も美しかったのはいつ頃かと考えれば、やはり30代から40代ではないだろうか。
いや、もちろん「吉永小百合は現在を含め、どの時代も美しい」という前提での話だけれど、例えば、1978年の『皇帝のいない八月』を観ても、(こりゃあ、最高だわ)という美しさがある。

タグ:映画 アート
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年11月19日 [愛の景色]

けれど君のその
白と黒と赤のエレガンスに
ぼくは話さずにはいられなかった
パターンを変えてまでも

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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌402日目~『ジョン・ウィック パラベラム』はアクションシーン長過ぎと感じたのです。~ケアマネさんとの素敵な意見の相違「ポール・ニューマン」。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

11月10日(火)手術後591日目 退院後401日目

『ジョン・ウィック パラベラム』はキアヌ・リーヴスの『ジョン・ウィック』3作目なんですが、1~2作よりも興行成績がずっといいんですよね。
これは凄いこと。
肉体をフルに使うアクション映画がこのように大きな支持を受けるのは嬉しいことですが、わたし自身は(すっげえ、おもしれえや!!)とはいかなかった。
アクションシーンはそれぞれ工夫されてはいるけれど、いかんせんそれぞれのシーンが長い。
いかに激しいアクションシーンでも延々続くとわたしの場合は飽きてくる。
これは好みの問題でもありますが、「ストーリーの流れの中でのアクション」ではなく「アクションのためのアクション」の色合いが濃厚であるならば、ワンシーン、ワンシーン、ある程度以内の時間にしてほしいんです。
そうでないと飽きてしまう。
ただ、例えばアーノルド・シュワルツェネッガーの『コマンドー』なんかもまさに「アクションのためのアクション」なのですが、これは飽きずに愉しめたんです。
最近は観てないんで、今観たらどうかは分からないんですけどね。
いや、『ジョン・ウィック パラベラム』、よかったんですよ。
でもあの内容で130分はやや長い。
100分くらいに切り詰めるとわたしとしてはもっと愉しめたと思うのですが、

そう言えば、『ジョン・ウィック パラベラム』。
素敵なシーンもありました。
キアヌ・リーヴスがアンジェリカ・ヒューストンのいる劇場へ入るとステージでバレエの練習をやってるんです。
曲は『くるみ割り人形』の「金平糖の精と王子のパ・ド・ドゥ」。
美しいシーンでした。
おしむらくはこのシーンも作品全体にさほどの意味を与えてないんですね。

10月の家庭訪問時、ケアマネさんとの見解の相違がもう一つあって、それは、

ポール・ニューマン。

ケアマネさん、ポール・ニューマンの魅力について「わからない」と言うんです。

ポール・ニューマンと言えばわたしにとって子ども時代から「憧れの顔」。
小中学校くらいまでは、(ポール・ニューマンのような顔になれたらなあ・・・)と思っていたものですよ。
田舎の小中学校生がポール・ニューマンに似てたら驚きますけどね(笑)。

でもハリウッドの大大大スターポール・ニューマン、今観ても、特に若い頃のその顔、姿は「完璧」だとわたしは思うのですが。
まるで古代ローマ時代の大理石像のような美しさだと。
ところがケアマネさん、今まで「どこがいいかまったく分からない」というのだから世の中分からない。
何度か書いてますように、ケアマネさん、ロバート・レッドフォードについては崇拝しているんですけどね。
ホント、「人間の好み」って多様です。

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