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●末尾ルコ かつて語った「アレックス」ギャスパー・ノエ監督 [「言葉」による革命]

「アレックス」ギャスパー・ノエ監督

冒頭、人間の腸内をくぐっているような動き過ぎるカメラ、異様な映像と音。そして度を超えた暴力、暴行シーンへと至る。「暴力シーンのための暴力シーン」とも受け取られかねないが、人間の人生に起こりえる「邪悪な事態」を表現してはいる。しかし・・もちろん人間の「邪悪さ」や「醜悪な暴力」に対する表現に興味のない者に薦められる内容ではな

タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年7月8日 [愛の景色]


いやもしかすると
「カトレア」と言ったその瞬間が
物語のクライマックスだったのかも
しれないけれど


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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、かつてバックパッカー、パリ在住1年の美容師さん、映画について語れない。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「恋多きヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

このところ「ルッキズム」が言われ、人様の外見について避難がましい発言をすると叩かれる場合もあるようだけど、俳優だけでなく外見をも人気の、そしてつまり収入の一要素としている「プロ」たちが「ファン」の立場の人たちからその外見についていろいろ言われるのはある程度許容範囲であるべきなのではと思うんですがね。
もちろん外見について過度に言うのは控えるべきですけどね。
まあこの件も簡単ではないので、今後も引き続きお話をしていきます。

そして今回のケアマネさん家庭訪問でもう一つとても印象的だったのが、彼女が最近初めての美容室へ行った時のお話。
前から気になる美容室だったらしく、この度初めて足を運んだとのことですが、経営者かつ美容師の男性は30代半ばで、若い頃バックパッカーでいろんな国を訪ねたりとか1年間パリ在住だったりとかの経歴を持っているという。
で、美容室内に映画の本を置いていたのでケアマネさん、映画トークを始めようとした。
ところが美容師さん、ぜいぜい「若い頃は気取って小津安二郎を観たりしました」とか「最近『ゴッドファーザー』を初めて観た」とか言うけれど、その後「話がまったく続かなかった」とケアマネさん言うんです。
彼女としてはガンガン映画トークを展開させようと思ったのでしょうが、美容師さん話を続けられなかったというね。

これはなかなか示唆に富むエピソードでして、〈「言葉」による革命〉を提唱・推進し続けるわたしとしては見逃せないのですわ。

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