「チャイルド・ゲーム」ローラン・チュエル監督

「チャイルド・ゲーム」ローラン・チュエル監督

最近はフランス製のホラーもよく見かけるが、たいがいしっかりした辻褄は合わないようになっている。そこがフランス製ホラーのおもしろいところだと言おうと思えば言えるし、言うまいと思えば言うまいですむ（？）。
夫婦と２人の子どもの住むアパルトマンに不可思議な男女がやって来た後、不可思議かつ恐怖的なことが続発するようになるという本作品。
怖いと感じる人は怖いだろうが、わたしは特に怖くはなかった。
それよりも主演カリン・ヴィアールの「硬質」という言葉がピッタリの美貌がたっぷり楽しめたのが大きい。
フランスの１流女優のオーラは世界一で、それを観るだけでもかなり満足しちゃうんだな。
今も若いがさらに若き日のリュディヴィーヌ・サニエまで出ているとあらば・・。

４点

タグ：アート 映画 批評 「チャイルド・ゲーム」 ローラン・チュエル カリン・ヴィアール リュディヴィーヌ・サニエ

言葉 ［日動画廊本店 名古屋日動画廊 福岡日動画廊 ＥＵ］

はい、わたしは確かにＥＵの将来について思いを馳せていました。
それは東京都中央区銀座の日動画廊本店へ行ったときですか？
いいえ違います。わたしは東京都中央区銀座の日動画廊本店へ行ったことがないのです。
では名古屋市中区栄の名古屋日動画廊へ行ったときですか？
いいえ違います。わたしは名古屋市中区栄の名古屋日動画廊へ行ったことがないのです。
それでは福岡市中央区渡辺通りの福岡日動画廊へ行ったときですか？
いいえ違います。わたしは福岡市中央区渡辺通りの福岡日動画廊へ行ったことがないのです。
日動画廊本店と福岡日動画廊の中間点で、ですか？
その可能性はあります。なぜならば、わたしは日動画廊本店と福岡日動画廊の中間点がどこだか知らない。知らない以上、そこにいたという可能性を否定することもできないからです。
ところでオーストリア共和国はＥＵの一員ですか？
はい、オーストリア共和国はＥＵの一員です。

● このカテゴリーでは｢固有名詞｣を使い、日本語（ときにフランス語、英語）で短い文章を作ってみます。
ごく簡単な文章でも、それは｢無から有｣を生む行為です。
さらに｢固有名詞｣と絡めると、独特の効果が生じることがあります。

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愛の思索、その言葉 ２０１０年１２月１日

愛する人の幸福を第一に考えること。
誰かを愛するのであれば、それが一番大切であるのは言うまでもない。
しかしそのとき、「自分の幸福」にはどの程度の比重を置くべきなのか。
「現実」の中で愛を考えるとき、これはとても難しい問題として現れる。

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第３５回報知映画賞決定!深津絵里主演女優賞・・についての見解。「獣医ドリトル」視聴率。吉高由里子出演「ＧＡＮＴＺ」と夏菜。

第３５回報知映画賞が決定した。

作品賞　　　　「悪人」
監督賞　　　　中島哲也　　（「告白」）
主演男優賞　　豊川悦司　　（「必死剣鳥刺し」「今度は愛妻家」）
主演女優賞　　深津絵里　　（「悪人」）
助演男優賞　　柄本明　　　（「悪人」「桜田門外ノ変」「雷桜」）
助演女優賞　　ともさかりえ（「ちょんまげぷりん」）
新人賞　　　　桜庭ななみ　（「書道ガールズ！！　わたしたちの甲子園」）
　　　　　　　三浦貴大　　（「ＲＡＩＬＷＡＹＳ　４９歳で電車の運転士になった男の物語」）

普通なら「悪人」の深津絵里主演女優賞で文句なしだが、今年はご存知の通り「キャタピラー」の寺島しのぶがいる。
映画はもちろんインディペンデント系であり、しかもあの過激な内容。
メジャーな映画賞であればスルーしたくなることもあるだろう。
しかし絶対にスルーすべきではない。
もちろん深津絵里と比較して「絶対寺島しのぶ」とまでは言わない。
けれどわたしであれば寺島しのぶを採る。
「権威」を妄信しているわけではもちろんないが、それにしても「世界三大映画祭」の一つで賞を獲得した寺島しのぶをスルーしているようでは「未来」はないと断言する。

吉高由里子出演「ＧＡＮＴＺ」だが、吉高由里子はいわゆる「ＧＡＮＴＺ　スーツ」を着ない役だ。
「ＧＡＮＴＺ　スーツ」を着るのは夏菜。
公開が近づくにつれ、俄然注目を集めそうだ。

「獣医ドリトル」第６話視聴率は13.2％だった。

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みっともなさがスゴイぞ、ソードテールの稚魚は！

ソードテールの稚魚。
これがもうかなりスゴイのだ。
なにしろ小さい。
生まれたばかりのソードテールの稚魚は、よほど目を凝らさないと水槽の中で探すのが難しいほどなのに、ああそれなのに、目はしっかりでかい。
現実は目が体よりも大きいわけはないはずなのに、目の方が大きそうに見えるのだ、体より。
目がわずかなわずかな大きさの尻尾を引っ張っているような感じなのだよ。
そんな姿の稚魚がみっともないくらい可愛いからどうしようもない。
見失ったらなかなか見つからないくらいの可愛さだから、見つけるとついついしばらく見入ってしまいのだ、かなり困ったことに。

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● ルコ美醜悪学 芸術の価値

シンプルだけれど必ずいつも確認しなければならないこと。
芸術は美であり、力であること。
たとえ醜を描き、弱を描いたにしても、それはやはり美であり、力でなければならない。

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