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「言葉」による革命    高知(土佐)薊野より全国、世界へ  「越知町冬物語」のリーフレット。 [「言葉」による革命]

今おれの前にあるのが「越知町冬物語」だ。
「物語」と書かれているけれど、小さな3つ折のリーフレットに過ぎない。
「越知町冬物語」か、おれはこれをどこで手に入れたのだっけ。
忘れた。
観光用のリーフレットなど、高知のいたる所に置いてある。
「越知」。
これは「おち」と読む。
「越知町冬物語」は越知町観光協会によって作成されたものだ。
おれはその小さな宣伝文を見ながら、グッとホットミルクを飲み干す。

越知か…。
おれは越知へ行ったことがあるだろうか。
行ったとも行かなかったともはっきりと言えない。
高知にいるとは言っても、足を運んでない場所はいくらでもある。
県庁所在地である高知市に住んでいるおれにとって、ひょっとしたら高知県の辺境よりも東京の方は意識の中では近いのかもしれない。

そんなもんさ・・・。
おれはグラスに残っていた水を飲み干す。
溶けかかったいくつかの氷が小さな音をたてる。

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[ダイヤ] 「言葉」による革命 [ダイヤ] アカデミー賞、カンヌ国際映画祭、そして斉藤工と映画鑑賞方法。 [「言葉」による革命]

[ダイヤ] 「言葉」による革命 [ダイヤ]

本(読書)
映画
音楽

実行してますか?

斉藤工が「シネマトゥディ」のインタヴューで語っている「映画鑑賞法」は要約すれば次のようなものです。

「高校の時にレンタルショップの〈あ〉から順に始めて置いてある映画を全て観た」

「さすが!」ですよね。
「どんな映画を観たらいいか分からない」と言う人は意外に多いんです。

まず「数」をこなすことはとても重要なのです。
一つの方法として、頭に置いておくことをお薦めします。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2012年2月19日 [愛の景色]

君は清涼な灯りを掲げた愛しいミューズなのか。
君自身が清涼な灯りであり、ぼくはその詩的な存在を守ろうと心に決めた男であろうとするのだろう。


タグ:アート 言葉
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大河「平清盛」岡田将生ナレーションに関して。女性がさらに生き生き活躍できる社会を! [吉高由里子]

NHK大河「平清盛」に対して「岡田将生のナレーション」に批判的な意見もちょいちょい見られるけれど、この点はわたしもほぼ同意見ですね。
岡田将生は「ナレーション」に合っていない。
合わないことはやらせるべきではないですよ。
あの声を「源頼朝」だと言われても…。
もっともそのテの突っ込みどころはキリなくありますけどね。
あ、「岡田将生にナレーションは合わない」と書いたけれど、正確には「源頼朝のナレーションは合わない」です。
現代物であればしっくり来るかもしれない。
それにしても正直言えば、ですが、一年間多くの俳優を拘束し、その舞台となった土地が観光地として賑わうというNHK大河ドラマのようないささか歪んだパワーを持った存在は必要ない。
身も蓋もない言い方ですが、これが以前からのわたしの持論です。

この前わたしが子どもの頃から持っている「女性に対する尊敬」の話をしましたが、連日のように「推奨」作として挙げている次の映画たち。

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」「アンダーワールド 覚醒」「メランコリア」「僕等がいた」「spec 天」「ヘルタースケルター」

「僕等がいた」は吉高由里子と生田斗真のW主演という形ですが、それも含めて基本的に女性が主演のものばかり。
そう、よくよくわたしは「女性の活躍」を観るのが好きなんです。
世界は変化の時に来ています。
女性がもっと生き生き活躍できる社会を目指しましょう!

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」「アンダーワールド 覚醒」「メランコリア」2月公開!
吉高由里子主演「僕等がいた」前篇3月17日、後篇4月21日公開。
「spec 天」4月7日公開。
沢尻エリカ「ヘルタースケルター」7月14日公開。

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トマト、メタボリック症候群、トンデモ消費行動! [美と、生きるための教育]

「メタボリック症候群にトマトが効く」的な研究結果を京都大学などが発表した途端に「トマトジュース」の売り切れ店が続出。
なんてニュースを見ると、(こういう人たちを教育する方法はないんだろうか・・・)とため息が出ますね。

一つは、「ちょっとした報道に左右される」点。
もう一つは、「~だけ」で健康を改善、維持しようというとんでもない「勘違い」。

いや、「教育」はきっと可能だ。
この点については、また後日。

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2012年ボリショイ・バレエ「白鳥の湖」アンナ・ニクリーナ。そしてミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Braham。その7 キャスト表のサプライズ?  [愛の景色]

もちろん日本の「会場」、例えばそれは東京文化会館であれ、パリオペラ座の本拠ガルニエ宮とは比べるべくもない。
本来バレエは日本の芸術ではないのだ。
とは言え、やはり東京文化会館へ足を踏み入れると、「来たな」という感覚は、新国立劇場よりもゆうぽうとよりも東京国際フォーラムよりもオーチャードホールよりも、強い。
バレエやオペラに対する地に足のついた熱気、賑わい。
国内では東京でしか味わえない雰囲気。

バレエやオペラを観に行くと、まず劇場へ入る前にビニール袋に入ったチラシの束を配られる。
もちろん必要ない人は受け取らなくてもいいのだが、ぼくは普通受け取ることにしている。
いつもバレエ情報をチェックしている人間にとってサプライズなチラシが入っていることはまずないのだけれど、周知の公演でもチラシで見るのは楽しいものだ。
そしてチケットをもぎられ、いよいよ「バレエが演じられる場所」へと踏み込む。
そこで渡されるのが「今日のキャスト表」だ。
実は以前、今ほどネットでバレエ情報を頻繁にチェックしていなかった頃、キャスト表を観た途端に悪い方のサプライズを発見したことが何度かある。
いや、いかにまめにネット情報をチェックしていても限界がある。
バレリーナは公演直前に怪我をすることも十分あり得るのだ。


そして今日もぼくは叫ぼう、ミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamへ!

Bravo!Myriam!
Vous êtes belle!
Vous êtes mgnifique!




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