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「言葉」による革命   高知(土佐)薊野より全国、世界へ 固有名詞による高知の事象紹介を兼ねた実験的記事  土佐鷹、須崎市長選、上野公園。  [「言葉」による革命]

突然だけど、ぼくは1月31日と2月1日は東京にいた。
でもずっと東京にいたわけではないよ。1月31日の早朝に高知を出て、2月1日の夕方にはもう羽田から高知へ向かったからね。
でもその短い間にもいろんなことがあった。
それを全部書くつもりはないけれど。
ここで書きたいのは、ぼくが東京にいた間、何度か土佐鷹のことを考えたってことなんだ。
土佐鷹のことをいつも気にしているわけではもちろんない。
こうして記事にしているから、少しは頭へ上ってくるんだろうね、きっと。
ところでこの記事は上野公園でパソコンを開いて書いている。
どうも鳩が近くまで寄って来るんだね、上野公園は。
それだけじゃない。
雀までよって来たからにはそろそろパソコンの作業を終る時間だ。
まあ少しだけ聖フランチェスコの気分にならなくもなかったさ。
枯葉が風にも舞っていたしね。 


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極限の愛、日常の愛、その言葉 2012年2月3日 [愛の景色]

品川駅へ向う道、ほんの少しだけ雪がちらちら舞っていた。
その雪が、と言うよりも現象そのものが君に似てるという感じがした。

タグ:言葉 アート
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カンヌ国際映画祭の話をしよう! その1 2000年以降のパルム・ドール受賞作。 [生と死のためのアート]

最近タランティーノ監督の「イングロリアス・バスタード」を久々に観たんですが、これがやっぱりおもしろいの何のって。
あらゆる映画的興奮がこの一本に詰まっているわけですね。
「イングロリアス・バスタード」ってカンヌ映画祭でパルム・ドールを獲ったと思い込んでいたんだけど、違ってました。
「パルプ・フィクション」はパルム・ドールを獲っているけれど、「イングロリアス・バスタード」は獲ってないですね。
で、アカデミー賞は今月、カンヌ国際映画祭は5月だから少し先だけど、過去の受賞作など振り返りながらいろいろ話を進めて行きますね。

まずは2000年代に入ってからのパルムドール受賞作を見てください。
何本ご覧になってますか?


2000年代

2000年
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(「Dancer in the Dark」)ラース・フォン・トリアー監督

2001年
「息子の部屋」(「La stanza del figlio」)ナンニ・モレッティ監督

2002年
「戦場のピアニスト」(「The Pianist」)ロマン・ポランスキー監督

2003年
「エレファント」(「Elephant」)ガス・ヴァン・サント監督

2004年
「華氏911」(「Fahrenheit 9/11」)マイケル・ムーア監督

2005年
「ある子供」(「L'Enfant」)ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督

2006年
「麦の穂をゆらす風」(「The Wind That Shakes the Barley」)ケン・ローチ監督

2007年
「4ヶ月、3週と2日」(「4 luni, 3 saptamâni si 2 zile」)クリスチャン・ムンギウ監督

2008年
「パリ20区、僕たちのクラス」(「Entre Les Murs」)ローラン・カンテ監督

2009年

「白いリボン」(「Das weisse band (The White Ribbon」)ミヒャエル・ハネケ監督

2010年代

2010年
「ブンミおじさんの森」(「ลุงบุญมีระลึกชาติ」)アピチャッポン・ウィーラセタクン監督

2011年

「ツリー・オブ・ライフ」(「The Tree of Life」)テレンス・マリック監督

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革命・芸術 末尾ルコ(アルベール)はなぜ品川で吉高由里子「ロボジー」を鑑賞したのか? [吉高由里子]

1月31日と2月1日に東京へ行ってたわけですわ。
1泊の割にはかなり濃厚な時間を過ごした。
だから物理的時間じゃないわけですね、問題となるのは。

今回の東京行き、一番の目的はバレエ鑑賞。
五反田のゆうぽうとでパリオペラ座バレエの若手中心でガラ公演を行った。
う~~~~む。これがねえ。
でもこの素晴らしい時間についてはバレエに特化した記事で書くとして。

あ、映画も二本観ました。
「わざわざ東京へ来て映画?」なんて思ってはダメですよ。
高知(だけじゃなく多くの地方もですが)では、本当に観たい作品は滅多に映画館へかからないんです。
で、31日は渋谷のイメージフォーラムで「ルルドの泉で」、1日は品川プリンスシネマで吉高由里子の「ロボジー」を。
え?高知じゃ「ロボジー」も映画館で観られないのか、ですって?
いや、さすがに「ロボジー」はTOHOシネマ高知でやっている。
じゃあなぜ「ロボジー」なのかっていうと、「1日」だからですよ!
1000円の日はきっちり利用しないとね。
他にも観たいものはあったんですが、けっこう2月以降も期待作が待機しているので、この辺りで「ロボジー」を観ておきたかった。
でも実はさほど期待していませんでした。
これまでの矢口史靖監督作品・・・「スウィング・ガールズ」「ハッピーフライト」などはことごとくわたしの好みじゃなかったんです。
でも「ロボジー」はおもしろかった!
吉高由里子の新たなポテンシャルも発揮させていた。
まったく飽きることなく楽しめましたよ。
「ロボジー」。
お金を払って観る価値のある作品だし、年齢層、文化的背景を問わずに楽しめる映画です。


「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」「アンダーワールド 覚醒」「メランコリア」2月公開!
シルヴィー・テステュ、レア・セイドゥ共演「ルルドの泉で」シアターイメージフォーラムで公開中!
吉高由里子主演「僕等がいた」前篇3月17日、後篇4月21日公開。
「spec 天」4月7日公開。


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尽きぬ創作力 ケイト・ブッシュの作品 その1 [音楽]

わたしはかつてケイト・ブッシュの熱心なファンだったけれど、いつの間にか興味を失っていた。
もっともケイト・ブッシュだけでなく、「ロックは死んだ」「ポップなんてくだらない」などと決めつけていた暗黒時代がかなり長かったのだから、いたしかたない部分はある。
なのでケイト・ブッシュが寡作ながらも驚くべきクオリティの作品を造り続けていることを知ったのもけっこう最近であるという有様。
しかし過去を悔やんでも仕方ないので、「気付いた」日からはロックスピリット全開のわたしなのである。
ではケイト・ブッシュの作品を振り返ってみよう。

「天使と小悪魔」(「THE KICK INSIDE」)1978年
「ライオンハート」(「LIONHEART」)1978年
「魔物語」(「NEVER FOR EVER」)1980年
「ドリーミング」(「THE DREAMING」)1982年
「愛のかたち」(「HOUNDS OF LOVE」)1985年

わたしがかつて熱心に聴いていたのはここまでだ。


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2011年の映画界を席巻した「最優秀助演男優 でんでん」!その魅力と出演映画。その3 [生と死のためのアート]

さて「でんでん」・・・(笑)
非常に多くの映画へ出演しているが、しかもここで挙げているものが「全て」というわけではないのだ。

「サッド ヴァケイション」
「母べえ」
「クライマーズ・ハイ」
「イキガミ」
「グーグーだって猫である」
「ゴールデンスランバー」
「孤高のメス」
「悪人」
「冷たい熱帯魚」(村田幸雄)
「大鹿村騒動記」
「神様のカルテ」
「モテキ」
「ヒミズ」

どうです?
凄いよね。
今回「助演男優賞」を総なめにしているのは、「冷たい熱帯魚」の「村田幸雄」役によるものだけど、出演作品のクオリティの高さ。
そして現代日本を代表する監督たちの作品の多さ。
いい映画監督、いい映画スタッフと仕事をすることが俳優を鍛えるということがありありと分かる。
そして「でんでん」のような俳優にスポットが当たり、一般の人たちの話題に上るような社会を「豊か」というのです。

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