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●末尾ルコ かつて語ったブリー・ラーソン『ルーム』3 [「言葉」による革命]

ご存知のように「ルーム」は「誘拐され、7年間にわたる監禁生活」を強いられた若い女性の話であり、女性の子どもは監禁生活中繰り返された「誘拐・監禁犯によるレイプ」によって誕生した男の子である。
しかし女性はその男の子に愛情を注ぎ、「自分の子」として監禁生活の中、5年間育てる。
つまり子どもは「生まれてから一度もその部屋から出たことがない」。
しかしついに女性は脱出を決意、実行する。

この展開であれば、「脱出を決意、実行する」部分をクライマックスに持って来ることが多いものです。
が、「ルーム」は比較的早い段階でスリリングな脱出劇が描かれる。
つまり約2時間の中に「前編・後編」が存在するような、「裏から表へ」反転するような、そんな構成の映画です。


タグ:映画 アート
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年12月10日 [愛の景色]

それにしても

それにしてもを
いくらでも使いたくなるのが
君だ

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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌424日目~今更ながらケイン・ベラスケス王朝がなかった残念さを味わう。~丘みどり『紅白歌合戦』落選!しかしそもそも演歌歌手の指名度は? [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

12月2日(月)手術後613日目 退院後423日目

WOWOWのUFCへヴィー級特集を観ていてあらためて思ったんですが、ケビン・ベラスケスが時代を築けなかったのは痛かったです。
UFCへヴィーの歴史を振り返って、王者としての風格が最もあったのがベラスケスだったとあらためて感じました。
何と言っても、(ひょっとしてとてつもなく強いのでは)と思われていたブロック・レスナーを一方的に破壊した試合が凄かった。
体格が圧倒的の劣っているファイターがあそこまで完膚なきまでにデカい相手を破壊できるものなのか。
しかもレスナーはでくのぼうではなく、既にUFCでも実績を残している規格外のファイターだったのですから。
こういう劇的な試合で勝利したベラスケスに時代を創ってほしかった・・・と今更ため息をついても詮無い話なのですが。

お話しぜんぜん変わって、わたし『紅白歌合戦』は見てないんですが、まあこのところ大晦日はももいろクローバーZの『ももいろ歌合戦』を観てますし、これ、『紅白』よりずっとおもしろいですよ。
総合格闘技のPRIDEが盛り上がっていた頃は大晦日に地上波で放送してましたよね。
わたしはPRIDE関係はスカパーのペーパーヴューを購入してましたよ。
それだけ熱を入れて観てたというのに、日本はどうしてもこういうのを一過性のイベントとしてしかできないですからね。
現在UFCが不動(と言うほどでもないかもしれませんが)の総合格闘技団体として全世界に多大な数のファンを持っているのに対し、エメリーヤエンコ・ヒョードル、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ミルコ・クロコップらが全盛期の時期はUFCを凌駕していたとも思われるPRIDEはアッという間に崩壊。
日本人が構築的に何かを創るのが苦手なことを図らずも露呈してしまいました。

それはさて置き、見ないけどどうしても報道などで接してしまう『紅白歌合戦』、今年は丘みどりが落選させられてしまいました。
演歌歌手の丘みどり、ご存知でしょうか?
『紅白歌合戦』に出たら知名度が上がる・・・が日本の定番とされてますので知っている方も多いと思いますが、しかし演歌歌手ってけっこう知られてないんです。
10代、20代はもちろん、30代から50代くらいの人たちに、例えば山内惠介、丘みどりらの名を尋ねてみても、今まで「知ってる」って言った人がほとんどいない。
いや、さすがに石川さゆり、坂本冬美くらいになるとほとんど知ってますが、その下の世代、山内惠介なんてこのところずっと『紅白』へ出演している30代の歌手なのですが、「知ってる?」と尋ねても今までほとんど空振りばかり。
あ、氷川きよしは知られてます、これはさすがにねえ。

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