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●末尾ルコ かつて語った「映画のエロス」 [「言葉」による革命]

『飢餓海峡』での左幸子の官能的なシーンのお話を前回したが、「官能」あるいは「エロス」という要素は映画だけでなく、すべての芸術に欠けていてはならないものであって、そこが抜けていたり希薄であったりすると、作品としてはスカスカの印象になってしまう。

間違ってはいけないのが、ベッドシーンや俳優たちの裸体が炸裂しておれば「エロス」というお話ではなくて、例えば映画『羊たちの沈黙』がかくも傑作だったのは、シーンで言えば、クラリス(ジョディ・フォスター)とレクター博士(アンソニー・ホプキンス)の鉄格子越しのやり取り、それらの積み重ねと頂点となる二人の指が一瞬触れ合う場面・・・これらによりラブシーンなど存在しなくても濃厚なエロスとそして表裏である「タナトス」が充満した作品となっているのである。

タグ:アート 映画
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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~エライザ(ケアマネさん)5月家庭訪問、ケアマネ業界人材不足。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。




5月26日はケアマネさん(エライザ)家庭訪問(モニタリング)の日で、高知のコロナ感染状況がまだまるで改善されてない時期、この回も15分程度の滞在時間となった。
その時間内で、取り敢えずまず介護関係の必要な話をして、書類にサインやハンコなんかするんですが、今回話題になったのが、
「ケアマネージャーの人員不足」

地元の新聞でも取り上げていたけれど、とにかくケアマネージャーの人数が少ない、志望者も少ないということで、エライザが言うには、「給料安いんですよ」と。
う~ん、介護福祉関係の給料、そうなんだろうなあという感はありますが、それじゃいけないですよね、「人間の人生や命」に大きく関わる大事な仕事なのに。
介護福祉士、介護士の収入も低いことで知られているけれど、そしてこの問題は構造的なものなので容易には解決されないのでしょうが、絶対にこのままではいけない。
けれどこの状況を改善するための妙案があるかと問われれば、もちろん今のところありません。
そんな簡単な問題じゃない。
ただ一つ思うのは、例えばケアマネージャーの仕事、世の中ではそれほど知られてないですよね。
新たな志望者を増やすためまず、「ケアマネジャーという仕事の存在」をもっともっと知らしめる必要はあると思います。
「知らない職業」に志望する人はいませんから。
まあわたしも微力ながらケアマネジャー含め介護福祉などについていろんな形で話題にしていきますが、何よりも業界がもっと埃を持って、しかも継続的にアナウンスしていってほしいです。
何と言ってもこれら、

「絶対に必要な仕事」なんですから。



『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



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タグ:介護 アート
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