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[ダイヤ]「言葉」による革命・「美」による革命[ダイヤ]  「末尾ルコ 革命広場」/「末尾ルコ 会話芸術」高知(土佐)薊野より全国、世界へ ●阿部和重『ニッポニアニッポン』がテロ小説であり、おもしろい件。2016年11月8日 [「言葉」による革命]

●阿部和重『ニッポニアニッポン』がテロ小説であり、おもしろい件。

末尾ルコ「文学で知性と感性を鍛えるレッスン」

『ニッポニアニッポン』という阿部和重の小説を読むよりかなり前に川上未映子と阿部和重の結婚を知って、川上未映子のプライバシーに関知する趣味はないのだけれど、(あらま)とは思った。
というのも、確か川上未映子は芥川賞受賞の際に夫がいたわけだから、その男性とは離婚したわけであると、知っている人はとうに知っていたのだろうけれど、そもそもわたしは川上未映子のプライバシーに関知する趣味はないのだから、知らなくても仕方ないのである。
ご存知のように阿部和重も芥川賞作家であって、夫婦とも芥川賞作家というケースが珍しいなんてことに興味を持つ人なんて滅多にいないのだね。
しかしわたしがここで書きたいのは、阿部和重の『ニッポニアニッポン』がなかなかおもしろい小説であるということで、これは要するに「テロ」が題材なのだけれど、「テロ」のターゲットが佐渡島のトキだ。
トキといっても、ラオウの実の弟のトキではなく、鳥のトキである。
どうです、これだけでも『ニッポニアニッポン』、おもしろそうでしょう。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、デヴィッド・ボウイ」篇。2016年11月8日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、デヴィッド・ボウイ」篇。

「猫、デヴィッド・ボウイ」

デヴィッド・ボウイの死

もしこの世界に
デヴィッド・ボウイがいなければ?

もしより多くの人に、
デヴィッド・ボウイの勇気の1%でも
あれば?

・・・・・・

ぼくの素敵なネコのための勇気なら
無尽蔵なんだよ!

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末尾ルコ詩D「猫、お野菜」篇。末尾ルコ「トランプを罵倒するデ・ニーロ、そして長寿でクリエイティブな映画監督たち」。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、お野菜」篇。

「猫、お野菜」

芥藍菜
アブラナ科の緑黄色野菜
これは中国野菜だという
それをMはブイヤベースに入れた
芥藍菜
アブラナ科の緑黄色野菜
緑は濃く、
茎は太い
しかしその太い茎も
なかなか香ばしく
いただけた

さあ、風呂掃除でもしようか
ヒトラー暗殺計画に思いを馳せながら

・・・・・・

ぼくの素敵なネコと一緒に
お野菜をモリモリ食べたいね!

●末尾ルコ「トランプを罵倒するデ・ニーロ、そして長寿でクリエイティブな映画監督たち」

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

2016年10月11日、次のような記事をアップした。

・・・・・・

健康長寿の秘訣は「創作」にあり?アンジェイ・ワイダ、90歳で死去&ロバート・デ・ニーロ、怒りのトランプ罵倒ビデオメッセージ。

末尾ルコ「映画と心技体で、知性と感性を鍛えるレッスン」

今日はポーランドの映画監督アンジェイ・ワイダの訃報があった。
90歳。
好きな作品はもちろん数多い。
ご冥福をお祈りいたします。

映画監督は長命で、しかも「死ぬまで撮り続ける」人が多く、最たる人はポルトガルのマノエル・ド・オリヴェイラ監督が100歳を超えても撮り続けていたし、日本では新藤兼人監督が亡くなったのは100歳の時だった。
現在、またしても驚異的な評価を得ている『ハドソン川の奇跡』が日本公開中のクリント・イーストウッド監督も90歳に近い。
やはり「創る」という心身の姿勢は、「より長く充実した人生を送る」ための大きなヒントのようだ。

ところでドナルド・トランプのボロボロ出てくる「愚劣発言」の数々で、最早「大統領選」の態を成してない米国だが、ロバート・デ・ニーロも「反トランプ」のビデオメッセージを発表しており、世界的な話題となっている。

わたしは次のタイトルのフランス『リベラシオン』のサイトで見つけた。

「≪Porc≫, ≪cretin≫,≪escroc≫ : Robert de Niro charge Trump dans une video」

英語では次のタイトルで検索すれば、そのビデオに辿り着くはずだ。

Robert De Niro on Trump: ‘I’d Like to Punch Him in the Face’

デ・ニーロ、とても怒っている。
「批判」を超えて、トランプを罵倒している。
米国民、まだ「トランプが変えてくれる」と考えるのか?

・・・・・・

とても大事な内容なので、少し補足しよう。
まず「映画監督には長寿でしかも死ぬまでクリエイティブな人が多い」という話。
もちろん誰もが映画監督に慣れるわけではない。
しかし、「誰でもクリエイティブにはなれる」。
そして、もちろん「クリエイティブとなれば、必ず長寿が期待できる」とは誰も言えない。
が、「クリエイティブとなれば、いいことばかりである」。
「悪いことがゼロ」とは言わない。
しかし基本的に、「いいことばかり」である。
「自分」にとっても、「社会」にとっても。
このテーマについては、適宜深めていきます。

そしてロバート・デ・ニーロ。

Robert De Niro on Trump: ‘I’d Like to Punch Him in the Face’

で見られる、聞かれる「怒り」の口調は正しくドナルド・トランプという「史上最悪の大統領候補」に向けられた「本気の怒り」であり、その台頭を許した現代アメリカ社会に対する「本気の怒り」でもある。

同時にこの映像は、「ロバート・デ・ニーロ」ならではのものであり、現代社会に向けた「ロバート・デ・ニーロのエキサイティングな晋作」だったとも捉えられる点、ぜひ見逃がさぬように!

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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●全日本プロレス、新春にはキング・イアウケアとマーク・ルーインか? [「言葉」による革命]

●全日本プロレス、新春にはキング・イアウケアとマーク・ルーインか?

末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」

全日本プロレスって、正月明けによくキング・イアウケア、ブル・ラモス、マーク・ルーインが来日していたような。
そして迎え撃つ日本勢(笑)には、まずはグレート小鹿と大熊元司の極道コンビ、そしてサムソンクツワダもいたような。
キング・イアウケア、ブル・ラモス、マーク・ルーインクラスがグレート小鹿、大熊元司、サムソンクツワダといったところに黒星を喫することはまずなく、これらレスラー相手に悪逆非道を尽くした後、馬場や鶴田に退治されると、そんなパターンが心地よかったような。
そして新春の全日本プロレスと言えば、バトルロイヤルが定番だったような。
子ども心にも(バカバカしい)と感じていなくはなかったが、それでもけっこう楽しんでいたような。
高知じゃ『ワールドプロレスリング』、まだやってなかったし。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画女優演技論」~最新日本映画女優概観~吉高由里子、北川景子、堀北真希、満島ひかり、二階堂ふみ、安藤サクラ。2016年11月8日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画女優演技論」~最新日本映画女優概観~吉高由里子、北川景子、堀北真希、満島ひかり、二階堂ふみ、安藤サクラ。

・少し近年の日本映画女優動向を概観してみます。
以前から訪問してくださっている方はご存知のように、当ブログを開始した大きな動機は映画「蛇にピアス」で感じた吉高由里子の凄絶なまでの美しさです。
(日本映画も新たな時代へ入った!)と確信しましたね。
ところがここ数年の吉高由里子はまともな映画出演もなく、わたしには「才能の浪費期間」としか思えない。

あとですね、これも当ブログ開始当初から応援していた北川景子ですが、こちらはもう何とも・・・。
ほとんど興味の対象外の作品へ出演し続けている。

満島ひかりは映画「愛のむきだし」だけでも「文句なし!」なんですが、テレビドラマ「Woman」などの印象で(このドラマはとてもよかったのですが)、やや「辛気臭い役を得意とする演技派」のイメージがテレビ視聴者の多くについたのは致し痒しというところです。
熊切和嘉監督の映画「夏の終り」が今一つだったのも居たかった。
「愛のむきだし」「川の底からこんにちは」の時期のとてつもないパワーを知っている者にとっては。
とは言え、まだまだ期待しています。


堀北真希は・・・今の状態では難しいですね。
特にテレビドラマでの幼稚な演技は観ちゃいられない。(すべてではないにせよ、ほとんどそうです)

二階堂ふみと安藤サクラに関しては、いい意味で「文句なし!」です。
この二人がいなければ、近年の日本映画がどれだけ貧しくなっていたか。
「映画製作」とか「女優」とかいうものは多かれ少なかれ「ビジネス」の側面は欠かせないけれど、「ビジネスを超えた意志」が感じられない作品も人物もどうしても退屈になってしまいます。
ワールドワイドな巨大ビジネスであるハリウッド映画も、その根本に「ビジネスを超えた意志」があるからおもしろい作品ができ続けるのですね。
もちろん二階堂ふみや安藤サクラの存在は、明らかに「ビジネスは二の次」という強い意志を感じます。

・「ビジネスを超えた意志」を感じるか否か。

ものごとを見る一つのポイントにしてください。

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