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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年6月15日 [愛の景色]

「何も無い」って
こんなに心地いいのかね

いや実は「何も無い」ってわけじゃ
ないけどね

実はいつでも
「ある」
実は、ね
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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、なぜか今語る、チャン・ツィイー、トニー・レオン、そしてコン・リー。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「恋多きヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

そうかあ、チャン・ツィイーももう40歳を超えているのか。
うん、フェノン(仮名)の前にフランス語会話やってくれていた英国人のルーシー(仮名)が、「チャン・ツィイーこそ世界一美しい人」と言ってたよなあ。
ふうむ。
チャン・ツィイーと言えばやはり、『初恋の来た道』の素朴にして圧倒的カリスマ美少女。
そして『グリーン・デスティニー』ですわ。

映画を観ながら「ワクワクした」となると、我が映画鑑賞史の中でも『グリーン・デスティニー』は極めて上位、アジア人俳優ばかりの映画にして米国でも大ヒット。
タン・ドゥンの音楽、ヨーヨー・マのチェロ、そしてアン・リーの演出と何もかも超一流。
そして圧巻はチャン・ツィイーとミシェル・ヨーの対決シーン。
アクロバティックでありながら真剣勝負の凄みも横溢、見得もたっぷり、そして美しい。
これに勝る殺陣シーンはちょっと思い浮かばないです。

さらにチャン・ツィイー出演映画、いろいろあるけれどもう一本選ぶとすれば、『グランド・マスター』です。
共演はトニー・レオン。
『グランド・マスター』においてチャン・ツィイーの成熟したフォルムによる武術演技の美は比類ない。
早速また観たくなってきたぞ。

そしてトニー・レオンと言えば、現代において東アジア最大級の大スター。
ウォン・カーウァィ監督作品、マーティン・スコセッシ監督が『ディパーテッド』としてリメイクした『インファナル・アフェア』、さらに『レッド・クリフ』も大ヒットしたけれど、わたしとしては『ラスト、コーション』が大好きだ。
これまたアン・リー監督。
第二次大戦中、女スパイと特務機関員との危険な恋、そして性愛。
エロティック描写も満載で、まったく破綻がない傑作です。

さらに香港中国系女優として絶対忘れてはならないのがコン・リーで、『赤いコーリャン』『菊豆』『秋菊の物語』『さらば、我が愛 覇王別姫』『上海ルージュ』『始皇帝暗殺』と、その最盛期は世界最高の女優の一人だったこと間違いなしと、あらためて感じる今日この頃。

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