SSブログ

●末尾ルコ かつて語った「迷宮の女」ルネ・マンゾール監督 [「言葉」による革命]

「迷宮の女」ルネ・マンゾール監督

多重人格者による連続殺人事件で「衝撃のラスト」というふれ込みである。「こうなるだろうな」と思っていたら、そうなった。とは言え、退屈することなくラストまで観ることができる。シルヴィ・テステューなど、出演者もよい。



タグ:アート 映画
nice!(9)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年6月20日 [愛の景色]



愛の集中と
愛の拡散

nice!(8) 
共通テーマ:アート

●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、「映画界の労働基準改善」を訴える山田孝之の危機感。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「恋多きヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

そうなんですよね、日本映画界ってやたら撮影時間が長引いたり、そもそもインディ系じゃギャラが低かったりと、まあそれはどこの国も同じところがあって、インディ系の場合ハリウッドの大スターでも企画に惚れ込めば安いギャラでも出演すると、それはそれで美しい行為なのですが、でもハリウッドの大スターはメジャー映画で巨額のギャラを得ているわけで、インディ系のみの俳優たちは過酷な労働環境の上に貧乏が続くという状態。
まあそれは映画界だけでもないですけどね。
文学にしても音楽にしても「高いクオリティ」のみを志している創作者の多くはなかなか売れない、貧乏であるという状態。
それと、芸術と言いますか、まあ芸術に抵触する、隣接する世界で一般の職場のような労働環境を求めるについてはちょっとどうかなあという部分はありますが。
だってほら、歴史的芸術作品は、それらを創造した芸術家のほとんど狂気に近い創作態度によって創られたものが多いのだし、そうした人たちが(きっちり理想的労働時間の範囲内で)と決めていたら、偉大な作品は生まれなかったのだろうという気もします。
とは言え映画や演劇などは多くの人たちが関わっている以上、「常に過酷な労働状況」でいいわけがないですから、「睡眠時間を守らねば、パフォーマンスの質が落ちる」と主張する山田孝之は正しいのだと思います。
現状の映画界では「俳優を目指す人がいなくなる」と山田孝之は危機感を吐露するのですが、この危機感はとても真っ当だと思いますね。

nice!(16)  コメント(3) 
共通テーマ:アート