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●末尾ルコ かつて語ったロス・マクドナルド『さむけ』 [「言葉」による革命]

そこがまた、(好きになったら、もう離れられない)という二人の悪魔的魅惑なのでしょうけれどね。
しかしチャンドラーやハメット、必ずしもハードボイルドビギナーにとって読みやすく愉しみやすいものではないかもしれません。
そこでお薦めしたいのが、

ロス・マクドナルドの『さむけ』。

チャンドラーのような書き込みはなく、ハメットの持つ本能的な暴力衝動のようなものもないのですが、冷静な筆致ながらその底流に流れる企てで読む者をぐいぐい惹き付けていき、そしてマクドナルドは人間の「凶器」について深く言及してくるのです。
主人公の探偵はリュウ・アーチャー。

タグ:アート 読書
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年6月1日 [愛の景色]

つまりそれは
作られた愛でないだけでなく

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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、(凄えインパクト!!!!)と言えば、『ディア・ハンター』とか『時計じかけのオレンジ』とか、そしてスタバの20代女性スタッフが。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・



『ディア・ハンター』は別格中の別格映画の一つであって、わたしは封切時に映画館で観て大きな衝撃を受けたし、『ディア・ハンター』を公開時に観られたのは幸福。
これだけのインパクトの映画はそうそうないですから。
でもそこは映画の歴史も100年以上、(凄えインパクト!)の作品はわたしの個人史の中だけでもかなり多い。
(インパクト!)というキーワードなら傑作でも(ちょっと違う)というのもありますからね。
ちょこっと挙げとくと、『タクシードライバー』とか『時計じかけのオレンジ』とか『地獄の黙示録』とか。
こういう感じのインパクトね。

そういえば5月後半のある日のこと、高知市のスタバ某店舗へ例のごとく足を運んだ。
あろうことか(笑)その時のわたし、『時計じかけのオレンジ』のアレックスがプリントされたTシャツを着用していた。
いいでしょう。
アレックス、つまりマルコム・マクドウェルね。
そしていつも通りコーヒーを注文して帰ろうとしているその瞬間、女性スタッフの一人、20代なのですが、
「その映画、前から気になってるんですよ」

あろうことか(笑)そうのたまうではござんせんか!
あろうことか、あろうことか、あろうことかって、特に高知では20代の女性で、つーか、男性でも同じだけれど、『時計じかけのオレンジ』を知ってるなんて普通はいないんです。
(これはいかなる仕儀!)
と我が心衝撃受けたのは言うまでもないのである。
つづきます(と言うか、よく続くんだけどね)

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