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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~スタバY君に『ブレードランナー』をお薦め~名画座でぼくは『アデルの恋の物語』のポスターをもらった。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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スタバのY君、「宇宙ものの映画が好き」ということで、何を挙げたんだっけ。
『インターステラー』だったかな。
そこでぼくは、『ブレードランナー』とか『オデッセイ』とかをお薦めした。
どちらもリドリー・スコットだよね。
『オデッセイ』は観てるけど、『ブレードランナー』はまだだそうで、これはぜひ近々観ていただきたいところ。
公開当時はまるで当たらなかった『ブレードランナー』だけど、今では人類の宝になっているからね。

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『エイリアン』を「革命的映画」の一本とわたしは呼びましたが、それだけに少なくとも初公開時に2回、名画座で1回と映画館でも複数回鑑賞しているのですが、名画座で観た時は例のショッキングシーン、宇宙船乗組員の一人の胸を突き破ってエイリアンが出てくるシーンで、わたしの前方に座っていた若い女性が余程衝撃を受けたのでしょう、「こんなのもう嫌」と言いながら途中で退席しました。
それだけ『エイリアン』は「かつてない恐怖」を描いていたわけです。

高知市にかつてあった名画座には本当にお世話になって、そこでどれだけ貴重な映画体験をしてきたことか。
3本立て500円で鑑賞できましたから。
家からはちょっと遠かったけれど、足繁く通いました。
少なからぬ上映作品はプリントの状態が悪く、貴傷の多いフィルムはいわゆる「雨が降る」状態になるのですが、そんなことさほど気にならなかった。
『ベニスに死す』や『明日に向かって撃て』、『アデルの恋の物語』、『アメリカの夜』などを鑑賞した時の名画座の空気感は今でも体中が覚えています。
映画館に掲示していた貴重なポスターを売ってくれたり、そうそう、『アデルの恋の物語』のスチール写真も譲ってもらったり、ということもありました。

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