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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~映画俳優とヒット作~エミリー・ブラントと『クワイエット・プレイス』。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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大ヒット作に恵まれていれば優秀な俳優だとは限らないし、大ヒット作に恵まれてなくても優秀な俳優は多くいる。
実は日本の現状にそのケースはとても多いのだが、それはさて置き、もちろん俳優にとってはヒット作に恵まれないよりは恵まれる方がいい。
しかしそれはあくまで原則であって、大ヒット作が俳優としての足枷となる場合も往々にして存在するのだ。

ただエミリー・ブラントの場合、『クワイエット・プレイス』の大ヒットはとても大きかった。

俳優として大ヒット作に恵まれるメリットは、もちろんギャラが上がる、発言力も上がる、そして、これは各俳優の能力や美意識、意欲にもよるのだが、出演作の選択肢が大いに広がる。つまり、一方で大予算の大作へ出ながら、他方で低予算のアート映画への出演といったスタイルもより自由度が上がるし、そのスタイルを取っている映画俳優は多い。

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『クワイエット・プレイス』は「宇宙から、視力はないけれど聴覚が以上に高度な怪物がやってきて、人間を襲い始める」というホラースリラーであって、こうした映画が毎年のように大きな予算を掛けずに制作され、大ヒットを記録するところにハリウッドの強靭さを感じる。
さらに嬉しいのは、「女優エミリー・ブラント主演映画である」という点だ。

わたしがエミリー・ブラントを初めてしっかりと認識した映画は『ヴィクトリア女王 世紀の愛』の「ヴィクトリア女王」役だったが、多くの映画賞で主演女優賞にノミネートされ、中には受賞したものもあるが、わたしはさほどいい印象を持たなかった。
そりゃあ顔立ちはとてもいいけれど、「鈍い」印象が強かったのだ。

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