●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『コンボイ』と『マッドマックス』の共通点~『パトリオット・デイ』の存分な迫力。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。
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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。
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『パトリオット・デイ』
『コンボイ』の出演者はクリス・クリストファースン、アリ・マッグロー、アーネスト・ボーグナイン、バート・ヤングなど。
今回アーネスト・ボーグナインの(さすがオスカー俳優)という奥深さも見ることができた。
そして大型トラックが「コンボイ」を成して疾走する映画ならではの爽快感、そして大地と大空の捉え方の素晴らしさ。
ちょっと『マッドマックス』を彷彿させてきうれたんだよね。
『コンボイ』の公開は『マッドマックス』より1年早い。
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ボストンマラソン爆弾テロ事件とその犯人逮捕に至るまでの102時間を描いた映画『パトリオット・デイ』は、もちろん米国人の愛国心をいたく刺激する作品であるという点注意が必要だが、一本の重厚なサスペンス映画として観れば、非常によくできたものとなっている。
とりわけ2人の爆弾テロ実行犯の兄弟と警察の銃撃戦・・・犯人たちが爆弾や手りゅう弾を使用したことでほとんど戦争状態の市街戦の様相を呈しているのだけど、凄まじい迫力だ。
迫力と言えば、テロ犯人の兄の方の妻を尋問するシーンがあるけれど、尋問官と妻の顔の切り返しの連続で積み上げていく演出方法により不気味なまでの濃厚な雰囲気が創造されている。