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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~あまりな『チタン』にパルムドールのカンヌの凄み~『ハンナ』シアーシャ・ローナンは本当に強そうに見える。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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ブルース・リーのドキュメントを眺めながら

前の晩、カンヌでパルムドールを獲った『チタン』を観たのだが。
凄い映画だけど、凄過ぎる映画だけど、
もう一度観るかと言われれば、
いや、観るかもしれないけれど。
あまりと言えば、あまりな内容ではあるけれど、『チタン』にパルムドールを与えるカンヌはあらためて凄い。

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今、シアーシャ・ローナンを観ずして誰を観る!
というくらい凄まじい勢いで、その実力もハリウッドでのポジションも上昇し続けている若手女優シアーシャ・ローナンだが、この『ハンナ』は、彼女が『つぐない』や『ラブリー・ボーン』などで世界に衝撃を与えた後、やや方向性が揺らいでしまう時期よりも少し前に出演した作品だ。

ジョー・ライト監督の、この『ハンナ』は、ローナンの他にエリック・バナ、ケイト・ブランシェットと、まあ特にブランシェットは今や「そこにいるだけ」でも圧倒的オーラを発揮して観応え十分なのだが、魅力のキャスティングである。

そしてフィンランド森林地帯で父親に徹底的なサバイバル訓練を施され、「少女暗殺者」として育てられたシアーシャ・ローナンの強いこと、強いこと!
その「強さ」に説得力を持たせているものこそ演出力なのだが、北方の真っ白い景色も寒そうで、この夏に相応しい。

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