●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~7月にはNetflixとアマゾンプライムビデオを始めました~室生犀星『あにいもうと』は成瀬巳喜男を観たい。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。
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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。
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7月後半、配信サービスNetflixとアマゾンプライムを始めた。
正直なところ、映画プログラムの充実度ではWOWOWが飛び抜けている思うんだけど、どうしても「録画したものを鑑賞」というパターンになるので面倒ではあるし、画質は落ちるのである。
配信だといつでも一定以上の画質レベルで鑑賞できるのと、当然ながらNetflixオリジナル映画はNetflixでしか普通は観ることができないからね。
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とは言えわたしは特に室生犀星について詳しいわけではなく、繰り返し映画化・テレビドラマ化されている「あにいもうと」も未読であることを少々恥じたい気分である。
しかし世界には無数におもしろい本があり、それに対して人生はあまりに短い。
どれだけ素晴らしい本を人生の中で読むことができるか・・・これも大きな挑戦である。
さらに言えば、「本」だけに時間を使えるわけでもなく、映画も音楽も、バレエもテニスもプロレスも格闘技もあれば、私生活で愛を謳う時間も必要であり、本当は3万年くらい時間が必要なのだけれど、そんなに長生きした人類は今のところ皆無である。
室生犀星の「あにいもうと」。
テレビドラマを含め、何度も映像化されているが、やはり映像化された「あにいもうと」の頂点は、成瀬巳喜男監督作か。
主演は森雅之と京マチ子。
これはワクワクが止まらない。