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パリジャン、フェノンとUFOや幽霊の話をした 1 [生と死のためのアート]

フェノンが「フォース・カインド」を観たという話からだっただろうか。
「地球だけに生命がいるなんてわけがない」
などとフェノンが言い出した。
「フォース・カインド」からそんな話になるなんておかしかったけれど、この広い宇宙に他に知的生命体があると考えるのは当然だという考えはよく分かる。
「でも宇宙人がちょいちょいUFOで地球へ来てるなんてことはあるのかな」
「もちろん」
「もちろん?(笑)」
「ピラミッドを見ればわかるよ。あれだけ完璧な構造をした建造物が、エジプトだけでなく位置的にずっと離れた文明にもある。これは地球外の文明とコンタクトをとっていた証拠だよ」
なるほど。
この考えは特に珍しいものではないけれど、それをパリジャンのフェノンが語るところがおもしろい。

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● ルコ美醜悪学 展開-行為 1 [ルコ美醜悪学]

「マナーを学ぶ」などというけれど、例えば「テーブルマナー」や「歩き方」などといったマナーを学んだところで、「中身」がなければそれは分かる者には分かるということを知っておくべきだ。

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超強豪!?ドン・レオ・ジョナサン [エッセー・闘う敗北者たち]

よし、贔屓選手を続けよう。
けっこう「好み」というのがあって、選手の良し悪しについてプロレスファン同士でけんかもしたあの頃。
大人げないと・・、もちろん当時は思っていなかった。
各プロレスファンには譲れない「何か」があったのだ。

と、いうような文章を書きながらふと思い出した。
「別格プロレスラー」の一人、ドン・レオ・ジョナサン!
実はほとんど試合を観たことがないのだけれど、「絶対強い!」という雰囲気を漂わせていたお方!
何と言っても、あのもみあげがカッコよかった!
いやいや、やっぱりプロレスラーは「もみあげ」ですよ、「もみあげ」。
プロレスって、「世間の流れ」とはぜんぜん別の世界であってほしい。
だからこその「もみあげ」礼賛なのだった。

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吉高由里子「美丘」第3話。葬式、そして喪服。恐ろしいまでの「美」の世界。 [吉高由里子]

「吉高由里子と喪服」などと書けば、「あ、フェティシズムか!」などと早合点する向きもあろうが、ここではそんな話ではない。
もちろん服装とエロティシズムは密接の関わっているが、それはまた別に機会だ。
「美丘」第3話。
葬式というよりも葬式後の会食のシーンだけれど、吉高由里子の喪服姿はさほど強調されなかった。
実は「喪服姿」よりも遥かに重要なシーンがあったのだが、もったいぶって後日に譲ろう。
今回は吉高由里子と「葬式」や「喪服」の可能性だ。
考えてみれば、吉高由里子ほど「葬式」や「喪服」が似合う女優がいるだろうか。
これは決しておかしなことを言っているのではない。
「葬式」や「喪服」が似合う、つまり「死」を内にはらんでいるという意味で、わたしの中では表現者として最上位に位置すると言ってもいい。

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「陰獣」バーベット・シュローダー監督 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「陰獣」バーベット・シュローダー監督

江戸川乱歩の「陰獣」を現代に翻案し、主役をフランス人(ブノワ・マジメル)とした作品だが・・。日本で作られた「乱歩物」よりも遥かに「乱歩」なのはどういうわけだ!映像、展開・・日本の映画人よりもフランス人の方が遥かに乱歩を理解していると思いたくなるような見事さだ。

6点
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君への本当の愛の短い言葉 変奏 2010年7月26日 [愛の景色]

夏の宵の闇の中に、やはり現れる君の面影、君の声。

タグ:アート 言葉
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プロレスから格闘技へ  について語ろうじゃないか [エッセー・闘う敗北者たち]

プロレスだけでなくプロ格闘技も盛り下がってきた日本。
しかしわたしは格闘技が好きだ!
と、素朴なことを書いてみたり。
そんなこんなで常にわたしの大きな関心事であり続ける格闘技。
でも考えてみれば「プロレス」という存在なしでは格闘技に対する興味などできるはずもなかった。
で、何を言いたいのか。
そう、格闘技だけでなくかつての「プロレス」についても語ろうと、そういうことを言いたいわけである。

では思いつくままに贔屓にしていた(している)プロレスラー、格闘家を挙げていこう。
必ずしもリアルタイムで見ていたとは限らない。
特にプロレスは写真から与えられるイマジネーションが大きく夢を育てる。(微笑)

アントニオ猪木。言うまでもない。
ハーリー・レイス。
ワフー・マクダニエル。

(贔屓選手はまだまだ続くよ・・)
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● ルコ美醜悪学 展開-思考生活 5 [ルコ美醜悪学]

せめて「世界」と「歴史」の中で自分はどの位置に立っているかということを常に意識するべきだ。「世界」も「歴史」も「個人」の周囲にあるものだけではない。


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● ルコ美醜悪学 総論 3 [ルコ美醜悪学]

「人間中身だ」などという言い方を「バカバカしい」と笑うべきではない。
人間の「中身」は、分かる者には一瞬で分かるものだ。
しかし「人間は外見じゃないよ」という言い方も単純にはできない。
「中身」は「外見」にすぐ表れる。
そして「自分の外見」に疑いなく自信を持っていても、「中身」が貧しければその「外見」は、分かる人にはまるでよく見えてないことを知っておくべきだ。


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吉高由里子「美丘」第3話。そのテレビにはもったいない美貌、そして喪服。 [吉高由里子]

吉高由里子「美丘」第3話。
内容的には第2話ほどエモーショナルなシーンはなかったが、吉高由里子の「美」という観点からは見どころが多かった。
まあつくづく美しい女優だと思う。
その美しさは、「いわゆる美人」や雑誌モデルなどとはまったく次元の違うものだ。
折にふれわたしは吉高由里子の個性に対して「殺気」という言葉を捧げているが、第3話のいくつかのシーンでは嬉しいことにかなり「殺気」に近い表情を映し出してくれていた。
まず1点。
祖母を見舞ってからの帰りの車の中だ。
夜の車中、吉高由里子の顔は暗いブルーの光で染まっていた。
その厳しい表情。
美しい・・・。
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