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●ルコ美醜悪学の原則 17 猥談に関して 1 [ルコ美醜悪学]

猥談に関してである。(笑)
猥談を追放しようなどという人間もいるだろうが、もちろんわたしはそうした人たちの仲間ではない。
猥談のまったくない社会など想像もつかないし、そんな潤いのない社会に住みたい人間は非情に稀だろう。
いや、こう書くと語弊があるかもしれない。
おそらく猥談を一切受け付けないという人たちもいるだろうし、そうした人たちの中にもいろいろな感覚、考えの持ち主がある。
どんなことでも安易な一般化は慎まねばならない。
さらに猥談というものは一歩間違えればセクシュアルハラスメントの問題にも抵触する。
しかしその点についてもことは単純ではない。
まったく「同じ内容」の話であっても、「誰が言うか」「誰が聞くか」で、事態は全く変わって来るのだ。

猥談に関して全てを語り尽くすことなど元より不可能だが(笑)、数回に渡り出来る範囲で分析を試みてみようと思う。

完璧に醜悪な猥談は存在するのか?
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2010年6月29日新国立劇場、スヴェトラーナ・ザハロワSvetlana Zakharovaはそこにいた。 [愛とバレエ]

2010年6月29日午後7時に数分前。
わたしは新国立劇場に足を踏み入れた。
勝手知ったる場所。
しかしわたしはかなり汗をかき、息は切れている。
劇場入り口で配られる近日公演チラシの束で自らを扇ぎながら、1階の指定席へ腰かける。
間もなく場内は暗くなり、オーケストラの演奏が始まった。

そして・・ステージの上にはスヴェトラーナ・ザハロワSvetlana Zakharovaがいた。
(・・・・)
わたしの心はスヴェトラーナ・ザハロワを観たときにしか起こりえない感情に包まれる。
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箕輪幸之斎人麿の恋愛ポリティックス、秋元優里に迫るか?? [ルコ(アルベール)のスゴイ「ギャグ」]

架空情景

専門の政治理論を恋愛に応用し、「鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス・・」を決め込ん箕輪幸之斎人麿。

(ふふふ、恋愛の一つや二つ、このおれの縦横無尽に駆使される政治理論にかかれば魔法のように・・。
 そうおれは、世界で初めての恋愛ポリティックス実践者でもある・・)

とセーラムライトを片手に少し眉を寄せながら卓上ミラーに自分の顔を映す。

(ふ・・、カッコいいぜおれ)

人差し指と親指をピストルの形にして鏡の中の自分に発射する。

(バキュ~ン!)

しかし・・。
案外チャンスはやって来なかった。
まず秋元優里と椿原慶子が「恋のさや当て大作戦」にふさわしい距離で固定される時間が滅多にない。
ごくたまに「今だ!」と思う機会でも、箕輪幸之斎人麿が近くへ行こうとすると二人のどちらかが別の場所へ行くということが続いた。

(う・・、うぐっ)

箕輪幸之斎人麿の恋愛ポリティックスが破綻した瞬間である。
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吉高由里子・・「美丘」と「豆腐姉妹」、どちらに期待するか?「豆腐姉妹」にMAGIC PARTYの「わがままJOYガール」 [吉高由里子]

吉高由里子「美丘」の放送も迫って来たが、「最新動画」を観て不安になったのは昨日書いた通り。
吉高由里子が取ってつけたような「奔放」を演じさせられていたら目も当てられない・・などと一度も観ないうちから心配するわたし。
こういうのを「老婆心」を言うのか?などと考えながら雨の音など聴いている、どうにもロマンティックな資質が常に炸裂しているというわたしではある。

そんなわけでWOWOWの「豆腐姉妹」の方がいいかなあなどとふと思いながら空を見ます。
そんな「豆腐姉妹」のエンディング・テーマがMAGIC PARTYの「わがままJOYガール」に決まったそうだ。
へえ~、そうなんだ。(笑)
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君への本当の愛の短い言葉 変奏 2010年7月3日 [愛の景色]

伊勢丹の地下で君のことを想っていたら、「カバレリア・ルスティカ―ナ」のあの曲が胸の奥で響き続け・・・。

タグ:アート 言葉
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「川の底からこんにちは」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「川の底からこんにちは」石井裕也監督

予告編を観た限りではシュールな笑いに満ちたブラックな作品に違いないと思っていたが、意外にも(?)心地よい人間的感動さえも味わえる出来となっている。地方のしじみ加工会社にスポットを当てたのも秀逸だし、新社歌を歌うシーンはプチ革命が起こりそうな(笑)迫力だった。圧倒的に牽引するのはもちろん満島ひかり。しかし他の俳優たちも時間を追うごとによくなって来る。ラストだけはやや不満なのだが・・。

6点
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