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絶対王者アンデウソン・シウバ遂に敗北か?UFC117チェール・ソネン戦! [エッセー・闘う敗北者たち]

このところ「バーン・ガニア」だの「マーク・ルーイン」だの取り上げて自らのアイデンティティを失いそうになっているわたし。(ホントはそうでもないけど♡)
いやもちろんプロレスの話題もいいさ。
しかし今のわたしはバリバリの総合格闘技ファンではなかったか。
うん、あった。
というわけで、観ましたUFC117!
これがまた実に高い満足感を得られる大会となったわけだ。
メインイベントはもちろんアンデウソン・シウバVSチェール・ソネンのミドル級タイトルマッチ。
雰囲気地味なソネンに対して絶対王者と呼ばれるアンデウソン・シウバがどのような勝ちを収めるかに注目したが、腰の強いソネンがほとんど上になってシウバを殴りまくるという驚きの展開。
アンデウソンがこれだけ追い込まれる展開を誰が予想しただろうか。
ま、誰か予想してたかもね。
4ラウンドまでアンデウソンは展開を変えることができず、王座交代は確実かと思われた5ラウンド、何と下になったアンデウソンの三角締めが完璧にソネンの頸動脈を捕らえる!
画に描いたような大逆転劇!
ところでわたしはなぜUFC117が非常におもしろかったか、ある重大な発見をしたのである!

               つづく
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「恋の病」に効く音楽と「荒野の決闘」とクレメンタイン [音楽]

ジョン・フォード監督のクリーンな傑作「荒野の決闘」の主人公はワイアット・アープだ。
演ずるのはヘンリー・フォンダ。
この映画の中心となるストーリーはOK牧場の決闘で、歴史的事実だ。
ワイアット・アープを始め、登場人物であるドク・ホリデイやクラントン兄弟なども実在の人物である。
もちろん全ての登場人物が実在というわけではない。
「荒野の決闘」は原題が「My darling Clementine」ということでも分かるように「クレメンタイン」という名の女性がヒロインとして登場する。
しかし映画中のクレメンタインは実在の人物ではない。
このクレメンタインを登場させることで「荒野の決闘」は硬質のロマンティシズムと詩情に溢れる傑作として永遠のものとなった。
で、わたしが何を主張したいかと言うと・・。

  つづく♡


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● ルコ美醜悪学 総論 11 [ルコ美醜悪学]

悪徳も無礼も無神経も人間が地球に存在する以上無くなりはしない。無くなることを期待してもいけないし、完全に無くそうなどと妄想することが逆に「悪」となることは歴史が証明している。しかし・・、

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吉高由里子「美丘」第5話。別れを決意する吉高由里子。爆発する林遣都の感情。 [吉高由里子]

吉高由里子「美丘」第5話のハイライトは、両家(吉高由里子・林遣都)の家族会議が行われ、二人の「同棲」を親たちに正式に否定され、しかも交際自体も止めるように説得されるシーンだった。
決断を下しかねる林遣都を助けるように吉高由里子の方から「別れ」を切り出す。
「別れ」たくなどもちろんない、しかし恋人の林遣都、そして両親のためを思えばここで別れるのが一番いい道だと決断し、今までの感謝の念を切々と語る吉高由里子の演技は今までに観たことのないもので、彼女の新たな側面を切り開く上でも「美丘」の存在価値は十分にある。
さらにその演技に促されるように、林遣都が「ぼくには美丘さんともう会わないなんてことはできない」と感情を爆発させるシーンもテレビドラマとしては出色のエモーションを感じさせてくれた。

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君への本当の愛の短い言葉 新変奏曲 2010年8月9日 [愛の景色]

昨日と違う君の視線は、細いけれど緑で深い川の流れのようだ。

タグ: アート 言葉
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「情痴 アヴァンチュール」グザヴィエ・ジャノリ監督 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「情痴 アヴァンチュール」グザヴィエ・ジャノリ監督

リュディヴィーヌ・サニエが夢遊病の女性を演じるラブサスペンス(笑)なのだが、どうにもこうにもとりとめなく緩いテンポで進む。各ショットはなかなか美しいのだけれど、「リュディヴィーヌ・サニエを見ているだけで幸せ♡」というわたしのような人間以外にはさほど薦められない。

3点
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