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「恋の病」に効く音楽 「天使のミロンガ」(Milonga del Angel) [音楽]

アブソル・ピアソラの「天使のミロンガ」は
むせぶようなメロディの曲だ。
心を引き絞るような部分があり、しかしそれに続いて大空へ解放されるような伸びやかなメロディが現れる。
倦怠、煩悶、苦闘、解放・・一曲の中に多くのドラマが読み取れるのが「天使のミロンガ」(Milonga del Angel)なのだと思う。
「天使のミロンガ」はギターソロで聴くヴァージョンもなかなかいい。

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あなたはAWA世界へヴィー級チャンプだったバーン・ガニアを知っているか?知らなくていいけど! [エッセー・闘う敗北者たち]

AWA世界へヴィー級チャンピオンの座に長く就いていたバーン・ガニア。
いつの間にかマッチョ筋肉レスラーの派手なショウプロレスが主流となっていたアメリカのマットで、かつてバーン・ガニアのような選手が長期チャンピオンとして君臨していたというのは実におもしろい事実に映る。
なにせバーン・ガニアの外見。
今だと「負け役」レスラーの座さえあてがわれないだろう。
ものの見事に禿げあがった頭。
太いがやや垂れ気味の眉毛。
穏やかさと狡猾さを兼ね備えた大きな目。
体はやや小柄で、目立つような筋肉は一切付いていない。
そして必殺技(笑)はスリーパーホールドなのである。

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● ルコ美醜悪学 展開-行為 2 [ルコ美醜悪学]

「ブランド品」を買うのが悪いわけではない。
しかし「ブランド品」を買うということ自体が目的と化している人たち。服飾品・装飾品は「似合うかどうか」「使いこなせるかどうか」が一番重要なのに、その点が全く念頭にない滑稽さ。
そしてその滑稽さに生涯気づきそうにない、救い難い滑稽さ。

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吉高由里子「美丘」第4話。白昼のパニック。「豆腐姉妹」放送スタート。 [吉高由里子]

そう言えばまだ「美丘」第3話、葬式(後の会食)のシーンで吉高由里子が放った重要なセリフについて書いていない。
そうこうしているうちに第4話となってしまった。
葬式シーンについてはまた語ることにしよう。
第4話。
ここでも吉高由里子の「美」が冴えわたる。
ほぼ全編に渡って昨年1年間テレビドラマではついぞ見ることのできなかった吉高由里子の美しさを楽しむことができるとなると、ふとストーリーなどどうでもよくなる瞬間もある。
いや、しかしストーリーもきちんと追わねばならない。
吉高由里子がシリアスに取り組んでいる限りは。
第4話。
吉高由里子は通り慣れた道の記憶を失う。
「ここがどこ」か分からなくなり、その恐怖にパニックとなる吉高由里子。
白昼の街路に現れる恐怖を吉高由里子は精一杯表現していた。

WOWOWドラマ「豆腐姉妹」もスタートした。
実験的なドラマではある。
これについても書いていく。
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君への本当の愛の短い言葉 変奏 2010年8月1日 [愛の景色]

昨日君を「最高」に好きだと思ったのに、今日はもうその「最高」よりも好きになっている

タグ:アート 言葉
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衝撃!わたしはなぜ「愛するヴァンパイヤ映画」にクリストファー・リーのドラキュラ映画を挙げなかったのか?? [生と死のためのアート]

先だってわたしの愛するヴァンパイヤ映画を6本挙げてみた。

「吸血鬼」カール・テオドア・ドライヤー監督
「ノスフェラトゥ」ウェルナー・ヘルツォーク監督
「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイヤ」ニール・ジョーダン監督
「ナディア」マイケル・アルメレイダ監督
「アンダーワールド」レン・ワイズマン監督
「アンダーワールド エボリューション」レン・ワイズマン監督

多くのヴァンパイヤ・ファンは「なぜクリストファー・リーのヴァンパイヤが入ってないんだ?」と思うだろう。
あるいは今日びそんな風に思う人は滅多にいないかもしれない。
わたしはと言えば、もちろんクリストファー・リーのドラキュラ伯爵ものをリアルタイムで映画館で観ていたわけではない。
ではどのように観ていたのか。
よく平日の昼下がりや夜中に空いた放送時間を埋めるように「映画劇場」的なものをやっていた、そんな時間に観ていたと記憶する。
もちろん子どもの頃だ。
怖かった。
オールバックで血走った眼、牙を出して女の首筋を噛むドラキュラ伯爵がやたらと怖かった。
とりわけ噛まれた女までもが吸血鬼になってしまうのは正視できなかった。
しかし子どもの頃は「お昼のワイドショー」の心霊特集でさえ怖かったのだ。
そして確信がある。
もし今クリストファー・リーのドラキュラ伯爵を観ても、怖くないどころかきっと眠くなってしまうだろうことの。

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