君への本当の愛の短い言葉 新変奏曲Ｍ ２０１０年８月５日

君がいつも見せてくれるその手首から先の優雅な動きは、結局君の持つ筋肉がもたらすものなのだね。

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パリジャン、フェノンが日本人について思うことの一部 ３

フェノンが言う。
「日本人の男とはまともなコミュニケートがとれないんだ」
もちろん例外はいる。
たとえば「わたし」だ。（爆笑）
「素敵なバカ」らしい見事な手前みそだが、実際フランス文化に精通したわたしは日本に滞在するフェノンの貴重な話し相手と成っている。
ちなみにフェノンには妻がいるが、英語圏の白人女性だ。
彼女は日本語、フランス語ともに流暢に喋るけれど、フランス文化についてはさほど知らない。
そう、英語圏の人たちは、意外なほどフランスについて知らないことが多いのである。

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孤独なカキの物語 カキティーヌの部屋 ２

カキティーヌの部屋の窓はベルギーはフランドル伝統のポピラン織りで縁取られたレースのカーテンだ。
そして午後になるといつもそのカーテンの向こう側に人影が見える。
カキティーヌはその人影が何者だか知っている。
ヘルムート・ドイッチェン・カキ公爵。
（ヘルムート公爵がまた見てる・・。でもいいわ。アンニュイな午後だもの）

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「豆腐姉妹」、吉高由里子の「司書」の注目すべき点。

ＷＯＷＯＷドラマ「豆腐姉妹」で３役を演ずる吉高由里子だが、注目すべきは長女の「司書」役だ。
地味なショートカットのウィッグ使用している吉高由里子は、おそらく「吉高由里子」と知って観ていなければ「吉高由里子」だと分からない。
ウィッグ一つでこれだけ変身できるのかというくらい普段と違っている。
もちろん吉高由里子のことだ。
ウィッグを使用するだけでなく、「司書」たるべく役作りは手抜きせずにやった上で撮影に挑んだに違いない。
それにしてもこれほどまでに「吉高由里子の気配」を消せるものなのか。
そこにわたしは大きな可能性を見る。

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「レスラー」ダーレン・アロノフスキー監督

「レスラー」ダーレン・アロノフスキー監督

一人の落ちぶれたプロレスラーをストレートに描いた作品だが、語り口の心地よさでまったく退屈させない。また「プロレス界」を比較的正確に描いた映画としても特筆されるだろう。ミッキー・ローク演ずる主人公のレスラーに中途半端な救いは訪れず、しかしどういうわけかポジティブな手触りが残る。娘役エヴァン・レイチェル・ウッドのゴシックな美貌で作品の楽しみが増している。

７点

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● ルコ美醜悪学 総論 ８

もちろん「他の何かの選択」に盲目的に追従し、思考停止でいる方が楽に生きられる。
しかし多くの人たちが「楽」に行きすぎた結果、その集積が今の日本の「醜い側面」につながっているのではないか。

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