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愛の思索、その言葉 2011年3月17日 [愛の景色]

君の人生とぼくの人生をどれだけ重ね合わせられるかということ。

タグ:アート 言葉
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バレエ「ジゼル」 愛の問題 6 [愛とバレエ]

夜明けの鐘が鳴り始めるのだ。
闇の世界でしか生きることのできない「ウィリ」たちは次々と去って行く。
命が助かったアルブレヒト。
じかし夜明けはジゼルにとっても「消えて行く」時間なのだ。
倒れたアルブレヒトを、「最期の」そして「精一杯の」愛で抱擁するジゼル。
わたしはこの時点で初めてアルブレヒトが本当の愛に気付くのだと思う。
徐々に「ジゼル」としての意識を失っていくジゼル。
アルブレヒトはジゼルを抱き上げ、彼女の墓まで運んで行く。
永遠の別れの時が来る。

と、こうして書いていても胸に込み上げてくるものがある。
わたしもうダメなんです、はい。(笑)
「ジゼル」とか「白鳥の湖」とか聴いただけで、もう陶酔の世界に入ってしまう。
ストーリーも音楽も通俗ギリギリ。
通俗ギリギリだからこそのパワーに満ちているのがバレエ「ジゼル」だとも言える。
このストーリーが優れたバレエダンサーたちによって踊られることで、「芸術」「通俗」の垣根を遥かに超えた凄まじい感動が生まれるのだ。

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バレエ「ジゼル」 愛の問題5 [愛とバレエ]

死んでしまったジゼルの霊は「ウィリ」の世界へと迷い込む。
「ウィリ」とは処女のまま死んだ娘たちが死後変化(へんげ)した恐るべき妖精たちで、「ウィリ」の女王ミルタが支配している。
ミルタにより「ウィリ」へと変化させられたジゼル。
迷い込んで来たヒラリオンは「ウィリ」によって死のダンスを踊らされ、死んでいく。
アルブレヒトが白い百合の花を持ち、「ウィリ」の世界へやって来る。
その顔には深い後悔の念が表れている。
ジゼルの墓へ白百合を捧げるアルブレヒト。
「ウィリ」なったジゼルと再会を果たす。
ひととき共に踊る二人。
しかしミルタの率いる「ウィリ」たちが現れ、アルブレヒトを殺そうとする。
女王ミルタの命令を拒否してアルブレヒトを助けようとするジゼル。
ミルタはそれを許さない。
死のダンスを始めるアルブレヒト、身を呈してそれを阻止しようとするジゼル。
しかし強大なミルタ、そして「ウィリ」の力は遂にアルブレヒトを瀕死の状態まで追い詰める。
ここで奇跡が起こる。

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どうしても言いたくなる、民放「通常放送」の醜悪。「美しい隣人」最終回、仲間由紀恵の真価。視聴率。 [生と死のためのアート]

東日本大震災被災地の犠牲者はまだ全貌が分からない状況にある。
昨日などは宮城県石巻市のみで不明者が一万人以上などという情報もあった。
福島県の原発に至っては、チェルノブイリに次ぐ、あるいは匹敵するとさえ言われている。
そんな中で民放の「通常バラエティ番組」放送、どうあっても違和感、いや不快感が強い。
テレビ局はこの大きな出来事を経験しても、自ら変わろうとすることはないのか?
4月からも予定通りの番組編成を行おうというのか?(多分そうなのだろう)

「美しい隣人」最終回。
途中地震情報挿入のために時間延長。
仲間由紀恵がこれだけの女優だったという発見がこのドラマ最大の収穫だ。
よくぞこれだけの女優が「ごくせん」だの紅白司会だのやっていたものだ。
仲間由紀恵の創り上げた「沙希」という女は日本のテレビドラマ史上特筆されるべき魅力を持っていた。
「美しい隣人」最終回視聴率14.8%と、最終回にして最高を記録した。

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バレエ「ジゼル」 愛の問題4 [愛とバレエ]

それではわたしなりにバレエ「ジゼル」のストーリーを概観してみる。

村娘ジゼル。
貴族アルブレヒト。
アルブレヒトがジゼルにアプローチする。
ジゼルはアルブレヒトに対して激しい恋心を抱くようになる。
この時点でアルブレヒトがどのくらいジゼルを想っているのかは踊り手の解釈に委ねられる。
二人はひと時楽しい時間を過ごす。
(バレエの舞台でこの「楽しい時間」はもちろんごく短い。ほぼ常に「友人たち」とともに過ごしたジゼルとアルブレヒトの二人の戯れに「肉体的情愛」を示唆するものはない)
ジゼルに想いを寄せるヒラリオンはアルブレヒトが貴族であることに気付き、そのことをジゼルに暴露する。
前後してアルブレヒトの婚約者を含めた貴族の一団が村へやって来る。
アルブレヒトに婚約者がいることを知り、ジゼルの精神に異常が訪れる。
バレエの世界であまりに名高い「狂乱の場」である。
もともと体に持病のあるジゼル。
「狂乱の場」において死を遂げる。
ここでのアルブレヒトの精神状態に関しても意見の分かれるところだ。
ジゼルの死で彼女の本当の愛に気付くという解釈もあり得るが、ちょっと無理があるような気がする。
とにかくアルブレヒトは激怒し、ヒラリオンを殺そうとするが適わず、その場を走り去る。

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ライフワークと「内面」という宣伝文 [末尾ルコ(アルベール)より]

● 「表面」ではなく、「内面」が本当のわたしたちだ。
人生の中で「内面」をどう育て、どう表現するか、わたしたちのライフワークはそれしかない。


◆ わたしは「言葉」を書きます。 ◆

末尾ルコ(アルベール)のアクティヴィティ

● 創作家
  「言葉」を使った創作をします。
 
● 芸術・社会的アクティヴィスト

芸術、社会、そして「人々」のために働きます。




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○お仕事ご依頼などに関して

記名(「末尾ルコ」名)原稿のみ承ります。
法人の方以外も、ご興味があればご打診ください。
(小さな媒体をお持ちの方、個人の方もご打診ください)

末尾ルコ(アルベール)の美醜悪学ブログ
http://beaute3yoshitaka.blog.so-net.ne.jp/ 
260万アクセス突破(since2008年10月)

連絡先
sueoruko♫mail.goo.ne.jp

♫を@変えてご使用ください。


わたしは東京在住ではありません。
単価の高いお仕事であれば、つまり交通費を支払ってもペイできるお仕事であれば(あるいは交通費をお支払いいただけるのであれば)、出向いて交渉などさせていただけますが、単価の低いお仕事であれば、通常メール、電話、スカイプなどでの交渉となります。
原稿料などに関しては、お仕事内容などによりご相談させていただきます。

ちなみに、わたしは日常、至って紳士的な人物です(笑)。
そうした点も、ご安心を。

今後あらゆる方法を駆使し、知名度・影響力を挙げていく努力をしていきます。

                              末尾ルコ(アルベール)


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