SSブログ

●末尾ルコ かつて語ったウィリアム・カット 3 [「言葉」による革命]

『キャリー』には後に同じくデ・パルマ作品などで主演級となるエイミー・アービングやナンシー・アレンも出演していた。
ちなにみわたしが最も愛するデ・パルマ作品は、『フューリー』だ。
『フューリー』は案外観られてないのだけれど、これだけワクワクする映画が滅多にないのです。


タグ:アート 映画
nice!(8)  コメント(1) 
共通テーマ:アート

極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年3月13日 [愛の景色]

あなたをある清々しい美しさの
花の名で呼んでいる


nice!(4) 
共通テーマ:アート

●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌520日目~『ミッドサマー』、グロシーンとフローレンス・ピューの威力。~ああ、『危険な情事』は今でもとってもおもしろい! [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

3月10日(日)手術後712日目 退院後512日目

アリ・アスター監督は『へレディタリー』という映画が「やたら怖い」という評判で一気にその名を上げたのですが、『へレディタリー』、わたし特に怖くなかった。
何と言いますか、気色悪いシーンはあるんですけどね。
でも「怖い」と「気色悪い」とは違いますからね。
しかも「気色悪い」といったって、「作ったもの」と分かってるんですから、それを言っちゃあおしまいよ、ですけど、わたしのように長年映画を観続けている人間(18歳ではありますが てへぺろ)はそういうのでそうそう(うわっ!)とは感じないのです。

それでまあ『ヘレディタリー』に続くアリ・アスター監督の作品が、『ミッドサマー』ですよね。
『ミッドサマー』は公開時、映画ファン、特にホラー映画系好きの人たちの間で大いに盛り上がっていた。
米国の学生数人が文化研究のためにスウェーデンのある村へ行く。
当地では白装束のコミュニティが異様な習俗を継承し、実行し続けている。
米国の学生たちにとっても驚愕の連続だが、それだけではなく次々と悲惨な事件に巻き込まれていく…というあらすじです。

結局この映画も鑑賞者の映画鑑賞歴によってかなり意見は分かれるところではあるでしょうが、2時間20分程度の比較的長い映画、まずはおもしろく鑑賞できました。
が、特段(怖い!)とかいう感情は生まれなかった。
黒いシーンはかなり多いんですけどね、わたしゃつい苦笑してました、そういうシーン。
ただ全体的にカルト的コミュニティ周辺のロケやセット、衣装などを美しく撮っていて、グロとの対照にメリハリがあり、そこが飽きのこないおもしろさに繋がっていたとは言えるでしょうね。
それと大きかったのは昨今売れっ子の若手女優フローレンス・ピューを主演に持ってきたこと。
小柄だけれどはっきりした顔立ちと愛嬌を併せ持ったキャラクターで作品全体を引っ張っています。
スター俳優の役割は大きいですね。
まあグロいシーンが極端に嫌、とかでなければ観て損はしないホラー映画となってますね。

そしてですね、これまたどんくらい久々だって感じて『危険な情事』を観たんです。
エイドリアン・ライン監督、マイケル・ダグラス、グレン・クローズ主演の。
これはもう、文句なしにおもしろかったです。
公開時に大きな話題になった『危険な上司』ですが、今観ても抜群に愉しめる。
サスペンススリラー映画のクラシックと言ってもいいでしょう。

『危険な情事』は1987年公開ですから、優に30年以上前の映画ですよね。
エイドリアン・ライン監督の時にあざといけれど、それでいて手堅いサスペンス演出だからこそ古びないというのはあります。

nice!(11)  コメント(2) 
共通テーマ:アート