SSブログ

●末尾ルコ かつて語った『イコライザー』 2 [「言葉」による革命]

「やたらと強い」が説得力を持つためには、当然ながら、演じる俳優に説得力が必要だ。
だからと言って、現実の格闘家や軍人を映画に出しても作品が成立するはずもなく、そこは見た目もほとんど老けない名優デンゼル・ワシントン、十分に「目茶目茶強い」が成立している。

タグ:アート 映画
nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年3月19日 [愛の景色]

この3月、
これほど重要な日々は今までないだろう

そして日々の重要性は、
この後ますます増していく

4月、5月、6月、
その後もその後も
増していく

それは
あなたのために
あなたのためには
ぼくのために

nice!(5) 
共通テーマ:アート

●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌527日目~昨春以来まだ外食をしてない理由。~B級ながら『シライサン』がそこそこ愉しめた理由。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

3月17日(日)手術後719日目 退院後519日目

2020年の春、緊急事態宣言が出されて以降、外食はまだ一度もやってません。
レストランなどで食べてても、近くのお客が大声で話し始めるともう味わう気分にはならないですからね。

スターバックスは毎日行ってますが、そりゃあレストランとは違います。
基本、カフェは周囲のお客が大声で喋り始めたら、コーヒーを持って店を出ます。
現に昨年春から何度かそういうシチュエーションがありました。
まあもともと今は短い時間で出るようにしてますし、カフェはそういう気軽さもいいんです。
レストランだと食事の途中で席を立つというわけにはなかなかいかない。
やはり十分お料理を愉しみたいし、もちろn無理に速く食べるなんてこと、やれません。
喉に詰まってもいけませんしね。
だからねえ、レストランはまだ行きづらいです。
わたしだけならまだしも、母(お母ちゃん)がいますからね。
わたしと母(お母ちゃん)の場合、外食をゆったりできるにはまだ先になりそうです。

・・・

乙一監督のホラー映画『シライサン』が案外おもしろかった、ちょっとばかし怖かったというお話をしましたが、呪いの主であるクリーチャー、作品中では「異常に目の大きい女」の見せ方がよかったんです。
前回も書きましたが、まず「異常の目の大きい女」という情報だけ与える。
そこで鑑賞者は、(異常に目の大きい女って、どんな顔だ?)と造像力を膨らませますね。
で、当初はすぐに貌は見せない。
顔を見てしまった登場人物の驚愕の表情を強調する。
これは映画版『リング』などでも使われた手法ですが、『リング』の出来はさて置いて、ホラー映画は鑑賞者の造像力に訴えかけないと怖くならない、つまらないんですね。
『シライサン』の場合、(どこまで顔を見せずに引っ張るかな)と考えましたが、思ったよりは早く顔を出した。
その顔の造形が、取り敢えず十分気持ち悪い。
それは観た人によって感想は違うだろうけれど、わたしは上手く作っていると思いました。
さらにクリーチャーが登場する時、まずかなり遠くにいるのがよかったです。
鈴の音が鳴って、そちらを見ると女らしき人影がじょじょに体を起こしてくる。
そこから少しずつ近づいてくるんです。
しかもその女に殺されない方法は、「女の顔から眼を逸らさないこと」だという設定も利いてます。
(え?あの顔を見続けなきゃならないのか??)と、ゾッとしないというね。
まあただその女の顔も見慣れたら怖くなくなるのですが、だから90分台の時間で終わらせてるのも成功していると思いますよ。
B級ならではの味わいですけどね。

タグ:アート 映画
nice!(15)  コメント(1) 
共通テーマ:アート