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●末尾ルコ かつて語った柳楽優弥『最後の命』3 [「言葉」による革命]

俳優の演技とその私生活を単純に結び付けるわけにはいかないが、例えばマリリン・モンローの伝説的女優人生は、その私生活と切っても切り離すことはできない。

映画『最後の命』で柳楽優弥が見せてくれる深さ、引き付ける力は、俳優人生の早い段階で覘いてしまった深淵と無関係ではないに違いない。

タグ:アート 映画
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年3月10日 [愛の景色]

ぼくのこれまでの人生のすべてと
ぼくのこれからの、
それがどれだけ続くか不明であるにしろ
その人生の


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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌518日目~最新「美形外国人男優」はやはりティモシー・シャラメであろうが・・・。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

3月8日(金)手術後709日目 退院後509日目

「美形外国人男優」のお話を続けましょう。
現在「美形外国人男優」として認識されているのは誰か?
それはもう世界的に、

ティモシー・シャラメでしょう。

2017年公開の『君の名前で僕を呼んで』で一気に知られるようになった。
年上の男性に恋をするゲイの少年を演じた。
年上の男性の方もゲイということで、恋愛関係に発展する。

『君の名前で僕を読んで』は監督がルカ・グァダニーノ。
この監督は今時作家性高くクオリティ高い映画を作り続けています。

『ミラノ、愛に生きる』
『胸騒ぎのシチリア』
『君の名前で僕を呼んで』

この3本、どれも観応えたっぷり。
特に映画、芸術を愛する人なら気に入る確率極めて高しです。

諸事情で『サスペリア』はまだ観てないんだけれど、早く観なきゃね。
ダリオ・アルジェント監督の『サスペリア』のリメイクですが、オリジナルは主演に可憐にしてホラーなジェシカ・ハーパーを起用したことで傑作となった、とわたし思ってます。

ただ、『君の名前で僕を読んで』は、そのクオリティの高さは堪能したけれど、わたし自身にとっては切実な作品とはなってないんです。

それはさて置きティモシー・シャラメ。
2017年は『君の名前で僕を読んで』だけでなく、
『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』
『レディ・バード』へも出演と、
ホント、一気に世界的美形男優としてのポジションを築いた。

さらに『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』では現在若手女優トップをひた走るシアーシャ・ローナンと『レディ・バード』に続いての共演。
そして新型コロナの影響で公開が伸びているけれど、ドゥ二・ヴィルヌーヴ監督の大作『DUNE/デューン 砂の惑星』でも主演してます。
これも早く観たいなあ。

ただどうなんでしょう、現在世界的スターの地位を築き、日本でも映画ファン、特に女性映画ファンの間では絶対的美形男優として多く認識されているのですが、一般の日本人にはどうでしょうか。
まだまだ「誰しも知っている」には程遠いですよね。

わたし、日本の「外国文化受容史」にとても興味があるんですが、つまり日本人は外国文化の何を受け入れ、何を受け入れてこなかったか、という視点です。
「美形外国人男優」としては、トム・クルーズ、ブラッド・ピット、ジョニー・デップあたりで止まっている。
日本社会に広く深く浸透している「美形外国人男優」はこの3人の後にはまだ出ていないというのが、多くの映画関係者、映画ファンの一致した認識なのですね。

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